もうスティーヴン・ジェラードの謝罪インタビューを見ただろうか。サッカーファンならずとも、一度、各動画サイトにアップされているので、見て欲しい。22日のプレミアリーグのリヴァプール対マンチェスター・ユナイテッド戦。リヴァプールのジェラードは0−1で迎えた後半頭から途中出場した。ところが38秒後、ボールを競り合ったあと、マンチェスターUのエレーラの左ふくろはぎを左足で踏みつけ、一発退場になった。これで10人になったリヴァプールは1−2で敗れ、勝ち点は54のまま5位。4位マンチェスターUとの勝ち点差は、残り8試合で「5」に広がった。来季の欧州チャンピオンズリーグの出場権が得られる、4位以内で終えるのは厳しい状況だ。

その決定的な敗北の直後、この「戦犯」はライブ放送のインタビューに応じ、こう語った。「判定を受け入れる必要がある。判定は正しかった。監督やチームメートだけでなく、ファンも失望させてしまった。まだ反撃の時間は十分にあった。すべての責任を取らなければならない」。全面的に謝罪したのである。さらに、なぜあのような行為をしたのか、と聞かれ、こう続けた。「分からない。おそらく、ただ反応してしまったんだ。いまは多くのことを語るのではなく、みんなに謝りたい。すべての責任は僕にある」。

ライバルチームとの一大決戦に負けた直後、生放送のインタビューで、謝罪するのは、容易ではない。おそらく試合後、中継局の英国スカイスポーツの記者がリクエストを出し、ジェラード自身が決断。リヴァプールの広報も許可し、実現した「謝罪インタビュー」だろう。

同じような場面で、多くの選手は、自己嫌悪と敗北感に包まれ、取材に応じられない。もしくは、自己防衛のために多弁になるか。そのどちらかだろう。だがジェラードは、一切の言い訳をすることなく、ただ謝った。とてつもなく器の大きな男なのだ。

いまさら謝っても遅い、と見る向きもあるだろう。だが人間なら誰でも、冷静さを欠き、よくない行動を取ることがある。大事なのは、問題を起こしたその直後の対処法だ。結果的に、今回もこの謝罪により、メディアからの批判やファンやチーム内のムードの落ち込みは、最小限に留まった。

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