14-15シーズンのドイツ・ブンデスリーガも残すところ6試合。昨季はバイエルン・ミュンヘンが3月のうちに史上最速優勝を決めるほどの独走ぶりだったが、今季は好調・ヴォルフスブルクがバイエルンを追走。ギリギリの粘りを見せている。とはいえ、現時点で首位・バイエルンと2位・ヴォルフスブルクの勝ち点差は10。逆転は非常に難しい状況だろう。むしろタイトル争いよりUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権争い、残留争いの方が面白いかもしれない。

EL争いの方は目下、内田篤人所属のシャルケが勝ち点41の5位、アウグスブルクが同39の6位にいるが、7位・ホッフェンハイムが同37、8位・フランクフルトと9位・ブレーメンが35、10位・ドルトムントと11位・ケルン、12位のヘルタ・ベルリンが33で並ぶなど、まだまだ順位が入れ替わる可能性は大いにある。その下の31の13位・マインツあたりまでは十分浮上できるチャンスがあるのだ。とはいえ、こうした中位グループにとっては降格圏も間近に迫っている。現時点で18位のハンブルガーSVの勝ち点は25、17位・シュツットガルトは同26。少しでも足踏みしようものなら下位転落も現実味を帯びてくる。日本人選手たちはこのゾーンのクラブで戦っている選手が大半を占めるため、ここからの奮起がより一層求められるところだ。

ヘルタの細貝萌もその1人。彼は13日、自身のブログで左足炎症のため人生初の入院を経験したことを明らかにした。左足のギブスをした痛々しい様子も公開。そうすることでゼロからの再出発を期しているのだろう。

ドイツ5シーズン目の今季、細貝は想像をはるかに超える紆余曲折を強いられている。2014年ブラジルワールドカップ日本代表メンバー落選を糧にして迎えた開幕直後はコンスタントに出場機会を得ていた。アウグスブルク時代からの指揮官、ヨス・ルフカイ監督との信頼関係も強固なものがあり、前半戦は17試合中11試合に先発フル出場。ハビエル・アギーレ前監督率いる日本代表発足後も長谷部誠(フランクフルト)以上に高く評価され、アンカーの第一候補と目されていた。

しかし長谷部が存在感を強く示した11月以降、彼は代表から遠ざかり、1月のアジアカップ(オーストラリア)のメンバーからも落選。それは本人も悔しさを感じたに違いない。それでもアジアカップに帯同しない分、クラブの活動に専念できるメリットはある。それを最大限生かしてシーズン後半も安定感あるパフォーマンスを目指していたはずだったが、2月に成績不振のためルフカイ監督が解任されてしまった。

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