フィンランドのラリーファンたちは、7月27日から30日にかけて開催される世界ラリー選手権第9戦ラリー・フィンランドに、母国出身の若手ドライバーとベテランドライバーが数多く参戦することを心待ちにしている。
トヨタのヤリマティ・ラトバラとユホ・ハンニネンも地元ドライバーだ。そしてWRCでいま最も注目を集める若手ドライバーのうちの2人、エサペッカ・ラッピとテーム・スニネンもまたフィンランド出身だ。
最近の2戦では、この2人のフィンランドの若手ドライバーが素晴らしいパフォーマンスで彼らの可能性を誇示している。26歳のラッピは、ポルトガルでトヨタからトップカテゴリーにデビューし、2戦目となるサルディニアで6つのステージ勝利を挙げて総合4位を獲得した。
スニネンはポーランドでMスポーツからトップカテゴリーにデビューした。23歳の彼は初めてフィエスタWRCで1日を走ったその日に最速ステージタイムを獲得し、総合6位でラリーを終えている。
ラッピとスニネンは2016年のWRC2において熾烈なチャンピオン争いを繰り広げ、フィンランドでもWRC2でそれぞれ1位と2位を獲得している。そして今年は、彼らはトップレベルでの活躍が期待されている。
スニネンは、2014年にラリー・フィンランドのプロモーターであるAKKスポーツが主催するフィンランドのフューチャー・ラリー・スター・オブ・フィンランド賞の最初の受賞者に選ばれてキャリアをスタートさせた。今年のエントリーリストには、同プログラムのすべての受賞者の名前が並んでいる。
スニネンの後、2015年に受賞したヤリ・フットネンと2016年受賞者のユーソ・ノルドグレンは、シュコダ・ファビアR5でWRC2カテゴリーにデビューする。2017年受賞者のエミール・リンドホルムは、ジュニアWRCで他の8人のドライバーと優勝を競う。
また1981年の世界チャンピオンであるアリ・バタネンの息子、マックス・バタネンも注目のフィンランド出身若手ドライバーだ。2016年にドライブDMACKトロフィーに優勝したマックスはその褒賞としてフォード・フィエスタR5にステップアップする。
■「WRC世界ラリー選手権2017」 J SPORTSで全戦を中継&配信!
»詳しい放送予定はこちら
■お申込みはこちら
テレビで見るなら「スカパー!」
スマホ・タブレット・PCで見るなら「J SPORTSオンデマンド」
ダカールラリー2019 デイリーハイライト放送中!
YouTube J SPORTSチャンネルを登録!
会員限定メールマガジン!!モータースポーツ番組のみどころや放送予定など会員限定、旬の情報満載でお届けいたします。