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東京都クラブユースU-17サッカー選手権大会決勝リーグ FCトリプレッタユース×杉並FCユース@小平G

February 8, 2017 10:04 PM

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0205kodaira1.JPG首都に居を構える街クラブ同士のプライドを懸けた90分間。FCトリプレッタユースと杉並FCユースが対峙する一戦は小平グラウンドです。
「去年は結構キャラクターがいっぱいあって、形というよりは個でという所もあったんですけどね」と大貫雅之監督も話したように、個性的なキャラクターを各ポジションに散りばめ、T2リーグを3位で駆け抜けて3年ぶりにT1復帰を決めた昨シーズンのFCトリプレッタユース。指揮官が「今年は本当に一から創っていく中でも、団結している部分があるんです」と評した今シーズンのチームも、今大会の初戦でいきなり東京武蔵野シティFC U-18を4-1で退けると、FC東京U-18には0-6で敗れたものの、このゲームに勝てば西が丘行きは濃厚。恒例の元気な円陣で気勢を上げ、大事な90分間へ向かいます。
三菱養和SCユース、東京武蔵野シティU-18、FCトリプレッタユースといった、いわゆる都内の街クラブで言う所の"第1勢力"に追随すべく着実に力を蓄えてきている"第2勢力"の旗手。厳しい1次リーグを堂々と抜け出し、2年連続でこの大会の決勝リーグまで駒を進めてきた杉並FCユース。昨年度は決勝リーグこそ3連敗と厳しい現実を突き付けられましたが、1次リーグではトリプレッタを5-2と粉砕。3年連続でT3でのシーズンを戦い抜いてきた実力と経験を後ろ盾に、最終戦で決勝リーグ初勝利を真剣に狙います。会場には午前中にもかかわらずサッカー大好きな皆さんが集結。楽しみなゲームは11時にキックオフを迎えました。


3分のファーストシュートはトリプレッタ。右サイドでボールを持った川野優太(2年・FCトッカーノ)が右からカットインしながら、得意の左足で枠内へ。ここは杉並FCのGK加藤弘也(2年・VERDY S.S. AJUNT)がキャッチすると、以降も榎戸龍平(2年・FC.VIGORE)と竹野晴人(2年・FCトリプレッタJY)のセンターバックを中心にボールはトリプレッタが持ちつつも、「まずは裏で基点を創ってというのは海里と2人で話し合っていた」とボランチの谷本竜一(2年・FC.GIUSTI世田谷)も認めたように、共有した裏を狙うスタンスがあまり手数に直結せず、落ち着かない展開が続きます。
杉並FCも13分には菊地慧人(2年・杉並FC JY)のドリブルからFKを獲得し、大島陸歩(2年・啓明中)の蹴った左FKは中と合いませんでしたが、1つチャンスを創出。14分にはトリプレッタも谷本が右へサイドチェンジを通し、川野のクロスに飛び込んだ船越毅郎(2年・FCトリプレッタJY)のシュートはヒットせず。16分は再び杉並FC。右からレフティの横井郁夢(2年・杉並FC JY)がFKを蹴り込むと、こぼれを拾った原田拓実(2年・桐蔭学園中)のミドルは枠の上へ外れたものの、杉並FCが滲ませる先制への意欲。
なかなかスムーズなアタックの出てこないトリプレッタの中で、徐々にエンジンをふかし始めたのは「アイツはあのスタイルを持っているので」と大貫監督も言及したレフティ。22分にキャプテンマークを託された進藤佑(2年・FCトリプレッタJY)のパスから、うまく前を向いた川野のシュートはわずかに枠の左へ外れるも好トライ。27分にも谷本が裏を1本のパスで窺うと、斜めに走った川野にはわずかに届かず。28分にも岩崎海里(2年・FCトリプレッタJY)を起点に進藤が右から中へ折り返し、船越のシュートが大島にブロックされたこぼれを川野がシュートまで。ここも加藤が丁寧にキャッチしましたが、9番を背負うレフティに続いて到来するチャンス。
30分は杉並FCにビッグチャンス。エリア内へ潜った菊地はマーカーを巧みに外しながら左足でフィニッシュ。「GKは上の学年の人がチームにいないので、そこはまとめていく自覚を持ってやらないとと思います」と話すトリプレッタのGK島田航樹(1年・PELADA FC)がファインセーブで応酬するも、あわや先制というシーンを創出。31分はトリプレッタに決定機。森友紀(1年・学習院中)が基点を創り、濱田真(2年・FCトリプレッタJY)が右へ流したボールを川野が狙ったシュートはわずかに枠の左へ。動き出した展開。漂い出すゴールの予感。
そんな中で先に歓喜を迎えたのは杉並FC。32分に左サイドで原田が縦パスを送ると、うまく抜け出した今村浩太(1年・都立石神井高)はそのまま強烈なシュート。島田も懸命に触りましたが、クロスバーに当たって跳ね返ったボールに全身で飛び込んだ菊地のダイビングヘッドは無人のゴールネットへ突き刺さります。完全に崩した形から最後は10番のエースがさすがの一仕事。杉並FCが1点のリードを奪いました。
「向こうも最終戦で当たって砕けろで取りに来るからという所で、やらせちゃったという感じですね」と大貫監督が話したトリプレッタは追い掛ける展開になりましたが、「失点してからみんなが前に行っちゃおうみたいな感じになっていた」(島田)「焦りが結構あって、また縦にもっと急ぐみたいな所が出ちゃった」(谷本)と2人が声を揃えた通り、やや縦に速い展開の増加で逆にチャンスが生まれず、38分には杉並FCも横井の左FKへ走り込んだ大澤勝也(2年・杉並FC JY)はわずかに届かなかったものの、惜しいシーンを。41分に川野が直接FKをクロスバーの上へ外すと、42分は杉並FC。ボランチの内田真揮(2年・練馬大泉北中)がサイドへ付け、横井が右から折り返し、今村のスルーを経て江口武志(2年・三鷹F.A.)が叩いたミドルは枠の上へ。44分も杉並FC。大島と三谷太陽(1年・杉並FC JY)の連携で手にした右CKを横井が蹴り込み、今村が打ち切ったシュートは島田がキャッチしましたが、終盤は続けて攻撃の手数も繰り出した杉並FCが1点のアドバンテージを握って、最初の45分間は終了しました。


「本当に目の色を変えて、ちゃんと飛び込んででも滑ってでも流し込みに行くというのを最初からやれないと、そんなに勝つのは簡単じゃないのかなと思いますよね」という大貫監督の決断はハーフタイムでの2枚替え。濱田と岩崎に替えて、坂東亜門(2年・FCトリプレッタJY)と根本悠希(2年・ヴェルディSSレスチ)を送り込み、中盤センターの強度とモビリティ向上に着手するも、後半のファーストシュートも杉並FC。49分に横井が放ったミドルは、DFに当たって島田がキャッチしましたが、北川慧(2年・杉並FC JY)と大澤のセンターバックコンビを軸に、守備の集中力を途切れさせない杉並FCが自信を持って目指す次なる1点。
51分はトリプレッタ。進藤の左CKは大島がきっちりクリア。52分もトリプレッタ。右サイド、ゴールまで約25mの距離から進藤が直接狙ったFKは加藤がキャッチ。53分は杉並FC。横井が中央へ放り込んだ左FKは島田がパンチングで回避。54分も杉並FC。横井の左CKは中央でオフェンスファウルの判定。56分も杉並FC。左寄り、ゴールまで30m弱の位置で獲得したFKを横井が直接狙うも、ボールは枠の左へ。お互いにセットプレーで探り合う得点機。
61分に大貫監督が切った3枚目のカード。川野を下げて、ウルヴェ・ヒューゴ(2年・青山SC)を投入すると、直後の62分にはウルヴェ・ヒューゴが高い位置でボールを奪い切り、右サイドから中へ。森はシュートを打ち切れませんでしたが、ハイプレスからフィニッシュに近い所まで。64分に右から進藤が蹴ったCKはDFのクリアに遭うも、66分にも進藤が左サイドの深い位置にフィードを送り、船越の巧みな折り返しから森が持ち込んだボレーは枠の左へ逸れたものの、少しずつトリプレッタに見え始めたゴールへの道筋。
それでも杉並FCも前面に打ち出す追加点への意欲。73分には加藤のキックを横井が頭ですらし、菊地が走ったシンプルな形から左CKを獲得すると、右サイドでこぼれを拾った菊地のクロスに、大澤が頭で飛び付くも枠へは飛ばず。74分にも大島のパスから横井が30m近い距離を単騎で運び、打ち切ったシュートはDFが何とかブロック。74分はトリプレッタに4人目の交替。森と高橋海志(2年・府ロクJY)をスイッチして、前線の顔触れに加えた変化。75分も杉並FC。右から横井が蹴ったCKはDFがクリア。残された時間は15分とアディショナルタイムのみ。
トリプレッタを救ったのは「高校ではたぶん公式戦初ゴールだと思います」と笑った24番。79分に左サイドでボールを持った谷本は「後半は『もうちょっと長いボールを増やそうかな』というのは思っていて、パスを受けたら走っているのが見えたので『通せるかな』という狙いで」右サイドへフィードを送ると、「こっちの崩しも短い距離ばかりだったので、『狙えるかな』と思って走ったら、ちょうど良いボールが谷本から飛んできたから、『打ってみようかな』という感じで」根本は右足一閃。美しいダイレクトボレーで繰り出された軌道は、左スミのゴールネットへ鮮やかに吸い込まれます。「自分の中で入った気がしなくて、みんながワッときて、やっと『ああ、ゴールだ』みたいな感じでした」と根本が話せば、「あそこからあんなシュートが入ってくるとは思ってなかったです。ビックリしました」と谷本も素直な感想を口に。「あまり僕は上手くないので奇跡みたいな感じですね(笑)」と笑顔を見せた根本の同点弾が飛び出し、スコアは振り出しに引き戻されました。
畳み掛けたいトリプレッタは82分に竹野と森本瑶治(2年・FC Consorte U-18)を入れ替えると、83分に松本大樹(1年・VERDY S.S. AJUNT)を起点に船越がスルーパスを狙い、走ったウルヴェ・ヒューゴはわずかに届かず、加藤が足でクリアしましたが悪くないアタックを。突き放したい杉並FCも、86分に大島が左CKを蹴り込むもDFのクリアに阻まれ、90分に横井が入れたFKも谷本が大きくクリア。大貫監督は90分に船越と三浦龍一(2年・FC PROUD)も交替させて最後の勝負へ。アディショナルタイムは5分。激闘の結末やいかに。
90+3分はトリプレッタ。中央右寄り、ゴールまで約25mの位置から進藤が放った直接FKはわずかにクロスバーを越え、頭を抱えるキャプテン。榎戸と茅島虹太(2年・1FC ELDER)の交替を挟み、90+5分には坂東のパスを右からウルヴェ・ヒューゴが折り返し、進藤のシュートがゴール前にこぼれるも、詰めた三浦より一瞬早く大島がスーパークリア。ドロー決着かと思われた刹那、ラストプレーに潜んでいた劇的な狂喜。
右サイドからこの日3本目となるCKを進藤が蹴り込むと、「ボールに向かって突っ込んでいった」谷本が相手よりわずかに長く伸ばした足へ当てたボールは、密集をすり抜けてゴールネットへ飛び込みます。「軌道はもう見えなかったので、気付いたらネットが揺れていたみたいな。当たった感覚はあったんですけど、『スネに当たったかな』みたいな感じでした」と振り返った谷本を中心に、GKの島田まで駆け寄ってできた11人の歓喜の輪。「時間は95分の中で本当にギリギリで最後でしたけど、それがどのタイミングでも、その時間の中で逆転したという所は評価できると思います」と大貫監督も安堵の表情を浮かべたトリプレッタが、劇的な逆転勝利を手繰り寄せる結果となりました。


印象的だったのはトリプレッタが同点に追い付いたシーン。根本のゴールが決まり、トリプレッタから見て左サイドで歓喜の輪ができていた一方で、GKの島田はその輪とは逆の右サイドへダッシュで向かいます。何があったのかと様子を眺めていると、転がっていたボールを全速力で拾いに行き、そのままセンタースポットへボールをセット。その後は再び全速力でゴールマウスへと帰っていったのです。そのことを尋ねると、「あそこは味方があっちに蹴ったのと、『もう1点取らなければいけない』という気持ちの現れです。『もう1点チームとして取りに行かないと』という気持ちだったので、ボールをセンターサークルへ戻しに行きました」とのこと。あの状況で1人だけ冷静に状況を見極め、もう1点を奪いに行く姿勢を見せたことが逆転弾に繋がったと、そんなに綺麗なストーリーを描きたい訳ではありませんが、島田の取った行動に感心させられたことだけは間違いのない事実です。「地区トップで1年間やっていたんですけど、Tリーグは2個上のGKの人がいたので全然出れなくて、まともにこんな芝でやるのは初めてだったので、とりあえず初戦の武蔵野戦はとにかく緊張して、声を出すことでそれに飲み込まれないようにしました」と苦笑しながら話してくれたように、トップチームでプレーするようになったのはこの大会から。大貫監督も「時々大ポカもあるんですけど」と笑いながら、「頭が良いんですよ。1学年下なんですけど結構強気に言いますし」と評価を口に。あの局面だけを切り取って考えても、「まだまだなんで自信なんてないです」と謙虚に話す1年生守護神の今後が非常に楽しみです。       土屋

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