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J1-2nd第17節 
アルビレックス新潟×サンフレッチェ広島@デンカビッグスワンスタジアム
解説:玉乃淳 実況:西岡明彦 インタビュアー:中田浩光


【アルビレックス新潟 片渕浩一郎監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:J1残留ということになりました。まずは今の率直なお気持ちから聞かせていただけますか?


A:ホッとしています。最低限の仕事はできたと思っています。


Q:かなりスタイルの良い監督ですが、少しほっそりされたかなと。この1ヶ月は寝られない日々や胃が痛くなることもあったのかもしれませんが、この1ヶ月を振り返ってみていかがでしたしょうか?


A:とりあえず苦しかったですけど、楽しかったです。なぜならば私には素晴らしい選手たちと、素晴らしいコーチングスタッフと、素晴らしいサポーターがいますので、本当にこの1か月間は忙しかったですし、色々考えましたけど、本当に楽しかったですね。


Q:今日はゲームが始まる前、最後に選手へどんな言葉を掛けたのですか?


A:「このゲームを楽しもう」と。「今持っている君たちの力を発揮する。それだけだ」と。「色々な状況があるけれども、すべて受け入れてこのゲームを楽しもう」と送り出しました。


Q:ゲームが終わってからロッカールームで、選手とは何かお話ができましたか?


A:感謝の気持ちを、「本当にありがとう。誇りに思う」ということを伝えました。ただ、これが完結ではないので、また来年に向かって行きたいですし、まだ天皇杯も残っていますし、また切り替えてやっていこうという話はしました。


Q:今日のゲームは追い掛ける展開になって、カードも3枚切りました。ライバルチームの動向、特に名古屋の情報というのはリアルタイムで監督の耳に入っていたのでしょうか?


A:はい。コーチの方に情報が入りましたので、それを私も聞きました。それでどういう風にして進めていくかということを相談しながら、このまま行くのか、点を取りに行かないといけないのか、そういうこともみんなと相談しながらカードを切っていきました。


Q:最初の2枚はフォワードの投入で、あそこは同点、逆転に持って行こうという選手交替だったと思いますが、3枚目はディフェンスの選手を入れました。あのあたりの意図というのを教えて下さい。


A:最低このままで行きたいという所で、まず守備の安定を図りたいということで大野を入れて真ん中を安定させると。ただ、点を取りに行くチャンスがあるのであれば行きたいということで、松原とコルテースを両脇に置いて、「少しでもチャンスがあれば行くよ」というようなメッセージを込めました。


Q:守りの方でも気持ちのこもったプレーというのがありましたが、そういう意味では選手も楽しめたのでしょうか?


A:どうですかね。でも、この状態に耐えられるメンタリティはウチの選手は持っていますので、そういう意味では良い状態でこの90分を集中してゲームに臨めていたとは思っています。


Q:リーグ戦はこれで最後ということになりましたが、天皇杯とまだまだ戦いが続いていきます。もうすぐ始まることになりますが、天皇杯に向けてどうチームを仕上げていこうと描いてらっしゃいますか?


A:やはり私たちのサッカー、新潟らしいサッカーというものをもう一度確認して、継続していくということですね。攻撃、守備、両方にアグレッシブにやっていくということは何も変わらないので、いまはそのイメージで自分たちのパワーを出していきたいと思っています。


Q:今日の最終戦は大変大勢のサポーターが集まってくれました。元日にこのサポーターとまた喜びたいですね。


A:そうですね。今日もスタジアムの入りから、素晴らしい応援を戴きましたし、やはりこのサポーターの皆さんに恩返しをしないといけないと思っています。少しでも長くこのチームで、皆さんと戦っていきたいと思っていますので、次のマリノス戦も何とか頑張りたいと思っています。


【サンフレッチェ広島 森保一監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:まずは今日の試合を振り返っていただけますか?


A:今日は厳しいゲームになると思っていましたし、新潟さんが置かれている状況も当然わかっていましたし、そういうことも踏まえて、まずは自分たちのベストを尽くして戦うということで、目の前の一戦に勝っていこうということをシーズン中からずっとやってきた中で、今日もこの試合を勝って終わろうということで、選手にとっても難しい試合だったと思いますけど、内容は別として勝ち切れて試合を終えられたことが良かったと思います。


Q:今日の新潟は120パーセントで来るだろうという中でのゲームだったと思いますが、そのあたりでの選手へのアドバイスはあったでしょうか?


A:やはり相手は死に物狂いで戦ってくるだろうと。もちろん我々も勝つために必死に戦いますけど、J1残留が懸かった相手に対して、まずメンタルの面でしっかり戦う準備をして入ろうということは選手に言いました。あとはおそらく新潟さんも色々な他会場の情報を入れながらという中で戦ってくると思っていましたし、そこは相手が出てくるのか引くのか、そこは見極めてとにかく勝つためにプレーしていこうということを選手に伝えました。


Q:そういった中で今日はピーター・ウタカ選手に得点が生まれて、これで19得点目ということで得点王になりました。チームにとっても喜ばしいことですね。


A:そうですね。チームとしては今年チャンピオンシップにも進出できず、去年の優勝からすれば本当に物足りないというか、悔しいシーズンになりましたけど、色々なアクシデントがあった中で、本当に選手やスタッフは踏ん張って、この6位という順位をキープしてくれたと思いますし、満足はしませんけど踏ん張る力は付いたかなと。ここから先にまた1つ上のステージに行くために、やっていかなくてはいけないというベースはできたと思います。その中でウタカが個人タイトルを獲れたということで、単独1位になるチャンスもありましたけど、チームの中から個人タイトルを獲れる選手が、特に得点王を獲れる選手が生まれたということは喜びですし、彼にもおめでとうという言葉を送りたいと思います。


Q:リーグ戦は今日で最後ということになりますが、シーズンはまだ残っています。天皇杯に向けて目指す所、もう1つ2つ上げていかないといけない所を教えて下さい。


A:今日の試合は難しい戦いの中、勝てたのは良かったですけど、非常にミスが多く、ボールロストすることが多かったので、そういう所をもっと主導権を持って、ゲームを進められるようにという部分を天皇杯に向けて準備していきたいと思いますし、天皇杯ではタイトルを目指して、優勝を目指して戦いたいと思います。


【サンフレッチェ広島 ピーター・ウタカインタビュー(試合後・中継内)】
Q:5試合ぶりのゴールになりました。まずはあのゴールのシーンから振り返っていただけますか?


A:柴﨑選手からの良いスルーパスが来たということで、コントロールがしっかり良い所に止められて、フィニッシュに持ち込むことができました。


Q:これでリーグ戦19得点目。今日はレアンドロ選手がノーゴールに終わったので、並んでの得点王ということになりました。


A:監督であったり、その他のスタッフ、チームメイトの助けがなかったら、こういう得点王ということは得ることができなかったと思いますし、またサポーターのサポートがなかったら獲れなかったと思っているので感謝しています。


Q:今シーズンからやってきたこの広島で、かなり早くからチームにフィットしたかなという印象を持っていますが、そのあたりはいかがですか?


A:フィットするためにチームメイトがウェルカムな雰囲気を作ってくれたというのもあって、すぐフィットすることができました。


Q:リーグ戦は終了しましたが、まだ天皇杯とシーズンが残っております。この後の残りシーズンに向けて、サポーターにメッセージを下さい。


A:これまでやってきたように、勝ち点3を取ることを優先してきたように、次の試合も勝つということにしっかりこだわってやっていきたいと思います。


【玉乃淳氏のレビュー】
(新潟)
2012年のような歓喜の残留劇という訳ではないですよね。
チームとしては相当良かったと思うと同時に
今日から立て直しを図らないと最終節を見た限りでは
問題は山積みかなという気はしてしまいました。


ここ最近の話だけではなくて、何年も続く中長期的なビジョンも
ハッキリと明確化しないとまたこういうハラハラドキドキで
残留も他力になってしまうという状況が生まれてしまうと思うので
ドンとボスが掲げたビジョンにチームを創り直して欲しいですよね。
良い選手はいっぱいいますし、魅力的であるべきチームですし、
これだけの大応援団が常にそばにいる訳ですから
もっと優勝争いをするようなチームに変革していって欲しいですね


吉田監督でガラッとチームカラーも変わった中で
それでも結果が伴わなかったと。
最後の方まで引っ張りましたけど、監督を替えて
吉田監督がやってきたサッカーの面影が
最終節に関してはなかったですよね。
吉田監督が就任して変わり掛けていた部分もあったと思うんですけどね。
「良いサッカーで勝つんだ」という気持ちは感じられたので。


ブーイングが起きたことはこの結果はサポーターも
なかなか受け止められないということでしょうか。
物凄くアグレッシブに戦って、物凄く良い内容なんだけど
あと一歩で勝てなかったというようなシーズンではなかったと思うので
小林選手の「もっとサッカーに没頭して」という言葉が印象的でしたが
もっと真摯に勝利だけを目指してやっていくことが
一番大事になってくるんでしょうね。
何かをするには没頭するしかないんだろうなと
いつもサッカーから学びます。
中途半端からは何も得ることができないですから。
本気で優勝を狙うのであれば、何かは変わるはずだと思います。


片渕監督のインタビューをお聞きしても謎は解けなかったですね・
勝ちに行きたいと思った瞬間はどこだったのか、
あのままで良かったと思った理由はどこなのか、
後半頭から最後までああいう形でしたからね。
万が一名古屋が引き分けないし逆転していたら
取り返しの付かないことになっていたかもしれないですから。
これがあるからサッカーは怖いですし、面白いですし
もっとサッカーを知りたいと思いました。


(広島)
ウタカはあの笑顔に魅了されますよね。
笑顔以外にももちろんプレーも素晴らしかったですし
ボールも収まりますし、反転に利き足もないですし
左に右に抜けることができるので
対峙するディフェンダーはとにかく嫌でしょうね。
一見のっそりしているように見えるんですけど
緩急を付けるので速いんですよね。


ゴールシーンの広島の攻撃は
何度見ても素晴らし過ぎましたね。
みんなが均等にサポートに入りましたから。
ラグビーのように左に右に、色々なパスコースがありましたから。
また最後にウタカが決めるんですよね。
左足ですけどニアサイドへ狙い通りに。


ウタカはシュートモーションの時もフェイントを入れるので
GKもどこに飛んでくるかわからないと。
イライラするシーンも今シーズンはほとんど見られなかったですから。
2試合に1点ペースですか。
広島の1トップを務めるというのは大変だと思いますけどね。
ドウグラスの名前もそれほど思い出さないくらいフィットしましたし
広島からすれば来季も残留してくれることを祈っているでしょう。


【Jリーグブログ的データ】
J1-2nd第17節@デンカビッグスワンスタジアム
アルビレックス新潟 0-1 サンフレッチェ広島

入場者数:27,081人 天候:曇のち雨のち晴、無風
気温:18.2度 湿度:33%
主審:家本政明
副審:五十嵐泰之、堀越雅弘
第4の審判員:吉田寿光


《得点者》
<新潟>
21'ピーター・ウタカ⑲(アシスト:柴﨑晃誠)


《選手寸評》
(新潟)
GK守田達弥
確かにこの日の失点を防ぐのは難しかったが、チームを救うビッグプレーを増やしたい
DF松原健
スクランブル起用もボールを受けた後に縦へ入れるボールはほとんど相手へ
DF増田繁人
前半のチャンスは決めたかったが、本職では大きな過失なくプランをきっちり遂行
DF西村竜馬
縦パスへのチャレンジも数度。ライン上でのクリアがこの日のハイライト
MF加藤大
キック精度に欠けた印象。5バックの右サイドとしてほとんど守備に追われていた
MF小林裕紀
縦に切ってしまうシーンが散見。彼の所に収まらないと時間が創れない
MF小泉慶
数度の危ないパスミスを補って余りある守備でのアグレッシブさがチームを勇気付けた
MFコルテース
守備面でのミスが決定的なピンチに直結。軽さが何度もチームを危機に陥れる
MF成岡翔
失点に繋がったパスミスは痛恨。スタメン最年長の落ち着きを見せられず
(→57' FW田中達也)
サイドの穴埋めに奔走。試合後の涙に掛かっていた重圧の大きさを垣間見た
MF端山豪
久々のスタメン起用にやや空回り、イージーミスも多く2人目の交替に
(→68' FWカリウ)
ファーストプレーでFKを獲得するもそれだけ。ほとんどゲームに入れなかった
FW鈴木武蔵
2度に渡って野上に挑んだような突破を常に意識して欲しい所


《選手寸評》
(広島)
GK林卓人
守備機会はほとんどなく鈴木との1対1も冷静にセーブ。足元も十分安定していた
DF塩谷司
チャンスに絡む嗅覚は相変わらず。守備でさらされる場面はほとんどなかった
DF野上結貴
一度ちぎられた鈴木にも2度目はきっちり対応。安定感はしっかり打ち出した
DF水本裕貴
守備面で不利を強いられる場面はほぼなし。攻撃参加の意欲も窺えた
(→86'MF森﨑和幸)
唯一切られた交替カードとして試合を締め括った
MF柏好文
今シーズンはこの試合も含めて駆け上がる意欲とパワーがやや物足りない印象も
MF青山敏弘
ゆったりとした展開の中で自由にボールを動かす。良い意味で目立たない90分間
MF丸谷拓也
相手が出てこない流れもあって、ボールを捌くシーンが圧倒的に多かった
MF清水航平
今季のリーグ戦は無得点だっただけに、後半の決定機は沈めたかったはず
MFアンデルソン・ロペス
独特のリズムで相手ディフェンスを翻弄。もう少しフル稼働する姿を見たかった
MF柴﨑晃誠
先制時のアシストはパーフェクト。8ゴール11アシストと飛躍の1年に
FWピーター・ウタカ⑲
スムーズなコントロールから完璧なゴール。得点王おめでとうございます!


再放送スケジュールは
11月12日(土)午後0:00~午後3:00 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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J1-2nd第16節 
湘南ベルマーレ×ヴァンフォーレ甲府@Shonan BMWスタジアム平塚
解説:林健太郎 実況:八塚浩 インタビュアー:安田美香


【湘南ベルマーレ 曺貴裁監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:まず今日の試合を振り返って一言いただけますでしょうか?


A:甲府さんとやる時は本当にロースコアな試合が多くて、我慢し切れずに最後はカウンターでやられるという展開が多かったんですけど、今日試合前に話したのは、もう何回跳ね返されても同じことを続けてやっていけば必ず穴が開くので、そこの所を突こうと。たまたまセットプレーから入りましたけど、選手たちは非常に戦術も理解してやってくれたと思いますし、何より降格の決まったこの週に、前向きになるのも難しいような状況で、馬入のピッチで練習していた選手を見ると、本当に胸が痛む想いでしたけど、それを振り切って今日のピッチに立って、サポーターのために勝ち点3を目指してくれた彼らの姿勢は素晴らしかったと思いますし、セカンドステージはホーム初勝利ですけど、本当に遅過ぎましたけれども、何の価値もない勝ちではなかったと自分では思っています。


Q:今日の立ち上がりは長谷川選手が真ん中で、ゼロトップ気味にも見えたのですが、そのあたりはどのような狙いをお持ちだったのでしょうか?


A:甲府さんがあの堅いブロックを作ってくる中で、少しパワーを使って相手を押し込んでいかなくてはいけないという所で、自分たちの長いボールをジネイに入れて、その次のボールでブロックに穴を作りたかったという所で、アーリアや(山田)直輝もそうですけど真ん中から飛び出したり、下がって来たりができるので、そこは狙いとしてはありました。


Q:前半35分くらいから4バックへ変えましたが、その意図も伺って良いですか?


A:システムの噛み合わせで、3バックがオーバーラップすると攻め残っている選手にちょっと引っ掛けられる状況があったので、もう後ろは5枚じゃなくて4枚で守って、前の方に基点をたくさん創った方が得点を取れるということと、切り替えてボールに行きやすいなという感じがあったので、それも考えていて選手には言っていたので、スムーズに入れたかなと思っています。


Q:そこからリズムが非常に良くなっていったように見えたのですが、手応えはいかがでしたか?


A:システムを変えたことが結果的にはそうなったかもしれないですけど、もしかしたら悪い方向に行く可能性もあるので、別にシステムを変えたことで流れが変わったとは思っていないですけど、1つそこを助けることはできたかなと。ただ、湘南のスタイルというのは別にシステムで語られるものではないですし、ゴールを守るのではなくて相手のボールを奪いに行って、横じゃなくて縦を優先させるというのはずっとやってきたので、そこに関しては選手もどのシステムでもしっかり対応してやってくれたと思います。


Q:後半決勝点をもぎ取ったFKでしたが、10月の中断期間にミニキャンプをして、改めて攻撃面で湘南らしく前に出ていくことというのをトレーニングされてきましたけど、その成果が前節から出てきているのではないでしょうか?


A:「時すでに遅し」みたいな感じはありますけど、我々は試合がラストの3試合だからって、手を抜いて違うことをやるチームではないので、さらに今年のチームを強くするために、この前で言うと3試合ですけど、残り1試合と天皇杯に向かって、最後の最後まで諦めないでやっていくというのが、自分たちが決めてやってきたことなので、それは貫いてやっていきたいですし、今日とか大宮戦でたくさん攻撃パターンが出たというのは、1つ選手も自信にしてもらいたいなと思います。


Q:曺監督はコーチ時代も含めますと、3度の昇格と3度の降格を経験されることになります。数え切れないほどの悔しさと喜びと苦しみを、誰よりも長く湘南の選手たちと共にされてきました。まだ1試合ありますけど、ここ平塚でのゲームは今季最後となります。今ご自身の今後について、率直にどのようなお気持ちでいらっしゃいますか?


A:今年の降格は過去2回の降格よりも、去年1年J1でやって、2シーズン連続でやった中での降格なので、非常に悔しいというか、すべての人に申し訳ないなと思っていますし、脱力感で力が抜けているのを入れるのに、何も考えないで入れるのは難しいような状況でしたけど、選手が僕にパワーをくれたし、何より今日来てくれたサポーターに選手を後押ししてもらったし、今年はこういう結果に終わってしまったけど、ピッチに立った全員に感謝しないといけないなと思っています。


Q:次はアウェイでの最終節になります。抱負をお願いします。


A:名古屋さんも残留を争っているチームという中で、本当に今日の甲府さんと心情は同じだと思うんですけど、今日と同じように相手に対して向かって行って、勝ち点3が取れるように準備していきたいと思います。


【ヴァンフォーレ甲府 佐久間悟監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:まず今日のゲームを振り返って一言いただけますでしょうか?


A:今日は何が何でも勝ち点3を取りたい試合だったんですけど、結果的に勝ち点3を取れず、本当に残念な試合でした。


Q:今日は前から来る湘南に対して、どんなことをポイントにされていたのでしょうか?


A:ボランチの脇をうまく、田中選手とドゥドゥで攻略をして、前から来る部分に関しては、少しロングボールを使いながら回避しようということでしたけども、湘南さんは最後まで本当に粘り強く戦われて、今日は私たちがうまくいかなかったんじゃないかなと思っています。


Q:先発からドゥドゥ選手を起用されていて、後半からという選択肢もあったとは思いますが、そのあたりはどんな狙いがあったのか、もう少し詳しく教えていただけますか?


A:これはもう先取点を取って、そのままゲームを終わらせたいということだけだったので、70分を過ぎると湘南さんは少しペースダウンするという所があって、そこで効果的にカードを切って行った方が良いかなと思いましたけど、今日は結果的に最後にゲームが終わってみると、やっぱりウチも70分過ぎにちょっとエネルギーがなかったので、私の考えたプランは必ずしもうまくいかなかったんじゃないかなと。それだけやはり結果にも現れてしまったので、非常に残念です。


Q:良い意味で硬くなる必要のなくなった湘南の勢いというのは警戒されていたと思いますが、そのあたりはいかがだったでしょうか?


A:湘南さんは本当に選手もマジメですし、曺監督が素晴らしいチームをお作りになっているので、どういう状況でも一生懸命頑張るというチームですし、降格したからどうのこうのということではなく、今日は湘南さんが素晴らしいファイティングスピリットをお見せになったんじゃないかなと思います。


Q:次はJ1残留が懸かる大きなゲームになります。最終節に向けて抱負をお願いします。


A:もう私たちは得失点差のアドバンテージもありませんし、非常に厳しいシーズンの連続というか、今シーズンを象徴するように34試合目まで残留も決まらなかったので、あと数日間ですけれども努力して、あとは天命を待つじゃないですけど、そんなようなことをしていきたいなと思っています。


【湘南ベルマーレ 三竿雄斗インタビュー(試合後・中継内)】
Q:メンタル的にもとても難しい1週間だったと思いますが、今日はまずどんな思いでゲームに入られましたか?


A:前節降格が決まってしまったんですけど、自分たちがやることは変わらないし、どんな状況だろうと試合になったらもうやるだけなので、いつも以上に強い気持ちを持って、みんなゲームに入れたと思います。


Q:その想いがまさにホーム最終戦でサポーターに勝利を届けましたね。


A:そうですね。セカンドステージはまだホームで勝っていなかったので、本当に難しいシーズンになってしまいましたが、今日勝てたのは凄く大きいかなと思います。


Q:0-0で後半に入り、69分での三竿選手のゴールが決勝点となりました。得点シーンを振り返って下さい。


A:ゴールに向かって左側の位置というのは良いイメージを持っていますし、この中断期間の間でも良い感覚でFKは蹴れているので、自信を持って思い切り蹴りました。


Q:左足でサイドネットを揺らす、本当に見事なゴールでしたよね?


A:本当に練習の成果が出たかなと思います。


Q:今季は副キャプテンとしても背負ってきたものが大きかったと思いますが、その責任の重さはいかがでしたか?


A:今シーズンは副キャプテンをやらせてもらって、自分は凄く覚悟を持って臨んだんですけど、なかなか結果が出なくて、何よりも悔しいシーズンになってしまったかなと思います・


Q:今日はホーム最終戦で、1万人を超える多くのサポーターが詰め掛けてくれました。最後にサポーターへメッセージをお願いします。


A:降格が決まってしまったのに、これだけたくさんのサポーターの来ていただいて本当に感謝しています。本当に最後まで応援していただいてありがとうございました。


【湘南ベルマーレ 梶川裕嗣インタビュー(試合後・中継内)】
Q:今日はリーグ戦初出場を果たしました。今のお気持ちを聞かせて下さい。


A:前節で降格が決まってしまったんですけど、これだけ多くのサポーターの方が来てくれて絶対勝ちたかったので、勝てて良かったです。


Q:今季はケガもありましたが、そういう時期はどんな想いで外からご覧になっていたのでしょうか?


A:結果はなかなか出ないですけど、練習では凄く良い形ができていましたし、今日僕が出た時に練習でやっていたことをそのまま出そうと思ってやったので、そのままできて良かったです。


Q:今日は最後のホームゲームでしたが、しっかりとサポーターに勝利を届けましたね。


A:そうですね。僕は今日はあまり何もしていないんですけど、みんなが頑張ってくれたので勝てて良かったです。今度は僕がしっかり力になれるように頑張っていきたいです。


Q:甲府は強烈なブラジル人コンビを先発起用してきましたけど、しっかりと完封勝利となりましたね。


A:そうですね。さっきも言ったんですけど、ディフェンスのみんなが頑張ってくれて、シュートも全然来なかったので、ディフェンスの人に感謝しています。


Q:最後にサポーターにメッセージをお願いします。


A:今日は勝ちましたし、次にリーグ戦最後の試合があるので、それもみんなで全力で勝ちに行きたいと思うので、応援宜しくお願いします。


【林健太郎氏のレビュー】
(湘南)
前半は甲府のカウンターも何回か出掛けていたので
そこは湘南がハーフタイムに上手く修正したと思います。
山田が入ってから流れが良くなったというか
アグレッシブさが出てきましたよね。
まずホームでなかなか勝てなかったということで
引っ掛かっていたモノはあったと思うので
そういう意味でも大きな勝利だったと思います。


シーズンのスタートを考えると主力がごっそり抜かれた訳で
曺監督はもちろんそんなことは一言も言わなかったですけど
そこは大きかったと思います。
当然曺監督も残るか残らないかという部分もありましたし
核を抜かれた中でそこからスタートして
チームを新たに創っていくことの難しさというのは感じましたね。


少し結果が出ない中で自信を失い掛けたかなと。
その自信のなさが思い切りやアグレッシブさの
なさに繋がって良い所が出なかったなと
特にセカンドステージの連敗中の頃はそれを感じました。
僕も経験しましたけど、降格してしまうチームというのは
上手くいかない部分が少しでもあって
自信を失ってというその悪循環になったら
なかなか抜け出せなくなってしまうんですよね。
まさにそういう流れだったかなと思います。


年間の得点数を見ても、そういう部分の課題があった中で
点を取るということはサッカーの中で
一番難しいことだと僕は思いますし
だからストライカーの価値が高い訳じゃないですか。
年間15点や20点取れる選手を連れて来られれば問題ないですけど
湘南はそういうチームではない訳で
そういう中でどうやって攻撃して点を取っていくかという所で
人数を掛けたり切り替えを速くしたりして
何とか点を取りに行こうとしていましたけど
チャンスの数はそこそこ創っている中で
今日みたいにラストパスとか最後のシュートの部分は
質という意味で少し足りなかったかなと。
ただ、そこで決め切れれば当然昨年のような順位にいられる訳ですし
そこをどう改善していくかというのは今シーズンも残っていますし
来年のJ2でのポイントかなと思いますね。


当然スポーツですから勝ち負けというのはある中で
こうやって1つのスタイルを築き上げて
それを継続していくというのは凄く大事なことだと思うので
そういうモノを持っているこのチームが
トップリーグからいなくなるというのは残念ですけど
また成長して、スタイルをより強固なものにして
戻ってきて欲しいなと思います。
勝った負けたと同じくらい
これからも応援したいなと思ってもらえることは大事だと思うので
これを続けていって欲しいですね。


(甲府)
佐久間監督のインタビューを見ても
もう切り替えている感じがありましたよね。
昨シーズンまで守備が結構安定していて
そこでJ1に残れているという部分があったにもかかわらず
2014年はリーグで2番目に失点が少なかったのに
今年は少し失点が増えてしまいましたよね。
なおかつ先に点を取られてしまうと
なかなか勝ち点を取れないという状況が続いるので
ここまで残留が決まらなかったのもうなずけますよね。


甲府も次の試合で引き分けると
当然抜かれてしまう可能性がありますから
残り10分くらいで他会場の結果を気にしながら
どう終わらせるかに掛かってきますから。


やっぱり鍵を握るのは攻撃の部分ですね、
ドゥドゥとダヴィに頼り過ぎている部分があると思うので
そこを最終節にどうするかだと思います。
1年間トータルで見ると先に点を取られると
キツいかなという内容が続いていますね。
今日もそうでしたけど、そのあたりでもう一度来週の試合を
どう戦うかというのは再確認する必要があるでしょう。


【Jリーグブログ的データ】
J1-2nd第16節@Shonan BMWスタジアム平塚
湘南ベルマーレ 1-0 ヴァンフォーレ甲府

入場者数:11,883人 天候:曇、弱風
気温:21.0度 湿度:61%
主審:家本政明
副審:唐紙学志、西橋勲
第4の審判員:吉田寿光


《得点者》
<湘南>
69'三竿雄斗②(FK)


《選手寸評》
(湘南)
GK梶川裕嗣
守備機会はほとんどなかったが、落ち着いてリーグデビューを完封で飾る
DF岡本拓也
対人の強さが生きる展開の中で、1試合を通じて安定感を保ち続けた
DFアンドレ・バイア
ダヴィにはほとんど仕事をさせず。際どいシーンでの力強さが目立った
DF島村毅
前半途中からはサイドバックに。攻撃は自重しつつサイドにきっちり蓋
MF奈良輪雄太
サイドバックでもウイングバックでもとにかく走り切れる運動量は貴重
MF石川俊輝
ダヴィと一触即発のシーンを生み出すなど90分間ハードに戦い切った
MF三竿雄斗
値千金の決勝FKは、UCLの中村俊輔を彷彿とさせるゴラッソ
MF菊池大介
逆サイドまでカバーする献身性の代償に最終節は出場停止
(→78' MF菊地俊介)
とうとうBMWに帰還。クローザー起用にしっかり応えるパフォーマンス
FW高山薫
驚異的なハードワークを質に繋げるのはここから先の重要な課題
(→55' FW山田直輝)
一気にチームへスイッチを入れた。高い位置で奪い取ってチャンスを連続創出
FW長谷川アーリアジャスール
前半からロストも多く、なかなか中央で基点になり切れなかった
(→89' MF藤田征也)
シビアな展開での投入に、短い時間でも指揮官の信頼が窺える
FWジネイ
ややラフなボールが多かった前半も競り合いの勝率はフィフティ以下だった


《選手寸評》
(甲府)
GK河田晃兵
唯一の失点となったFKはノーチャンス。守備機会自体がほとんどなかった
DF土屋征夫
際どい浮き球はことごとく弾き返す。終盤は最前線で勝ち点への執念を前面に
DF山本英臣
ジネイにも高さで十分対抗。相変わらずの存在感でチームを牽引した
DF津田琢磨
入れ替わる3トップをきっちり監視。さらされるシーンは多くなかった
MF松橋優
菊池大介との引っ張り合いはやや劣勢。サイドでボールを落ち着かせたかった
(→78' FW河本明人)
サイドでのドリブルは小さくない可能性を感じさせる切れ味があった
MF新井涼平
最終盤のチャンスは準備不足だったか。シュート数はチーム最多タイの2本
MFマルキーニョス・パラナ
厳しいコンディションの中、守備面でやれることはやり切った印象
(→69' MF保坂一成)
前節の決勝ゴールに似た形のボレーは枠を捉え切れなかった
MF橋爪勇樹
渾身のFKはクロスバーに阻まれる。セットプレーのキックは高精度を誇った
MF田中佑昌
シャドーとウイングバックをこなしたものの、攻撃での貢献度は物足りない
MFドゥドゥ
カウンター時も単騎で行く回数が多く、なかなかチャンスを創出できなかった
FWダヴィ
エリア内には潜ったが、シュートを打ち切る体のキレを欠いた印象も
(→83' MF黒木聖仁)
ビハインドでの最後のカードなら、もっと前への意欲を打ち出したい


再放送スケジュールは
11月1日(火)深夜0:00~深夜3:00 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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J1-2nd第15節 
名古屋グランパス×ジュビロ磐田@豊田スタジアム
解説:玉乃淳 実況:下田恒幸 インタビュアー:中田浩光


【名古屋グランパス ボスコ・ジュロヴスキー監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:まず今日のゲームの90分を振り返っていただけますか?


A:今日は全体的に良いプレーだったと思います。ピッチがちょっと悪かったですけど、我々は今日の試合は引き分けということで、どちらのチームにとってもある程度は良かったんじゃないかと思います。以前の勝ち切れるような試合が今日はできなかったのですが、総じて言えば勝ち点1を取れたということは、概ね良かったのではないかなと思います。


Q:今日の先制点はシモビッチ選手のPKでしたが、前半は特に動きが良かったように見えました。監督の目にはどのように映っていたでしょうか?


A:前半の最後の所でシモビッチ選手がゴールを決めた所は良かったと思います。後半も同じ感じで行こうとしたんですけど、なかなかうまく回らなかったですね。本当に負けなくて良かったという部分があるんですよね。我々としても勝てれば良かったんですけど、もしかしたら負けていたかもしれないので、そういう部分で考えれば勝ち点1というものは良かったのではないかなと思います。


Q:もう1つ攻撃の所で話を聞きたいのですが、この所はリーグ戦3試合で8点取っていて、6人の選手がゴールを決めているんですけど、色々なパターンで色々な選手がゴールを取れている、このあたりの要因や秘訣を教えていただけますか?


A:たくさんの選手が色々な形から取れているということは、とても良いことだと思うんですよね。チームとして戦っていますから。我々としてもここ最後の2試合ですけど、神戸戦と湘南戦はしっかりと力を尽くして戦いたいと思います。今は苦しい状況が続いていますけど、今の我々ができる全てを出し切って、我々のできるプレーをしていますので、最後まで続けていきたいです。今日は本当に負けないで良かったという部分もあります。ここ最近の試合では負けていない部分もありますから、この勢いを最後まで続けていきたいと思います。


Q:今監督から「勢い」という言葉がありましたが、監督としては残り2試合で一番何を大切に戦っていこうと考えてらっしゃいますか?


A:最後まで苦しい状況ですけど、我々としても我々の方法で続けていきたいと思います。最後の本当の最終戦が我々の命運を分けると思いますし、このままの勢いでずっと続けて、J1に残りたいと思っています。


【ジュビロ磐田 名波浩監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:アウェイに乗り込んでの大一番は、追い付いての勝ち点1となりました。まず今日の90分を振り返っていただけますか?


A:立ち上がりから守備のブロック、それからボールアプローチの連動とか、非常に良い守備を構築していたので、そこまで危険なシーンもなかったなという所でPKで不運な失点で、しかも前半の終盤ということで嫌な時間帯にやられたんですけど、まだ何も決まっていないし、後半は追い付いたら逆転できるだけの勢いを持てると思っていましたし、前節で名古屋が大勝したゲームというのはやっぱり2点目が勝負を決めたと思うので、まず2点目をやられないということを、強い気持ちを持ってやって行こうと送り出した所、立ち上がりで点が取れて、そこからは我々のリズム、ペースでずっとゲームができたんじゃないかなと思っています。


Q:特に追い付いてからのゲームの進め方というのは、勝ち点3を取りに行ったのか、それともここは勝ち点1を持って帰ろうという所だったのか、監督の頭の中はどういうことがウェイトを占めていましたか?


A:ホワイトボードには「0か3か」ということを書いて、春先から自分たちがそれを目指してやってきて、勝ち点を積み上げていたので、アウェイだろうが相手の調子が良かろうが関係なく、3ポイントを目指そうという中で同点ゴールが入って、その後も優勢にゲームを進められましたけど、これでワンピンチで失点してしまうのはもったいないゲームだと思ったので、最後の方は選手とも話しながら、交替選手の意図を感じながら選手がやってくれたんじゃないかなと。1ポイントでも良しとしなくてはいけないゲームだと思います。


Q:そういった意味ではゲーム終盤で足が攣る選手が多く見られました。本当に気持ちのこもったゲームだったと監督の目にも映りましたでしょうか?


A:ウチの選手は別に足を攣っていないので(笑) 向こうの選手は何人か傷んだと思うんですけど、ウチの選手は十分に90分走れていたのではないかなと思います。


Q:大井選手が戻ってきましたが、今日の働きぶりはいかがでしたか?


A:名古屋には闘莉王がいて、「闘莉王は個人で勝ち点10を持っている」と僕は常々言っているんですけど、ウチには勝ち点10とはちょっと言えないまでも、大井も勝ち点を持っている選手だと思っているので、そういう意味では今日の復帰は非常に心強かったですし、空中戦もカバーリングももちろんそうですけど、奪った後のファーストプレーであったりクリアの質というのも非常に良くて、良い出来だったと思います。


Q:今日勝ち点1をプラスして、残りは2試合ということになりました。次節は今シーズン最後のホームゲームで浦和戦ということになります。次に向けて一言下さい。


A:浦和というチームはカップ戦も勝って、年間チャンピオンも狙っているチームだと思うので、非常に難しいゲームになると思うんですけど、特に今日の後半のように自信を持って、連動しながらチームのためだけに働いてくれれば、良い結果が出ると思います。


【玉乃淳氏のレビュー】
(名古屋)
闘莉王が耳打ちしていったFKは面白かったですね。
「ああ、こういうことを狙っていたのね」と。
おそらく練習でやっていないとアレはできないと思います。
ヘディングの強さで言ったらシモビッチより闘莉王なんですね。


シモビッチも自分で創ったチャンスでPKをモノにして
自ら蹴るというのは、勇気と日頃の行いの良さがないと
恵まれないようなシーンでしたからね。
田口のヘディングは本来精神的に余裕があれば
止めてというシーンでしたけど
後半の名古屋はクリアも目立ちましたし
プレッシャーを感じて自らを追い込んでしまっている感がありました、


後半に体力が落ちたのがちょっと不思議でした。
交替選手というよりもチーム全体のパワーが
明らかに減ってしまっていたので
交替した彼らがどうこうと言うのは難しいくらい
チーム全体が落ちてしまいましたよね。


新監督を迎え、闘莉王が活躍していたここ最近はなかったことなので
この長い中断期間がどうだったのかというのは
もしかしたら検証する必要があるかもしれませんね。
明らかに後半は運動量が落ち過ぎたので
前半のプレーを続けることができたら
どこが相手でも間違いなく勝てるチームだなと思いましたから。
コンディション調整の所で何かがあったのでしょうか。


(磐田)
ジェイのゴールも難しくてハイレベルなシュートでしたから
気持ちも技術もないとあそこにボールは運べないですし
何よりもアダイウトンとジェイの気持ちの入り方は
「これぞ助っ人外国人」というパワーや
"やってやるぞ感"がありましたね。


前節のこともありますし、同点になった時に
少し慎重にゲームを進めていくかと思ったんですけど
人数を掛けて攻めに行っていましたからね。
アダイウトンを替えてからはもちろん少し選手にメッセージを与えて
引き分けでも良し、負けずにできれば勝つということも伝えていましたし
80分まで勝ち点0か3という想いで
監督と選手間で信頼し合いながら戦うことができていたので
名古屋の選手たちの消耗はハンパではなかったですよね。
ジェイとアダイウトンを下げたことで「負けるな」という
強烈なメッセージが伝わったんじゃないかなと思います。


大井は「勝ち点を持っている選手」という表現が
そのまま当てはまるかのように
今日の勝ち点に閉める非常に大きいんじゃないかというぐらい
体も張っていましたし、頭も使っていましたし
すべて出し切ったんじゃないですかね。


【Jリーグブログ的データ】
J1-2nd第15節@豊田スタジアム
名古屋グランパス 1-1 ジュビロ磐田

入場者数:30,282人 天候:曇、無風
気温:24.0度 湿度:51%
主審:佐藤隆治
副審:聳城巧、権田智久
第4の審判員:岡宏道


《得点者》
<名古屋>
44'シモビッチ⑩(PK)
<磐田>
47'ジェイ⑭


《選手寸評》
(名古屋)
GK楢崎正剛
他に決定機はほとんどなかっただけに失点シーンを誰よりも悔やんでいるはず。
DF矢野貴章
アダイウトンとの丁々発止は今日のハイライトの1つ。託されたタスクは完遂した
DF竹内彬
失点時の対応は責められない。ジェイVS闘莉王後のリスク管理は徹底されていた
DF田中マルクス闘莉王
ジェイとの競り合いはほぼフィフティ。決定的なヘディングはカミンスキーに阻まれた
DF磯村亮太
思い切ったオーバーラップがPK獲得に直結。慣れない左SBでも存在感を放つ
(→69' DF古林将太)
リズムの良くない時間帯での投入ということもあってほとんど守備一辺倒に
MFイ・スンヒ
後半は前と後ろが開いてしまったことで前半ほど相手に食い付けなくなった
MFハ・デソン
彼でボールが落ち着くことが前半の好リズムの一因に。最後は足が攣って交替
(→79' MF明神智和)
難しい局面での投入も、勘所を押さえつつ勝ち点1の獲得にきっちり貢献
MF田口泰士
圧巻の配球力で流れを創るも、不思議と集まってきた決定機は生かせず
FW小川佳純
ポイントで巧みに顔を出していたが、後半は消えてしまい最初の交替に
(→67' FW松田力)
彼の推進力やシュート意欲を打ち出せるような展開ではなかった
FWシモビッチ
前半は抜群の収まりにPKも沈めたが、後半はサポートもなく孤立してしまった
FW永井謙佑
失点に繋がったパスミスも含めてなかなか流れに乗れない90分間を過ごす


《選手寸評》
(磐田)
GKカミンスキー
枠内シュートはことごとく弾き出し、PKも触っていた。まさに守護神の名がふさわしい
DF山本康裕
PKの判定自体は不運。対面の永井には粘り強い対応で仕事をさせず
DF藤田義明
PKのシーンはシモビッチに振り切られたが、後半はきっちり封じ込めてやり返す
DF大井健太郎
際どい局面にことごとく現れては潰し切る。指揮官も「勝ち点を持っている」と絶賛
DF中村太亮
守備での奮闘を差し引いても攻撃面での関与の少なさは物足りない
MF宮崎智彦
失点直後のピンチで彼の体を張ったプレーがなければおそらく勝ち点は得られなかった
(→70' MF松浦拓弥)
フィニッシュへの意欲は見せるも、ジョーカー起用ならもう少し精度を伴わせたい
MF上田康太
戦う姿勢を普段以上に前面へ。鬼気迫るプレーに7番を背負うキャプテンの意地を見た
MF太田吉彰
同点弾に繋がったシーンを含め、ほとんど独力突破を強いられる中で獅子奮迅の活躍
MF川辺駿
ボールを引き出す動きは十分も、トップ下起用時には目に見える結果を残したい
MFアダイウトン
矢野との1対1に苦しみながらも、チームの推進力を一手に担って走り切った
(→79' FW齊藤和樹)
攻守両面でのハードワークを買われての起用もJ1初ゴールが欲しい所
FWジェイ
低調だった前半とは一転して、同点弾以降は見違えるように前線で機能し続けた
(→90' FW森島康仁)
得点より前からのプレスを期待されての投入という役割は果たした印象


再放送スケジュールは
10月23日(日)午前10:30~午後0:45 J SPORTS 3
10月28日(金)深夜2:30~深夜4:45 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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J1-2nd第14節 
名古屋グランパス×アビスパ福岡@パロマ瑞穂スタジアム
解説:玉乃淳 実況:野村明弘 インタビュアー:日々野真理


【名古屋グランパス ボスコ・ジュロヴスキー監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:グランパスのボスコ監督に来ていただきました。"ボスコ"と呼んでよろしいんですよね?


A:その方が簡単だと思います(笑)


Q:まずこの大事な一戦で5-0の勝利をどのように評価されますか?


A:本当にグランパスの選手は良くやってくれました。5-0の後で何も言うことはないのですが、本当に「おめでとう」を言いたいです。福岡側に関して、彼らもしっかりオープンに戦って来ましたよね。内容ではどちらに転んでもおかしくない試合でした。彼らにしてもJ1に残りたい気持ちがたくさんあると思いますし、こういう風な不幸な結果になりましたけど、来年頑張ってJ1に上がってきて、あるいは再来年にJ1に上がってきてくれればなと思います。


Q:今日の試合だけでなく、監督が就任されてから大きく色々変わったと思いますが、まずはメンタル面の部分で選手たちにどのようなアプローチをされたのでしょうか?


A:精神面もそうなんですけど、やはり闘莉王という人間が大きかったですよね。彼がしっかり後ろから支えてくれていると。チームにとって必要な選手ですから。それからサポーターの皆さんも後ろから支えてくれていると。本当に応援があって、今まで我々がやりたいサッカーというのはここまでできていると思います。


Q:明らかに選手たちが自分たちの良さというものを出していると思いますが、戦術面ではどのような所にテコ入れをされたのでしょうか?


A:今戦術を詳しく言ってしまうと、敵の方もテレビを見ているのでなかなか言えませんけど(笑)、ただ今週やってきたことに対して、しっかりとピッチの上で答えを出してくれました。そういう部分では戦術的な部分はしっかり理解して、みんな出してくれたと思いますよ。


Q:これでチームとしては連勝というのも大きいと思いますが、残り3試合、残留に向けて力強い一言をお願いします。


A:2連勝して、良い形で今は来ています。ですから、残りの試合もJ1にしっかり残りたい、残留したいという気持ちで戦いたいと思いますし、本当にこれからもこういうサッカーを続けていきたいと思います。まだ終わっていないです。選手が本当に理解しなくてはいけないのは、あと3試合必ず勝って残留するということ。勝たなきゃいけないということを理解しないといけないですよね。


【アビスパ福岡 井原正巳監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:まず今日の試合を振り返ってどのような印象でしょうか?


A:本当にプレッシャーの掛かる状況の中、今日名古屋さんに我々は勝たなければいけないという、そういう状況でゲームに入りました。選手もそのプレッシャーを感じながら、立ち上がりは非常に我々のペースでゲームを進められたとは思います。ただ、そういう中で一瞬のチャンスを突かれ、失点をしてしまったと。また、相手にそれほどチャンスを与えていなんですけど、追加点を奪われてしまったことで、そういうプレッシャーの強い中で、そのプレッシャーを跳ね返す、またその後で追い付くパワーというものを、今日は90分間出せずに終わってしまったかなと。それは本当に私の力不足と言いますか、僕の責任だと思いますし、選手のその重圧をいかにパワーに変えるかというマネジメントができず、後半も早々に、前節も同じような形で追加点を奪われてしまいましたし、そこは修正し切れなかった所に尽きるかなと思っています。ここまで点差が開くゲーム内容ではないと思いますし、相手のシュートがクリーンシュートで、素晴らしい決定力というのはあったと思うのですが、それを防ぐ力を我々が引き出すことができなかった、私がチームの力を引き出すことができなかったということが非常に悔しいですし、サポーターの皆さんも今日も我々を信じて、多くの方が応援しに来て下さったにもかかわらず、こういう不甲斐ない成績になってしまったので、本当に申し訳なく思います。


Q:ただ、この所はずっと難しい状況で戦わなければいけなかった中で、選手たちには特にこの試合に向けてどのようなアプローチをされて、どうチームを盛り立てていかれたのでしょうか?


A:本当に可能性がある限り、我々はプロとして、またサポーターのためにも残留を目指して戦わなければいけないと思いますし、数字的には苦しい状況の中でも1つ勝つ、または連勝することで十分状況は変わってきますし、今回の名古屋さんのように勢いが付くことも可能だと思っていたので、それを目指してやっていましたし、選手は本当に普段のトレーニングからそれを意識してハードワークをしてくれていました。それを結果に結び付けてあげることができなかったので、本当に申し訳ないですし、選手にもそういう気持ちは伝えました。


Q:少し間を空けて、次に残り3節あります。こちらに向けて最後に一言お願いします。


A:15位、14位のチームさんの結果次第ではあると思いますが、今節で降格が決まる可能性もありますし、もしわずかな残留の可能性が残っているのであれば、それに向かってもちろん精一杯残留に向けて頑張りますし、もし降格が決まったとしても、残りの3試合はもう全力を尽くして意地を見せるしかないと思っていますし、それが我々アビスパとして、またプロとしてしっかりやるべきことだと思いますし、サポーターのためにもそういう姿は最後まで見せたいと思います。


【名古屋グランパス 永井謙佑インタビュー(試合後・中継内)】
Q:今この歓声を聞いてどんな心境でしょうか?


A:嬉しいですね。ありがとうございます。


Q:この大事な一戦、どんな想いを持ってチームとして臨んだのでしょうか?


A:本当に生きるか死ぬかの展開なので、「絶対に点を取ってやろう」と思ってピッチに立っていました。


Q:その大事な一戦で何とハットトリック。ご自身にとってはリーグ戦初だと思いますが、どんな思いを込めてこの3点を決めましたか?


A:今シーズンは全然得点を取れていなかったので、こういう大事な時にしっかり点が取れて良かったです。


Q:その3点の中でも、ご自身の2点目のミドルはかなり見事でしたが、あのあたりの狙いを教えて下さい。


A:(田口)泰士が後ろから「打て!」って大きな声で言ったので、それで振り抜いたんですけど、うまく足に当たってゴールすることができたので良かったです。


Q:チームとしては5月以来のホームでの勝利となりました。この感触というのはいかがでしょうか?


A:サポーターが凄く良い雰囲気を創ってくれているので、あと2試合ホームでできるので、しっかり勝てるようにしたいと思います。


Q:残り3試合、残留に向けて一言力強くお願いします。


A:全部勝てるように、サポーターと選手一体となって頑張っていきましょう。


【名古屋グランパス 田口泰士インタビュー(試合後・中継内)】
Q:今の率直な気持ちから聞かせて下さい。


A:やっとホームで勝てたので、ホッとしています。


Q:チームとしては非常にしびれる状況でのこの試合でした。どういう風にチームをまとめて、この試合に入ったのでしょうか?


A:もうどの試合も凄く重要なんですけど、特別今日は大事だったので、こういう結果になって凄く嬉しいです。


Q:今日サポーターの皆さんも『想いが力になる』というスローガンを掲げて下さっています。どういう風に伝わってきましたか?


A:本当にどんな時でもたくさんの熱い、赤い応援が僕たちを後押ししてくれているので、その期待に応えたかったですし、今日こうやってホームでたくさんの方の前で、勝ち点3をプレゼントすることができて、とても嬉しく思っています。


Q:残りリーグ戦は3試合で、次もまたホームでの戦いで磐田戦となります。こちらに向けて最後に一言お願いします。


A:本当に残り全部1つも落とせないので、全部勝って最後にみんなで笑って終われるように頑張っていきたいと思います。


【玉乃淳氏のレビュー】
(名古屋)
もう『DEAD or ALIVE』の横断幕も
『ALIVE or ALIVE』に変えた方が良いんじゃないですかね。
もう「残るでしょう」「行くでしょう」「信じるでしょう」という所ですよね。
今のチームには団結感がありますよね。
前々節に負けた所からしっかり立て直して連勝ですから。


全てが今はうまく行っていると思いますし
誰も気が抜けるような表情もしていないですし
特にジュロヴスキー監督が最後までどうするかという所で
選手に指示を与えていましたからね。
闘莉王が上がるのか上がらないのかに関しても
選手の自主性に任せるのではなくて
監督自ら指揮をしているという様子も
1試合通して見て取れたので、期待できるなと思っています。


先制点のシーンを見てもハ・デソンには色々な選択肢があったので
「サポートの仕方が整理されているな」というのが
このシーンからもわかりましたね。
永井の1点目も「絶対に決めるんだ」という
ちょっとくらい引っ張られても前進する姿勢というのが
見ていて気持ち良かったですし
そういう姿勢がハットトリックを呼んだんだと思います。


永井の2点目のゴールを「最終形じゃない」と言ったのは誰ですか?(笑)
問題発言ですよ。スーパーゴールでした。
こういうノッている選手のボールというのは蹴る前に少し浮くんですよ。
ちょっと浮いた所でパンチの利いたシュートが打てるので
ボールってやっぱり魂が籠もっているんだなと。
忘れてはならないのが磯村。キレキレでしたよ。
5点取って個人の輝きも目立ったんですけど
「チーム全体で点を取っているな」という風に感じました。


5点目は田口も明らかに酒井に合わせるようなボールで
途中から入った選手を盛り上げる、
チーム全体を盛り上げるという所まで考えた
気持ちだけではなく頭と監督の戦術が融合した試合になりましたよね。
凄く難しい状況だと全てを"気持ち"で
終わらせてしまいがちになるのですが
今の名古屋はそうではなかったなと思いました。


本当に役割がしっかりしてきましたよね。
自分の守備の範囲、攻撃の範囲はどこまでなんだと。
シモビッチに入った時はどこまでサポートして
どこまで追い越すべきなんだというのが明確に示されていたんでしょうね。
そうすると90分間通じて体力が落ちることもないですし
凄く効率的に無駄がない試合ができているので
これはどことやっても対等以上に戦えるという雰囲気が
スタジアム中から伝わってきましたし
「ソワソワする」とか「怖い」とかではなくて
この3試合を思い切り楽しんで、気持ち良く笑って残留を決めたいですね。


(福岡)
J2からJ1に上がった時にどういう変化を加えるのかというのは
過去の歴史を研究して辿ることで
エッセンスを強化の所が付け加えていかないと厳しいんでしょうね。
セカンドディビジョンで圧倒的な力を見せて優勝したのに
ファーストディビジョンに上がったら監督が変わるとか
結構あるじゃないですか。
それぐらい違うものだと思うので


別に今日の試合でこうなったとか
ああなったとかそういう訳ではないので
積み重ねとか選手たちだけではない長期的なビジョンを
見直す必要が当然あるでしょうし
それをまた改善していけばいい訳ですから
こういう状況になったことは非常に残念ですけど
過去には戻れないですから、選手ではなくて
強化や長期的ビジョンとしっかり向き合うことが必要なんでしょうね。


前半は福岡の方もウェリントンを中心に
結構チャンスは創っていたんですよね。
ただ、ウェリントンも強いことは間違いないんですが
点に繋がらなかった理由は少しストレスが掛かったかなと。
ボールの出所がウェリントンにとってはわからないと。


井原さんは物凄いキャリアの方ですからね。
選手の時もそうですし、ネルシーニョさんの元でも長い間勉強されて
チームをJ1に上げてというとんでもなく凄いキャリアなので
残りの試合もそうですし、来シーズン以降も
「どんなサッカーを見せてくれるんだろう」という期待しかないですよね。
結果だけで評価することではないと思います。


【Jリーグブログ的データ】
J1-2nd第14節@パロマ瑞穂スタジアム
名古屋グランパス 5-0 アビスパ福岡

入場者数:14,088人 天候:曇、弱風
気温:28.2度 湿度:58%
主審:岡部拓人
副審:名木利幸、小椋剛
第4の審判員:池内明彦


《得点者》
<名古屋>
18'ハ・デソン①(アシスト:小川佳純)
36'永井謙佑⑤
47'永井謙佑⑥(アシスト:田口泰士)
55'永井謙佑⑦(アシスト:磯村亮太)
86'酒井隆介②(アシスト:田口泰士)


《選手寸評》
(名古屋)
GK楢崎正剛
終盤にあった2つのピンチもファインセーブで回避。堂々たる完封勝利を演出
DF磯村亮太
4点目に繋がったドリブル突破も含めて攻守に躍動し続けた90分間
DF竹内彬
時折クリアに危うさを感じさせるも、守備面ではおおむね安定感を保つ
DF田中マルクス闘莉王
ウェリントンとの空中戦は7割近い勝率。ボスコと共にチームを完全に蘇らせた
DF古林将太
難しい左サイドバック起用にも守備面のタスクはきっちりやり切った
(→85' DF高橋諒)
セカンドステージ初登場。このピッチに立ったのは大きな経験になる
MFイ・スンヒ
同胞のハ・デソンを得て、中盤トライアングルの要も的確にこなし切った
MFハ・デソン
移籍後初ゴールは難しいニアサイドを破って。インテリオールはハマリ役
MF田口泰士
チームの3点目は"声"でのアシストも。キャプテンの重責を明確な結果で果たす
FW小川佳純
細かいポジショニングの微調整が攻守にチームのバランスを向上させる
(→83' DF酒井隆介)
短い出場時間で望外のゴールまで。100点満点の交替出場
FWシモビッチ
高さや体の強さをファウルで片付けられるのはやや酷。基点としてはほぼ無双
FW永井謙佑□⑤⑥⑦
この大事な一戦でリーグ初のハットトリック。自身2点目はとにかくスーパー
(→79' FW川又堅碁)
チームの良い流れに結果を出して乗って行きたい所


《選手寸評》
(福岡)
GKキム・ボムヨン
確かにほとんどノーチャンスだったが、もう1失点は減らせたかもしれない
DF駒野友一
後半の積極的なオーバーラップが前半から見られていれば...
DFキム・ヒョヌン
2失点目は足に当てながら入れ替わられる。高さにもスピードにも対抗できなかった
DF實藤友紀
1失点目の寄せの甘さは痛恨。大量失点のストッパーにはなり得なかった
DF亀川諒史
最後のクロスやシュートなど、ゴールに直結する部分での精度をもっと高めなくては
MF冨安健洋
決してパフォーマンスは悪くなかったが、攻撃にシフトする中で45分間での交替に
(→46' MF為田大貴)
縦への推進力を打ち出したかったが、磯村と小川に押し込まれてしまった
MFダニルソン
チーム最多タイとなる3本のシュートを放つも、局面でのプレーの粗さは見逃せない
MF城後寿
際どいアタックの局面へなかなか関われず、ロングスローも湿りがちだった
(→75' FW邦本宜裕)
ゴールへの積極性はこの日のチームで一番も、5失点目はあっさり前に入られた
MF三門雄大
アグレッシブに走り続け、チームを鼓舞し続ける姿には頭が下がる想い
MF金森健志
開始早々の突破以外にそれらしい見せ場は創れず、交替もやむなし
(→57' FW平井将生)
今のチームの中ではトップクラスにゴールのにおいを漂わせている
FWウェリントン
空中戦でもやや闘莉王に分が悪く、決定機も楢崎に阻まれてしまった


再放送スケジュールは
10月7日(金)深夜0:30~深夜2:45 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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J1-2nd第13節 
柏レイソル×ヴァンフォーレ甲府@日立柏サッカー場
解説:水沼貴史 実況:中田浩光 インタビュアー:桑原学


【柏レイソル 下平隆宏監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:ほぼ想定していたような展開になったと思いますが、やはり我慢比べの感じになりましたね。


A:そうですね。本当におっしゃる通りで、なかなか堅い守備ブロックを崩すのに苦労しました。


Q:甲府は5-4-1のような形でかなり深く守ってきましたが、そういう中で崩すポイントはどんな所に置いていましたか?


A:前半も少し流動的に、サイドのポイントの所は色々とずらしながらやろうと思ったんですけど、なかなか前半は効果的に崩せなくてシュートもなかなか打てなかったので、後半は攻撃のシステムをちょっと変えて入りました。


Q:特に中盤の選手の立ち位置も少し変えたように見えましたが、どんな修正をされたのでしょうか?


A:後ろのビルドアップを3枚でスタートして、茨田と中山雄太をどんどん1トップ脇に侵入させて行こうという意図で、山中を高い位置で、山中と伊東純也でサイドの幅を取って、というような狙いでやっていきました。


Q:明らかに後半の方がサイドの厚みは増したと思いますが、それはそのあたりが生きたという感じでしょうか?


A:そうですね。サイドにちょっと枚数が足りなかったので、そういう意図で意識しました。


Q:今日は結局セットプレーから点を取りましたが、以前はウィークでしたけど、最近はストロングになってきましたね。


A:そうですね。本当に守備の方は失点しませんし、攻撃の方で得点が取れているので、これで積極的にコーナーキックやフリーキックを取ったり、もちろんセカンドステージからクリス(クリスティアーノ)が加わったことで、キッカーの質が格段に上がったというのは当然あるんですけど、こういうゲームのような苦しいゲームでもセットプレーが大事になってきますので、そこは本当に今のウチのストロングになってきていると思います。


Q:今日は平均年齢が22歳というメンバーで、下平監督が良く見てきた若い選手が多かったと思うんですけど、こういう焦れてもおかしくないような展開を、その若いメンバーで乗り切ったというのは監督も成長を感じるのではないですか?


A:そうですね。本当になかなかジリジリするような展開が続く中で、焦って速い攻撃をしてカウンターを食らったりとか、そういうことも十分考えられるようなゲームだったと思うんですけど、本当に若いながらに彼らもきっちり考えてゲームをコントロールして、守備の所も安定してやれたと思います。


Q:これでまだタイトルが繋がったと思いますが、最後に今後に向けて一言いただけますか?


A:もう勝ち続けるしかないので、次節もそうですけど残り4試合、本当に必死で1試合1試合勝って、可能性のある限り頑張っていきたいと思います。


【ヴァンフォーレ甲府 佐久間悟監督インタビュー(試合後・中継内)】
Q:悔しい負け方だったと思いますが、まずは中身を振り返っていただけますか?


A:レイソルさんも天皇杯を120分戦われたということで、全体的に言うと今日は後半勝負なのかなということで予想はしていたんですけど、前半は相手の攻撃を少し耐えて、後半は我々もボールを動かしたり選手を替えたりということで、活路を見い出していきたいなと思っていたんですけども、残念ながらクリアミスを拾われて決められてしまったという所です。ただ、本当に選手が最後の最後まで諦めることなく頑張ってくれたんじゃないかなと思っていますし、今日はゴール裏でもパブリックビューイングでもたくさんの皆さんが応援をしていただいていると思いますので、また次の試合が来ますから、何が何でも残り4試合頑張って、J1残留を果たしたいなと考えています。


Q:スペースを与えないことや、バイタルで受けさせないことも大きなポイントだったと思いますが、前半は特にそのあたりが良くできていたのではないでしょうか?


A:ええ。ただ、若干奪った後のボールの所で言うと、やっぱり推進力がなかなか前になくて、攻撃する機会がちょっと少なかったですけど、そういう中でもカウンターのチャンスがあった中で、ちょっと後半は押し込まれる時間が長かったかなという印象を持っています。


Q:流れの中では良く抑えていただけに、セットプレーで点を失ったというのはちょっと痛かったでしょうか?


A:ええ。セットプレーも十分に注意していたつもりですけど、みんな一生懸命やったことなので、そこは責められないなと思います。とにかく我々は今いる選手、環境、条件の中で本当に精一杯頑張っていますが、それを何とかして結果に結び付けるしかないと思っていますし、それが私に課せられた使命というか役目だと思っていますので、それは何が何でも最後の結果という所にこだわりたいなと思っています。


Q:先制を許した後の攻撃面のポイントはどういう所にあったのでしょうか?


A:茨田選手の所の背後に元々スペースがあるということはわかっていましたし、それからクリスティアーノ選手と伊東純也選手の背後というのも、スペースは有効に活用できるというのもわかっていましたので、そこにまずは森晃太選手を打ち込んで、そこでターンをしてボールを仕掛けるということと、少し保坂選手が疲労感もあったので、より攻撃的なビリー選手を前に入れて、ダヴィ選手の近くにいるというようなことを狙った交替でした。最後の石原克哉選手については、もう少し早く使えば良かったなと思って、今凄く悔やんでいますけど、サイドの攻防というか構成力というか、あそこはやっぱり石原選手が入ってからアイデアがあったので、交替するタイミングが僕の中でも遅れてしまったかなということで、悔やまれる所でもありますけど、交替で入った選手たちはおおむね役割を十分果たしてくれたんじゃないかなと思っています。


Q:ケガ人も非常に多くて厳しい状況が続きますが、最後に次節へ向けて抱負をいただけますか?


A:僕たちができることというのは限られていますから、それを本当に我慢強く自信を持って、しかも安定した精神力というか、どういう状況であっても1試合1試合安定して戦うという所はファイナル10、それから最後の5試合の所のテーマに掲げていますので、それは貫き抜いていきたいと思います。


【柏レイソル ディエゴ・オリヴェイラインタビュー(試合後・中継内)】
Q:自身のゴールで勝利を手にした今のお気持ちからお聞かせ下さい。


A:良い得点だったと思いますし、非常にチームにとって意味のある重要な得点だったと思います。ただ、自分1人で決めた訳ではないので、チームみんなで今日の勝利を喜び合いたいなと思います。


Q:ゴールが生まれるまでは非常に長い我慢の時間が続いたと思いますが、どんなことを考えてプレーされていましたか?


A:甲府さんは非常に守備的で、終始コンパクトを保ってくる、非常に難しくてやりにくい相手だったんですけど、その中で1-0になってからは、我々が非常に優位にゲーム展開が運べるようになったので、非常に厳しいゲームではありましたけど、我々がここで価値ある1勝を挙げることができて、また次に向けてしっかり休んで、次に備えたいなと思います。


Q:大きな価値のあった決勝ゴールのシーンを振り返っていただけますか?


A:あの時の状況というのは正直に言うとはっきり覚えていないんですけど、右サイドから良いボールが来て、相手のディフェンダーが競った所で、自分の前に良い形でボールがこぼれて、相手に触られる前に先に触ったボールが得点に繋がったと、そういう風なシーンだったと思います。


Q:これでまだ優勝の可能性を残したと思います。最後に今後に向けて一言いただけますか?


A:チャンスがある限り、我々は最後までしっかり戦い抜きたいと思いますし、今までと変わらず皆さんにはチームの後押しをしていただきたいなと思います。宜しくお願いします。


【水沼貴史氏のレビュー】
(柏)
最低限5連勝して相手の結果を待つという所はクリアしましたね。
苦しい試合だったとは思います。
言ってみれば相手のミスから得たチャンスを
しっかりモノにしたということですから
しっかり我慢をした戦いができたのかなという気がします。
ただ、1-0で満足するようなチームではないと思うので
追加点を取って楽な展開に持って行きたかったでしょうね。


後半になってちょっとシステムを変えて
中盤のトライアングルの形を変えましたけど
それによってサイドを積極的に生かせるようになりましたし
結果的にはそれがうまく行った形ですよね。


中村も良いセーブを連発していました。
「さすが中村航輔」というプレーは多かったですね。
なかなかボールが来ない時は集中するのも難しいと思うんですけど
そういう中でも結果をしっかり持ってくると。
本当に良いゴールキーパーですね。


若いチームですから勢いというのも必要だと思いますし
自分たちのスタイルがありますから
あと4試合もそれを貫いてやって欲しいですね。
プレッシャーもそこまではないと思いますよ。
実際上とは勝ち点が離れている訳なので
プレッシャーよりも「勝っていこう」という気持ちの方が強いと思いますね。


たぶんプランAがうまく行かない時にも
プランB、プランC、プランDを持っているチームだと思いますし
それをできる選手たちが揃っていると思います。
あとは個人戦術をしっかりと持っている選手が多くて
それは育成という舞台がしっかりあるということもあると思いますし
それがこのチームの特徴でもあると思います。


下平監督もビルドアップの修正の話をされていましたが
レイソルはそこが凄く興味深くて
4バックなんですけど左肩上がりになって、3枚で回したりするんですよね。
逆もやったりするんですけど、そういうことが自然とできるというか
それを本当に再三放送の中でも話はしましたけど
個々の選手たちの色々な理解力が高いという感じがしますね。
相手が5-4-1なら3バックは1トップの横にうまく出ていくと。
両サイドを攻略するということをやり出しましたが
それを普通にできますし、守備面ではダブルボランチ気味にもなりましたし
このチームは色々なことができますね。


(甲府)
決定機も多かったですし
失点シーンまではしっかりと守れていましたから
非常に悔しいと思いますね。
ジリジリと名古屋にも追い上げられていますけど
試合数が少なくなってくると最大勝ち点も減ってくる訳ですから
そういう計算をしつつの戦いが続きますね。


年齢のことを言ってはなんですが
ベテラン選手が凄く多いチームの中で
今日は森が途中から出てきて良いプレーも見せてくれましたけど
あそこで結果が出てくると彼自身もどんどん自信が深まって
チームのためにという強い想いもまた膨らんでくると思いますけどね。


でも、このチームは本当に凄いですよ。
毎年選手が抜かれたりする中で
残ったベテランの選手は歳を重ねていく訳で
もちろんケガはありますが、その中でも節制して
ピッチに立ち続けるのは凄いことだと思います。


だいたいやり方的にも本当にプラン通りに
行っていた部分は多々あったのかなと思いますね。
石原の交替のタイミングは本当に時間がない所でしたから。
彼はトリッキーなこともやったりしますし
違う変化が生まれたのかなという所ですよね。
でも、本当に佐久間監督がおっしゃっていたように
良くやれているとは思いますね。
正直な所は毎年こういう戦いをしていって
安定したメンタルで戦うというのは結構難しいと思うんですけど
ベテランの選手たちはそういうことができますからね。


【Jリーグブログ的データ】
J1-2nd第13節@日立柏サッカー場
柏レイソル 1-0 ヴァンフォーレ甲府

入場者数:9,043人 天候:曇、弱風
気温:26.1度 湿度:79%
主審:榎本一慶
副審:山際将史、小椋剛
第4の審判員:柿沼亨


《得点者》
<柏>
64'ディエゴ・オリヴェイラ⑫


《選手寸評》
(柏)
GK中村航輔
事もなげに繰り出すファインセーブを柏だけで披露するのはあまりにもったいない
DF茨田陽生
前後半で変わったビルドアップとオーガナイズのキーマン。新境地も板に付いてきた
DF中谷進之介
際どいシーンでの体の張り方はリーグ屈指。チームを牽引する覚悟が窺える
DF中山雄太
引いた相手にサイドチェンジを何度も試みる。攻撃の起点への意欲が高かった
DF山中亮輔
後半は時折持ち味を発揮も、もっと縦へと仕掛ける姿勢が欲しかったか
MF秋野央樹
キャプテンとしての風格も出てきたが、引いた相手にミドルの姿勢もチラつかせたい
MF小林祐介
攻撃でシビアなゾーンへ顔を出したいが、勝手知ったるトライアングルで存在感
MF中川寛斗
守備の貢献度は圧巻ながらもはやデフォルト。オフサイドになった飛び出しに進化の跡
(→89' FW田中順也)
厳しい状況が続くが短い時間で何とか結果を出すしかない
FW伊東純也
前半は引かれた古巣に苦労するも、後半は自慢のスピードで推進力を押し出した
(→81' MFドゥドゥ)
一度訪れた決定機はまったくのフリーだっただけに沈めたかった所
FWディエゴ・オリヴェイラ
唐突な決定機をきっちり沈めるあたりにストライカーとしての充実度が垣間見える
(→90+3' DF鎌田次郎)
難しいセットプレー時での交替もきっちり1分間を締め括る
MFクリスティアーノ
なかなかチャンスを創り切れない中でも焦れずに90分間やり切ったのは成長の証


《選手寸評》
(甲府)
GK河田晃兵
失点シーンはノーチャンス。やれることは間違いなくやり切ったが...
DF土屋征夫
守備面では体を張りつつ前線まで駆け上がるシーンも。勝利への執着を最も放った
DF山本英臣
危機察知能力と危機回避能力が高次元でリンク。必要不可欠な残留への超キーマン
DF新里亮
基本線はセーフティ。スペースが埋まっていたことで伊東の脅威にもさらされず
MF稲垣祥
すさまじい上下動でクリスと山中を監視。引き分け以上ならMOM級のパフォーマンス
(→87' MF石原克哉)
指揮官も評価したように短い時間で攻撃を活性化。もう少し時間があれば...
MF保坂一成
当然守備に軸足も、このメンバー構成ならもうわずかでも攻撃の関与を求めたい
(→81' MFビリー・セレスキー)
期待された攻撃面でパワーを出せず。大事な交替カードとしてはやや消化不良に
MFマルキーニョス・パラナ
中央に鎮座してピンチの芽を摘みつつバランス維持。勘所の押さえ方には目を見張る
MF橋爪勇樹
ほぼ5バック気味の布陣で伊東に蓋もセットプレーの精度は向上が必要
MF田中佑昌
縦に出て行きたい意識の中で周囲のフォローに恵まれず。クロス精度は高かった
MF盛田剛平
サイドで懸命に守備へ奔走する姿を見せられては失点時のミスも責めたくはない
(→67' FW森晃太
途中出場でシュート3本の積極性は見事もそろそろ目に見える結果が欲しい
FWダヴィ
周囲との負担差を考えれば前半の決定機は絶対に決めなくてはいけなかった


再放送スケジュールは
9月30日(金)深夜1:00~深夜3:15 J SPORTS 3
となっています。
是非このマッチレビューと共に再放送もお楽しみ下さい!


土屋

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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
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