2015年、全米で1試合だけ行われるメジャーリーグ開幕戦=OPENING NIGHT(オープニング・ナイト)は4月5日の日曜日、シカゴ・カブスの本拠地リグレーフィールドで行われた。

カブスが地元での開幕戦でナイトゲームを行ったのは史上初である。日中は二十度近くにもなった暖かな日だったが、リグレー名物の外野フェンスの蔦はまだ芽を吹いたばかり。夜ともなれば観客席にはジャンパーやコート姿の人が目立った。とは言え、そういう風景はむしろ、北国シカゴの人々にとっては見慣れた光景である。いつもと違っていたのは、左中間スタンドの上に新しく設置された約370平方メートルの電光掲示板だ。

「あれはスコアボードではなく、ビデオボードなんですよ」

そう言ったのは、カブスのマーケティング部長アリソン・ミラーだった。

「手動式のスコアボードには75年もの歴史があるので、触れません。でも、顧客の皆さんに、『野球場で何が見たいですか?』と調査すると、“リプレー”と“成績”と“歴史”が見たい』という声が多かった。だから、ビデオボードを設置しようと決めたのです」

ファインプレーやクロスプレーの再生映像。マウンドにいる投手と打席に立っている打者の成績の紹介はどこの球場でも見られる類のものだ。リグレーフィールドでは来場したカップルにキスすることを促す“Kiss Cam”や、ファンの応援を煽る“Get Loud!”といったメッセージは「リグレーの雰囲気にそぐわないから」という理由でビデオボードでは流さないという。ミラー部長は「歴史を大事にしたい」と言う。

「幸いなことにカブスには創設以来、137年の歴史があります。リグレーフィールドは昨年、建設してから100周年を迎えました(1914年開場)。ですからビデオボードでは特別に編集したビデオでカブスとリグレーフィールドの歴史をご紹介することになります」

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