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高校新人戦群馬決勝 前橋育英×前橋商業@敷島

January 29, 2017 9:15 PM

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0129shikishima.JPG近年は再び覇権を争うステージで実現してきた"群馬クラシコ"がこの新人戦でも。前橋育英と前橋商業が"一冠目"を懸けて激突する一戦は県立敷島公園サッカー・ラグビー場です。
「彼らは一生忘れないと思いますし、私も一生忘れないと思います。もう1回最初から頑張れということなんじゃないかな」と山田耕介監督が振り返った、選手権の全国ファイナルはわずかに3週間前。その悔しさをかつてないパワーに変えるべく、新チームをスタートさせたばかりの前橋育英。全国準優勝を経験した4人がそのまま残ったDFラインに加え、アタッカー陣も飯島陸(2年・クマガヤSC)や田部井ブラザーズなど、昨年からの主力が数多くメンバーに名前を連ねる中で、「選手権に出たメンバーが中心になるということはないと思うので、1年間どんどん競争させていきたい」と語るのは山田監督。まずは新人戦のタイトルを獲得して、新シーズンの門出を飾りたい所です。
昨年度はインターハイで4年ぶりに群馬を制し、勢いそのままに全国ベスト16まで。選手権予選はファイナルで育英に逆転負けを喫し、12年ぶりとなる冬の全国出場とは行かなかったものの、同校のOBでもある笠原恵太監督の指導の下、確実に復権の狼煙は上がりつつある前橋商業。迎えた今大会も初戦で桐生西を18-0という衝撃的なスコアで下すと、共愛学園に2-0、高崎に1-0と競り勝ち、昨日の準決勝も健大高崎を1-0で退けてファイナルまで。GKの田村健太朗(2年・前橋ジュニア)やキャプテンマークを巻くセンターバックの李守文(2年・ザスパクサツ群馬U-15)など、センターラインに昨年からのレギュラーを配しつつ、ここまで無失点の守備力をベースに難敵へ挑みます。気温15.5度という群馬の1月とは思えないポカポカ陽気に、スタンドには700人近い観衆が。楽しみな"クラシコ"は育英のキックオフでスタートしました。


やや静かに立ち上がったゲームを動かしたのは、「それだけだと思われたくないので、自分的にそんなに投げたくはないんですけどね」と苦笑する渡邊泰基(2年・アルビレックス新潟JY)のロングスローから。9分に投じた"1投目"はDFのクリアに遭ったものの、10分の"2投目"で室井彗佑(1年・横河武蔵野FC JY)がGKに競り勝ったボールはゴール方向へ。前商の大𣘺洸紀(2年・図南SC前橋)もライン上でスーパークリアを見せましたが、こぼれに飛び付いた宮崎鴻(2年・三菱養和巣鴨JY)は「GKを抑えて触らせないようにしながら」、高く上がったボールをヘディングでゴールネットへねじ込みます。「ジエゴ・コスタが凄く好きなんです」と笑うストライカーが早くも結果を。育英が1点のリードを手にしました。
以降もゲームリズムは育英。16分には左サイドでルーズボールを収めた渡邊が縦に鋭く持ち出し、送った低いクロスへニアに飛び込んだ室井のヘディングは田村がファインセーブで掻き出すも、サイドアタックから決定機を。前商も18分には小此木駿(2年・図南SC前橋)が粘って残し、10番を背負う藤生春樹(2年・FCおおた)がシュートを狙うも、寄せたDFがきっちりブロック。22分は再び育英。センターバックに入った後藤田亘輝(2年・横浜F・マリノスJY追浜)が好フィードを蹴り込み、トラップで収めた宮崎のシュートは前商のセンターバック贄田新(1年・図南SC前橋)が何とかブロックしましたが、「パワフルな所とポストプレーが特徴ですよね」と指揮官も認める宮崎が生み出すタイガー軍団の推進力。
直後にキャプテンの田部井涼(2年・前橋FC)が蹴った右CKは田村にパンチングで弾き出されたものの、23分も育英。左から渡邊が投げ入れたロングスローに、宮崎が直接合わせたヘディングは田村が何とかセーブ。同じく23分も育英。今度は右サイドバックの松田陸(2年・前橋FC)がロングスローを敢行し、宮崎が競ったこぼれを渡邊が叩いたミドルはクロスバーの上へ。24分も育英。中央での細かいパスワークから、田部井涼が枠へ収めたミドルは田村がキャッチしましたが続く攻勢。25分は前商。サイドバックの櫻井優希(2年・FCクリロ)が絡んで奪った右CKを齋藤建(1年・図南SC前橋)が入れるも、李はシュートまで持ち込めず。同点とは行きません。
すると、27分の追加点もセットプレーから。右サイドで獲得したFKを「監督に試合前に『セットプレーから点がない』と言われていて、自分はキッカーとして本当に悔しかった」と話す田部井涼が蹴り込むと、宮崎が競った中央の混戦に飛び込んだのは松田。頭で突いたボールはゴールネットへ収まります。「田部井涼のキックは結構いいので、武器になっていけばいいのかなと思いますね」と山田監督。両者の点差は2点に広がりました。
止まらない育英。松田の右スローインから室井が枠の上に外した28分のシュートを経て、30分にはさらなる歓喜を。自らが蹴った右CKの跳ね返りへ反応した田部井涼は、「あのへんに行ってファーになだれ込むヤツらが行けば、GKと交錯して1点というボールを蹴ったつもり」という軌道を左足で描くと、左スミギリギリへ飛んだボールはGKの頭上を破り、そのままゴールネットへ吸い込まれます。「そのままゴールに吸い込まれてくれたので良かったです」と素直に明かしたのは本人ですが、「涼のキックは良いですよ。ちょっと格が違いますよね。速さも正確性もあるし」と山田監督も絶賛するキャプテンが3点目をマーク。育英強し。
さて、なかなか攻め手の見つからない前商は31分で早くも1人目の交替を。小此木に替えて、笠原監督も「この子は良いですよ。テクニックがあって」と評価を口にする中島怜意(1年・図南SC前橋)を送り込むと、35分にもボランチの藤原陸斗(1年・前橋ジュニア)と星野剛(1年・渋川子持中)を入れ替えて反撃態勢を整えますが、36分の決定機も育英。田部井涼の左CKをファーで松田が折り返し、塩澤隼人(2年・FC東京U-15むさし)のヘディングはわずかにクロスバーを越えますが、またもセットプレーからビッグチャンスを。38分には前商も星野が中盤でタメを創り、大𣘺がスルーパスを狙うも、走った左サイドバックの堀井景太(2年・1.FC川越水上公園)はわずかに届かず。39分は育英。渡邊のフィードを宮崎がきっちり落とし、室井が狙ったシュートは枠の左へ外れたものの、「ターゲットマンが明確にいる」(山田監督)利点を生かした育英が3点のリードを携えて、最初の40分間は終了しました。


後半はスタートから前商に3人目の交替が。GKの田村に替わって塩浦勇斗(1年・図南SC前橋)がゴールマウスへ。49分に田部井涼が蹴った右CKは贄田がきっちり弾き出し、直後にまたも田部井涼が入れた左CKをニアで松田が逸らしたボールも何とかクリアすると、52分に渡邊が放り込んだロングスローを宮崎が拾い、田部井悠(2年・前橋FC)が枠へ飛ばしたミドルは塩浦ががっちりキャッチ。1年生守護神は冷静にゲームへ入ります。
53分は育英に1人目の交替。選手権で活躍した角田涼太朗(2年・浦和レッズJY)の欠場を受け、センターバックを任されながら「アイツもそんなに悪くないですよね」と山田監督も合格点を与えた加賀谷匠(2年・知多SC)に替えて、山﨑舜介(2年・浦和レッズJY)を右サイドバックへ投入し、松田がセンターバックへ。55分には田部井涼を起点に宮崎とのワンツーから、飯島が打ち切ったボレーは枠の右に。56分には前商も中島がGKへのバックパスに猛然とプレスを掛け、クリアを体に当ててあわやというシーンを創り出すと、2分後に山田監督はGKを松本から湯沢拓也(2年・足利両毛ユナイテッドFC)にスイッチ。「この前もああいうことがあったから」と話す指揮官がシビアな交替で示したのは、試合に出るための明確な"基準"。
59分は前商。ボランチの石井那智(1年・図南SC前橋)を起点に、左サイドを駆け上がった堀井が裏を狙い、抜け出した藤生のシュートは松田が確実なカバーから的確なブロック。60分も前商。齋藤の左CKから贄田が放ったシュートはフォワードの室井が体でブロック。66分は育英に3人目の交替。室井を下げて、そのまま最前線に石井陽向(1年・EPOCH横越)を解き放ち、狙うダメ押し弾。67分は育英。田部井涼の右CKから、ルーズボールをまたも田部井涼がクロスに変えると、突っ込んだ山崎のヘディングは塩浦がファインキャッチで応酬。69分は前商に4人目の交替が。堀井に替えて下境涼太(1年・前橋ジュニア)を最前線に中島と並べ、藤生を再び右サイドハーフに、大𣘺を左サイドバックにスライドさせて最後の勝負へ。残された時間は10分間とアディショナルタイム。
70分の一撃は「馬力はありますよね」と指揮官も評した1年生。左サイドから渡邊が入れた"5投目"を、「ずっと練習していた形で、当てて陽向がうまく抜けてくれて良かった」と笑った宮崎が正確に落とすと、抜け出した石井はGKともつれながら執念でボールをゴールネットへ押し込みます。1年生の積極性もさることながら、「『出てこい、出てこい』という形で地道に鍛えていた感じです。ああいう子がやっぱり必要ですよね。周りが生きるから」と山田監督も認めた宮崎は3ゴールに絡む猛アピール。スコアは4-0に変わりました。
最後まで手綱を緩めないタイガー軍団。71分にエリア内で飯島が掴んだ決定機は塩浦のファインセーブに阻まれましたが、直後にはその飯島と細田海斗(2年・飯能ブルーダー)をスイッチ。75分には前商も、下境の仕掛けから齋藤が抜け出すもオフサイドの判定。76分は育英。田部井涼の右FKから、宮崎が放ったシュートはクロスバーの上へ。80+2分には5人目の交替として殊勲の宮崎を下げ、辻口陸(2年・クマガヤSC)がピッチヘ。80+3分は前商にラストチャンス。エリア内から齋藤が打ち切ったシュートがわずかに枠の左へ外れると、これがこのゲームのラストシュート。「このチームのストロングというのは、何となくですけど今日のゲームを見たら『そうなんだろうな』というのは出てきましたよね」と山田監督も一定の手応えを口にした育英がライバルを下して、新人戦を力強く制する結果となりました。


「これがゴールじゃなくてスタートですし、県内四冠という目標に向かって自分たちは頑張っているので、その一冠が獲れた所はホッとしています」と田部井涼も話した育英は、盤石とも言うべき強さを見せての"一冠目"を堂々と獲得してみせたものの、その田部井涼が「1月9日は本当に忘れられない日で、青森山田が優勝の盾を掲げた瞬間は本当に悔しかったですし、選手権に出ていたメンバーはいっぱいいますけど、本当に悔しさを持って練習に取り組んでいるので、あの残像が今の原動力ですね」と続けたように、やはり『1月9日の衝撃』は今シーズンの育英を語る上でも大事な要素になっていく雰囲気が。「彼らは去年の決勝の後のセレモニーで、結構噛み締めた顔をしていましたからね。それを忘れず1年間やっていくということが一番。私もそうなんですけどね(笑)」と笑ったのは山田監督ですが、もちろん田部井涼のようにピッチで体感した選手も、「選手権の決勝は応援席で何もできない自分が凄く悔しくて、もう1回あそこに戻っていけるように、これからもっとやらなきゃいけないと思います」と語る宮崎のようにスタンドで体感した選手も、明確な目標に向かって日々のトレーニングへ取り組めているようです。その目標に近付く意味でも選手権経験組のレベルアップはもちろん、「去年の決勝を戦っている2年生が残っているのは凄く心強いので、自分も失う物は何もないという感じで、このまま強い気持ちを持って1年間戦えればいいかなと思います」と言い切った宮崎のような、選手権を経験していない新戦力が結果を出したのは今大会の小さくない収穫。1年後に埼玉スタジアム2002で最高の歓喜を迎えるべく、上州のタイガー軍団は力強い一歩を踏み出しています。      土屋

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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
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