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インターハイ東京決勝 関東第一×國學院久我山@赤羽スポーツの森

June 23, 2015 9:49 PM

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0621akabane.jpg東京王者を決める一戦は関東大会予選ファイナルのリターンマッチ。関東第一と國學院久我山の決勝戦は赤羽スポーツの森公園競技場です。
関東大会予選で東京を堂々と制し、T1リーグでもここまで8戦全勝の首位と、今シーズンはここまで都内のコンペティションで一度も負けずにこのインターハイ予選へ挑んだ関東第一。今大会も初戦となった準々決勝で早稲田実業を1-0で振り切ると、前日の準決勝では帝京を壮絶な延長の末に下した東京朝鮮を相手に、なかなかゴールの生まれない展開ながら「しっかり自分たちで耐えながら、焦らずにゆっくり攻めていって点が入ったという感じ」と道願翼(3年・VIVAIO船橋)も話したように、落ち着いて攻撃を繰り返しながら、岡崎仁太朗(3年・杉並ソシオ)と冨山大輔(2年・FC習志野)がゴールを奪い切って、7年ぶりとなる全国出場権を獲得。大舞台への手土産に春夏制覇を達成するための80分間に臨みます。
長年チームを率いてきた李済華監督の勇退を受け、ヘッドコーチを務めていた清水恭孝監督を新指揮官に頂いた今シーズンの國學院久我山。それでも、その"久我山イズム"は清水監督も十分に理解しているだけあって、関東大会予選できっちりファイナルまで勝ち進むと、迎えた今大会も昨年は不覚を取った準々決勝で難敵の駒澤大学高に3-1で競り勝ち、「初めから100分間戦う気持ちでいよう」と指揮官に送り出された準決勝は、実際に都立東久留米総合と100分間の激闘を演じ、最後はPK戦で2年ぶりの全国切符を獲得。今度は東京王者として夏の関西に乗り込むべく、このファイナルへ挑みます。前述したようにこの両者は関東大会予選の決勝でも対峙し、その時は関一が2-1と勝利。お互いに絶対負けたくない東京最強決定戦のセカンドラウンドは、関一のキックオフでその幕が上がりました。


いきなりの決定的なチャンスは久我山。5分、鈴木遥太郎(3年・東急SレイエスFC)を起点に知久航介(2年・浦和レッズJY)が右へ振り分け、安藤謙生(3年・横浜F・マリノスJY)はグラウンダーで中へ。受けた名倉巧(2年・FC東京U-15深川)が反転しながら放ったシュートは、関一のCB中村翼(3年・大豆戸FC)がブロックしましたが、まずはらしいアタックで久我山が関一ゴールを脅かします。
対する関一のファーストシュートは7分。左から冨山が蹴ったFKが中央でこぼれると、「ここ最近はセットプレーから取れていないですけど、ヘディングに自信はあると言えばあります」と話す中村がそのヘディングで狙ったシュートは、久我山のGK羽藤宏太郎(1年・國學院久我山中)にキャッチされましたが、10分にも道願の左FKに中村とキャプテンの鈴木隼平(3年・Forza'02)が突っ込み、どちらもボールには触り切れなかったものの、セットプレーから窺う久我山ゴール。12分には浦川眞世(3年・三井千葉SC)が縦に付け、マルセイユルーレットで抜け出した冨山のミドルは枠の上へ外れるも、関一がフィニッシュに滲ませる勝利への欲求。
ただ、以降は「なんか微妙な所が合わなくて、足に入れてから判断という感じになってしまった」(関東第一・小野貴裕監督)「もうちょっと落ち着いてボールを動かせるように、ツータッチぐらいで回せればいいんですけど、本当にイージーなミスが多かったと思います」(清水監督)と両指揮官が声を揃えたように、お互いに細かいコンビネーションが合わず、アタックがシュートシーンまで繋がらず。主導権の探り合いが続きます。
25分はようやく関一に完璧な崩しの形が。道願が左へ展開すると、高橋快斗(3年・P.J.B)は1つ溜めて外へ。ここに上がってきたSBの佐々木功輝(3年・アルドール狭山FC)はピンポイントでクロスを送り込み、下がりながら頭で合わせた岡崎のシュートは「しなやかですし、肝っ玉も据わっているので期待しています」と清水監督も評した1年生守護神の羽藤が正面でキャッチしたものの、1つ狙った形を体現。29分は久我山にもチャンス。澁谷雅也(2年・ジェファFC)、鈴木ときっちり繋ぎ、左から多嶋田雅司(3年・FC東京U-15むさし)が叩いたミドルは関一のCB鈴木友也(2年・VIVAIO船橋)がブロック。先制とはいきません。
31分にはなかなか攻撃を組み立て切れない状況を受けて、小野監督がボランチの道願と1トップ下の冨山のポジションチェンジを指示。すると、33分には1つ前に出た道願がFKを獲得し、冨山が左から蹴り込んだボールを高橋がヘディングで合わせるも、ボールはわずかにクロスバーの上へ。36分は久我山。右SBを務めるキャプテンの宮原直央(3年・FC多摩)が30mミドルを狙うも、ボールは枠の左へ。39分は関一。「今年は去年に比べて個も高さもあまりないので、全員で守備を頑張ろうという意識はありますし、良い守備から良い攻撃に繋げるという感じです」と話す中村が素晴らしいインターセプトを敢行し、道願のミドルはクロスバーを越えたものの、シンプルな形からフィニッシュまで。どちらも本来のリズムが出し切れたとは言い難い最初の40分間は、スコアレスでハーフタイムに入りました。


後半のファーストシュートは「前半はみんな寝ているような感じだったので、ハーフタイムで『せっかく決勝なんだからやろうぜ』と声を掛けた」(中村)という関一。43分に岡崎が左へ散らし、カットインしながらエリア外から高橋が打ち切ったミドルは枠の右へ外れるも好トライを見せると、45分には相手の横パスをかっさらった展開から、左へ流れた冨山が右足でクロス。飛び込んだ岡崎には届きませんでしたが、関一がテンポを明らかに上げに掛かります。
主役は「点を取るというのが自分の武器だと思う」と言い切る9番のキャプテン。48分、中央に入ったボールを岡﨑が粘って残すと、ややゴールまで距離のある位置で収めた鈴木隼平は「前半はあまりシュートチャンスがなくて、後半は打ってやろうと思ってあそこで打ちました」と浮き球に体をかぶせて右足一閃。ボールはクロスバーの下を叩いて、そのままゴールネットへ飛び込みます。「自分より上手い選手はウチにいっぱいいるので、まずは自分が体を張ってチームに勢いを付けてから、みんながやってくれればいいと思っています」と話す鈴木隼平のゴラッソは貴重な先制弾。関一がスコアを動かしました。
さて、追い掛ける展開となった久我山。清水監督は49分に1人目の交替を決断。名倉に替えて1年生の鵜生川治臣(1年・前橋JY)をそのまま1トップ下に送り込み、中盤に新たな変化を。ただ、51分のチャンスも関一。浦川とのワンツーで左サイドを破った佐々木のクロスに、鈴木隼平が飛び込んだヘディングは枠の右へ外れたものの、ここも左からのクロスでフィニッシュまで。小野監督も直後に浦川と新翼(3年・Forza'02)を入れ替え、岡崎と新を並べる2トップ気味の布陣で追加点を狙います。
52分は久我山。鵜生川が巧みなボールの持ち方から左へ流し、鈴木遥太郎を経由して、SBの山本研(3年・横浜F・マリノスJY)が中へ切れ込みながら放ったシュートはクロスバーの上へ。53分は関一。鈴木隼平のパスを引き出した佐々木がここもクロスを蹴り込み、岡崎のヘディングは当たり切らずに枠の右へ。54分に澁谷とケガ明けの小林和樹(3年・ジェファFC)の交替を挟み、56分は久我山。左サイドを安藤がえぐり切って中へ入れるも、「最後にペナの中でやれるのはアイツ」と小野監督も話す鈴木友也がきっちりクリア。変わらないスコアボードの"0"と"1"。
65分に小野監督は2人目の交替を。再三のオーバーラップが光った佐々木を下げて、大里将也(3年・レッドスター)をそのまま左SBへ送り込んで、右SBに入った二瓶亮(3年・江戸川葛西第三中)とのバランスも考慮しつつ、最終ラインにさらなる安定を図るも、67分には久我山に絶好の同点機。多嶋田が中央から左へスルーパスを通すと、鵜生川はエリア内で1人外してシュート。ところが、ここに体で飛び込んだのは「相手は視野に入っていました。あの時は体がとっさに反応した感じ。たまたまです」と笑う鈴木友也。パートナーの中村も「彼に何回も助けられたりしています」と認める2年生CBがチームの危機を果敢に回避してみせます。
GKの羽藤、CBコンビの山口隼介(1年・東急SレイエスFC)、上加世田達也(1年・Forza'02)と1年生トライアングルの奮闘に応えたい久我山攻撃陣も意地のラッシュ。77分には積極的にボールを呼び込んでいた鵜生川が左へ展開し、こちらもそのドリブルでアクセントを生み出していた多嶋田が枠内へシュートを打ち込むも、ここは関一の守護神を託された円谷亮介(3年・FC東京U-15深川)ががっちりキャッチ。79分にも山本が右サイドへパスを通し、小林は縦に持ち出しましたが、大里が力強く体を入れ切ってゴールキックへ。届きそうで届かない、わずか1点の差。
80分は関一に追加点機。相手のパスミスを奪った岡崎は短く縦に付け、走った道願がドリブルから打ったシュートは、懸命に寄せたDFに当たって左ポストを直撃。直後に小野監督は岡崎と伊藤彩人(3年・VIVAIO船橋)をスイッチして、ゲームクローズに着手。清水監督も80+2分に最後のカードとして戸田圭佑(2年・FC多摩)を投入。いよいよファイナルも最終局面へ。
80+2分のラストプレーは左サイドで久我山が獲得したFK。キッカーの山本が丁寧に蹴ったボールは、しかしカベに当たり、ルーズボールへ懸命に飛びついた円谷が大事に大事にキャッチすると、赤羽スポーツの森に鳴り響いたファイナルホイッスル。「『ここを倒さないと立ち位置を大きく変えられないんだよ』という話をしてゲームに入った。子供たちもプライドを持っているので、気持ちがないということは絶対にないと思っていた」と小野監督も話した関一が、見事にライバルへの返り討ちを果たし、関東大会予選に続いて東京王者へ輝く結果となりました。


清水監督も「ちょっと昨日の消耗戦でかなり仕事をやり切った感が出ていたので、見ている人のためにももうちょっとエキサイティングなゲームをしなければいけないなと思ったんですけど、関一さんの方がエネルギッシュな感じはしたかなと思います」と素直に認めた久我山は、昨年からレギュラーを務めてきた絶対的なCBの野村京平(3年・横河武蔵野FC JY)や内桶峻(3年・GRANDE FC)が不在の中で、羽藤、山口、上加世田、鵜生川など1年生の奮闘が目立ちました。「3年生の良い子がいればもちろん出しますし、1年生の良い子がいれば出しますし、毎回久我山の場合で言うと色々な子を本番で使って試すのは、やっぱり実際にこの中に入ってどのくらいできるのか見ないとわからないのでやってみようかなという感じですね」と指揮官。実力で出場機会を得た1年生の今後は非常に楽しみです。この日は悔しい結果を突き付けられたものの、「私たちはチャレンジャーとして、1つでも多く勝ち上がることによって自信が付くと思うんですよ。そういう意味では今大会も苦しい戦いを勝ち抜いてきたと思うので、少し自信は付いてきているのかなと思います」と話した清水監督は、「選手権にしてもインターハイにしても、ベスト8の壁が最近ずっと超えられないので、そこを1つ目指したいかなと思います」と全国への抱負を。伸びしろ十分の"15'久我山"がどこまで全国で存在感を示せるのかにも注目したいですね。


今年の関一の強さを問われ、「チーム一丸となって守備もできるし、攻撃でもやっていけるし、自分のためだけじゃなくて人のために頑張って、みんながチームが勝つために戦えるという所が今年は良いと思います」とCBの中村が話せば、「やるサッカーを相手によって変えられるのが今年のウチの強みだと思う」と口にしたのはキャプテンの鈴木隼平。ある意味で関一が都内で存在感を発揮し始めてからのチームカラーとは、2人が表現したような今年の特徴はかなり異なるものであり、そのチームが全国出場という結果を出したという事実は非常に興味深いことでもあります。ただ、結果に繋がった一番の要因はトレーニングの充実。「今年はトレーニングが自分でしっかりとやれているというか、もちろんうまく行かない時もあるんですけど、自分の思い描いているものが普段の中で出ているので、試合の中でそんなに子供とああだこうだ言わなくても、練習の中で大事なことをほとんど言えている感覚があるんです」とは小野監督。また、「たくさん走らされて最初はみんな文句を言っていたんですけど(笑)、今となっては本当にあのおかげだと思うので感謝しています」と中村が話したように、今年の3年生の誰もが口にする藤山竜仁・前コーチに課された1年時の厳しいトレーニングが、今になってチームに大きな影響を与えているようです。大半の選手が全国大会は初めての経験ということもあって「自分の実力がどれくらい全国に通じるのかも確かめてやっていきたいと思います。本当に楽しみです」という中村の言葉は、おそらくチーム全員の共通した意見。ようやく都内を飛び出した東京王者の全国行進は果たしてどこまで。     土屋

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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
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