ジャン・ルイ・デュポンと聞いて、ピンとくる人は、相当な欧州サッカー通だろう。サッカー界の移籍ルールを根底から変えた、1995年のボスマン判決を勝ち取ったベルギー人弁護士である。欧州間の移籍を活発化させ、ひいては欧州サッカーが世界から注目さるようになり、今日のように巨大なビジネス化した、そのきっかけを作った人物といえる。

いまや敏腕弁護士として知られるデュポンと、マンチェスター・シティーのファングループが共同戦線を張ることになった。昨年5月、デュポン弁護士はベルギー人代理人のダニエル・ストリアニ氏の代理として、UEFA(欧州連盟)が定めたファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定は、EU(欧州連合)法に抵触するとして、欧州委員会とベルギーの裁判所に提訴。「FFPは選手と代理人の双方の収入を制限し、さらに移籍を制限することで巨大クラブが優勢であり続けることを保障することにつながる」というのが主張だ。この法的手続きにマンシティーのサポーターズクラブが9月23日、参加することを表明した。

この1949年に創設された「MCFCサポーターズクラブ」は、世界に168の支部があり、1万5000人の会員で構成される、マンシティー最大のファンクラブだ。「わがメンバーは、サッカーの製品の消費者であり、UEFAの『収支を合わせなさい』という要求は、EU競争法に違反するもので、これを糾弾する」と声明を発表した。

UEFAのFFP規定とは、「クラブのすべての出費が、その収入を大幅に超えてはいけない」というルールだ。つまり、いくら金満オーナーがバックにいても、健全経営をしなさい、というもの。2011年から段階的に導入され、各クラブとも対策を取っていた。だが今年5月、マンシティーはパリ・サンジェルマン(フランス)とともに6000万ユーロ(当時約84億円)という多額の罰金を科された。さらに来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)の登録選手数を通常の25人から21人に制限する処分も受けた。結局、両クラブとも来季の支出を制限することに合意すれば、罰金額の3分の2は保留され、実際の支払い額は2000万ユーロ(当時約28億円)に留まったが、それでも大きな出費だ。

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