――過去2シーズンは、6トライずつ挙げるなど大活躍でした。
「トップレベルの環境はキヤノンが初めてでしたが、この2年間、たくさんのチームメイトとも出会うことができましたし、すごくエキサイティングでした。母親がフィリピン人で、トップリーグにアジア枠で出場できることも来日のきっかけの1つでしたが、各国の代表選手とプレーできることは大きなモチベーションになりますし、自分の能力を見せるチャンスだと思っていました。チームの順位も上がっていますし、自分もレベルアップしているので、キヤノンのプレー環境には満足しています」

――アウトサイドセンターとしてプレーしていますが、今シーズンはどこを強化しようと思っていますか?
「オーストラリアでは12番(インサイドセンター)をやっていたこともありますが、日本に来る2年くらい前から13番(アウトサイドセンター)としてプレーしていて、今も良いパフォーマンスができていると思うので好きなポジションです。日本語を勉強したり、細かいスキルを向上させたりするなど、まだいろいろなところで成長できると思っています」

――7月の日本代表合宿に参加しました。
「来日3年目(来年には3年間居住で日本代表選手資格を得られる予定)ということで、日本代表合宿に呼ばれたのですが、エンジョイすることができました。ワールドカップはラグビー選手なら誰でも絶対に出たいと思う大会。レベルの高い選手も多い日本代表として出場できるチャンスがあれば光栄だと思います。それまでに、もっとメンタルもフィジカルも向上させないといけません。ただ、まずはキヤノンでチームのために良いプレーを続けることが、日本代表にも繋がっていくと思っています」

――チームとして、そして個人としての今シーズンのトップリーグの目標は?
「個人としては常に自分のベストのパフォーマンスを出して、チームの勝利に貢献するために一生懸命やること。チームとしての目標は、トップ4からトップ6くらいの実力を付けてきていると思うので、昨シーズンの7位よりも順位を上げたいですね」

――最後に、今シーズンへの思いを聞かせてください。
「この3年間、キヤノンで続けているランニングラグビーのクオリティが本当に高くなってきていると感じます。その中で自分もできるだけ多くのトライが取れたらと思います。トップ4に入るためには、なによりもファンの皆さんのサポートが必要です。ぜひスタジアムに足を運んで、応援のほどよろしくお願いします」

◆ティム・ベネットPROFILE
1990年8月1日生まれ(24歳)
オーストラリア出身
ポジション:センター 185cm/90kg
2013年出場記録
トップリーグ:10試合(6トライ、30得点)
ワイルドカードトーナメント:1試合
★キヤノンイーグルス HPはこちら

取材日:7月24日
インタビュー・構成:斉藤健仁
写真:スポーツエンターテイメントアソシエイツ/霜越隼人

photo

斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365 」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「突破!リッチー・マコウ自伝」(東邦出版)など著書多数。≫Twitterアカウント

お知らせ

◆1年後のワールドカップに向け、トップリーグ開幕!
・8月24日 (日) 午後4:30 トヨタ自動車 vs. キヤノン J SPORTS 2で生中継

・トップリーグプレビュー:8月8日 (金) 午後10:30
・トップリーグ開幕戦:8月22日(金)午後7:20 パナソニックvs.東芝 J SPORTS 2で生中継

★トップリーグ放送予定はこちら
★トップリーグ試合日程はこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ