浦和レッズが優勝を決めた。といっても、もちろんJリーグではなく、浦和レッドダイヤモンズ・レディースの話である。日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)のエキサイティングシリーズ上位リーグ最終節。浦和レディースはアルビレックス新潟レディースに0対1で敗れ、同時刻に行われた試合で岡山湯郷ベルを破った日テレ・ベレーザに勝点で並ばれたが、得失点差(浦和が+9、日テレが+3)で年間優勝となったものだ。男子のトップチームは先日のガンバ大阪との直接対決に敗れており、優勝決定は最終節まで持ち越されそうな状況にあり、レディースが一歩先に優勝を決めたわけである。

浦和レディースは、前週(16日)に行われたINAC神戸レオネッサとのアウェーゲームでも「勝てば優勝」という状況だったが、スコアレスドローに終わっていたが、この時獲得した勝点1によって優勝を手繰り寄せたのである。この神戸との試合で、浦和レディースの吉田靖監督は思い切った選手交代を行った。試合終了間際の89分、サイドアタッカーの加藤千佳に代えて、DFの齊藤あかねを投入し、追加タイムも含めて4分間、DF5人を並べて守りに入ったのだ。試合は0対0の同点だったにも関わらず、である。

同時に行われていた試合で日テレが勝利したため、引き分けに終われば勝点差は3に縮まってしまうが、しかし得失点差を考えれば、事実上優勝が決まる。逆に、万が一、神戸に点を取られて敗れてしまったら、勝点差は2に縮まり、最終節で最低でも勝点1が必要となる。吉田監督が守備を固めたのは、そのためだ。

しかし、それにしてもエキサイティングシリーズでは圧倒的な力で勝ち進んできた浦和レディースである。それなのに、なんという慎重な発想なんだろう。「そこまで、やるのか!」それが、神戸戦の時の僕の感想だった。だが、1週間後、吉田監督の決断が正しかったことが証明されてしまったわけだ。INAC神戸戦の前半17分、浦和レディースのMF猶本光が負傷していた(交代は26分)。今シーズンの猶本は進境著しく、浦和レディースの中盤でパス出しだけでなく、守備面でも大きく貢献しており、猶本の交代で浦和レディースは明らかにバランスを欠いていた。新潟レディースとの最終節でも猶本は欠場。そのため、吉田監督はそれまでツートップを張っていた主将の後藤三知をサイドハーフに起用したが、トップへのボールの収まり方が悪くなり、今シーズン浦和レディースが見せていた早いタイミングで前線にボールを付けるアップテンポのサッカーができず、新潟レディースのプレッシングに苦しめられた。

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