今シーズンここまでに3回の表彰台しているオット・タナックは、この週末のラリー・デ・ポルトガルでもその勢いをキープしてさらなる成功に挑むつもりでいる。彼はポルトガルからの欧州のグラベルラウンドでキャリア初優勝のチャンスがあることを信じている。
2009年のラリー・デ・ポルトガルで世界レベルのステージへのデビューを飾っているタナクは、Mスポーツ・ワールドラリーチームに2年ぶりに復帰した今年、セバスチャン・オジェのチームメイトとしてチームのマニュファクチャラー選手権のリードに大きく貢献しているほか、自身もドライバーズ選手権において4位をキープ、これまでのキャリアのなかでも間違いなく最高に飛躍のシーズンになることが予想されている。
タナックは、激戦となった前戦のアルゼンチンでの3位の表彰台が大きな自信へつながっており、今後に控えるグラベル・ラリーにおいて初勝利に挑めるチャンスがあることを確信している。
「ラリー・デ・ポルトガルから、僕が本当に楽しみにしている一連のグラベル・ラリーがスタートする。僕はいつもポルトガルの道を楽しみながら走っているし、僕たちはこれまでにも十分な速さを発揮してきた」とタナックは語った。彼はこれまでにポルトガルに6回参戦し、2015年には5位でフィニッシュした経験を持っている。
「最近になってかなりの進歩を実感しているし、これから控えているグラベル・イベントのすべてで表彰台を目指していけるはずだ。必然的にそれがポルトガルでの僕たちの目標であり、自分たちがどんな成果を上げられるのか期待しているよ」
「ポルトガルのほとんどのステージはかなりテクニカルでツイスティ、多くのブラインド・コーナーやクレストを含んでいるが、中にはファフェのような、本当に楽しくて速い、しかもファンの人たちの情熱を思いきり感じ取れるようなステージもある」
タナックは今年から新たにマルティン・ヤルベオヤとのコンビを結成したが、今週のポルトガルで最高の結果に挑むために戦える状態までパートナーシップを深めることができたと感じている。
「今現在のような接近戦の状況では、再び力強い結果を望むのであれば、僕たちは常に集中を切らすことなく絶好調な状態で戦っていく必要がある。もちろん僕らはもう準備万端だし、僕たちの目指すところにむけて全力を尽くしていくまでだ」
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