アンドレアス・ミケルセンは来月のツール・ド・コルス(4月6日〜9日)にふたたびシュコダ・モータースポーツから参戦することが決定したものの、今後の長期的なWRCでの活動計画についてはまだ宙に浮いた状態にある。
フォルクスワーゲン・モータースポーツの選手権からの撤退の決定を受けてシートのない状態で取り残されてしまったミケルセンは、ラリー・モンテカルロでシュコダ・ファビアR5をドライブ、3分30秒近い大差をつけてWRC2で優勝を飾っている。彼はプライベート・フォルクスワーゲンの許可を待っていたが、そのチャンスがなくなった今、ふたたびシュコダの申し出を受けて、ターマック・イベントのツール・ド・コルスにふたたびファビアR5で参戦する。
ミケルセンは、ファビアR5での参戦できることを喜んでいるものの、今後の参戦計画は未だ流動的なままで、2018年のWRカーのカテゴリーでのワークスのシートを得ることを目指して懸命に活動していると語った。
「今シーズンの今後についても、来年のことも、まだ何も決まっていない」とミケルセンは語った。「今年は一つ一つ、ラリーごとに取り組むことになるだろう。それでも、現場から遠ざかることのないように、僕たちはカレンダーにあるすべてのイベントでレッキをやることにしている」
ミケルセンはコルシカでの経験を豊富に持っている。彼はこの地中海イベントには6度チャレンジしており、ここ2シーズンはVWポロR WRCで3位でフィニッシュしている。
「シュコダがまたイベントで彼らのために走るのに僕を起用してくれることを本当に嬉しく、ありがたく思う。僕にとってコルシカは楽しめるイベントだし、僕たちがきっといい結果を残せると確信しているよ。またドライブできるのは楽しみだし、可能な限り多くの時間をラリーカーで走るために費やしいんだ」と彼は語った。
ミケルセンは一人の観客としてスウェーデンを見ている状況が受け入れ難いものだったと明かしている。
「自分が現場の外側から見ている状況だった先月のスウェーデンではすごく違和感を覚えたよ。また競技に参戦できるのは本当に嬉しい。もちろん、僕が本当に乗りたいのはWRカーだけど、その選択肢がない今、これが最高のチャンスであることに違いない」
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