Mスポーツ・フォードのテーム・スニネンは、先週末のラリー・デ・ポルトガルで過去最高のリザルトとなる3位でフィニッシュすることになった。彼は初のポディウムが今後のキャリアにおいて「大きな一歩」になることを期待している。
フィンランド出身のスニネンは最終日、背後から追っていたエサペッカ・ラッピとダニエル・ソルドらを振り切る力強い走りで、チームメイトのエルフィン・エバンスに迫る3位を獲得した。
WRカードライブの経験で優るラッピとソルドのタイムは、ときにスニネンのそれを上回ることもあったが、彼は大きなトラブルを徹底的に回避するとともに、プレッシャーに耐えながらアドバンテージをマネージングできる精神力を強さをみせて、最終的にソルドに13.6秒差をつけてフィニッシュしている。
「初めてのポディアムをゲットできたのは最高だよ」とスニネンは語った。彼にとってはこれがWRカーでの6戦目のラリーだった。
「いちばん最初のはいつだって特別なものだし、僕のキャリアにおいて大きな一歩になると思う」
「金曜日の朝は、まだこのクルマでこういうステージを走るのに慣れていなくて、その限界を見つけていくために少し苦戦していたけれど、その後はプッシュすることもできて、それでかなりの好タイムをマークすることができた」
スニネンが調子を上げたのはMスポーツ・フォードにとってはこれ以上ないタイミングだった。セバスチャン・オジェは金曜日にステアリング・アームを壊してリタイアしたためポイント獲得に至らず、スニネンが3位、エバンスが2位になっため、チームはマニュファクチュアラー選手権でヒュンダイと13ポイント差にまで縮めることに成功している。
「今年はもっとラリーを走れるようになると期待しているけど、今の時点ではまだフルシーズンを戦うことができない、そして来年それを手に入れるためにこういういい結果を積み重ねていくことが必要だ。きっとこのポディアムはそれを実現するために重要な役割を果たしてくれるはずだ」
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