世界ラリー選手権は今週末に開催されるラリー・ポーランドで真夏の高速ラウンドを迎える。ポーランドの次は7月27日〜30日に開催される伝統のラリー・フィンランドとなり、このハイスピードのグラベルラウンドでいよいよ後半戦がスタートする。
ラリー・ポーランドは今年もミコワイキがイベント開催の本拠地となる。ミコワイキはマズールィ地方最大の観光地の1つであり、ヨットスポーツの中心地でもあることから「ラリードライバーとセーラーにとってのポーランドの首都」と喩えられる。
23SS/320.56kmで争われる今年のステージのうち多くはこれまで使用されたものとなり、金曜日までは昨年とほぼ同一のステージが舞台となるが、新しいステージや2009年以来の復活となるステージを加えるとルートの29%はここ3年間使われていなかったところとなる。
DAY1は29日木曜日夜に行われるスーパーSSミコワイキ・アリーナ(2.50km)でスタート、30日金曜日の朝、リスタートとなり、フミエレボ(6.52km)、ビエリチュキ(15.96km)、シウィンタイノ(18.60km)、スタレ・ユヒ(13.50km)という昨年と同じ4ステージをミコワイキのサービスを挟んで2回ループ、ふたたびミコワイキ・アリーナのスーパーSSで締めくくる10SS/116.16kmとなる。
7月1日土曜日のDAY2は、ロシア南東部のカリーニングラードとの国境に近い北部を旅する一日となる。昨年まで最終日に行われていたバラノボ(15.55km)からスタート、新しいポゼッジェ(21.24km)、ゴウダプ(14.75km)、ラリー最長のクルクランキ(19.68km)という4ステージをミコワイキのサービスを挟んで2回ループ、この日もミコワイキ・アリーナで締めくくりとなる9SS/144.74kmの一日となる。
2日に行われる最終日のDAY3は4SS/59.66kmの短い一日。新しいステージのオージェシュ(11.15km)から始まり、2009年の初日に行われたパプロツキ(18.68km)の2つのステージをノーサービスで2回ループ、2回目のパプロツキがパワーステージとなる。このパワーステージの模様は、7月2日 (日) 午後7:00からJ SPORT3でライブ中継されることになっている。
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