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東京都大学1部第9節 山梨学院大×立教大@立教大学富士見G

July 3, 2016 10:30 PM

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0703fujimi.JPG首位追撃を考えてもこれ以上の停滞は許されない両者の対峙。3位の山梨学院大と5位の立教大が激突する一戦は立教大学富士見グラウンドです。
創部されたのは2005年とごく最近のこと。総監督に韮崎高校を全国屈指の強豪に押し上げた横森巧氏を、監督にはヴァンフォーレ甲府やセレッソ大阪でも指揮を執った経験を持つ塚田雄二氏を招聘し、ヴァンフォーレ甲府との提携も結びつつ、着々と強化を進めている山梨学院大。在籍5シーズン目となる東京都1部リーグでは2013年に優勝を飾り、関東昇格入れ替え戦まで進出するなど、ここまでは一定以上の成果を。迎えた今シーズンは連勝と連敗を繰り返す格好で、現在は5勝3敗とわずかに白星先行の3位。7節で自ら土を付けた首位の日本大を追撃すべく、絶対に勝利で飾りたい前期のラストゲームへ臨みます。
関東大学1部優勝回数は明治大学や流通経済大学と並ぶ3回。1950年代から70年代に掛けては関東屈指の強豪として一時代を築きながら、やや関東の舞台から遠ざかって久しい立教大。近年は東京都3部を主戦場にした時期もありましたが、昨シーズンからはFC東京のトップチームやU-18、日本体育大を率いてきた倉又寿雄監督が指揮官に就任し、リーグ戦は5位という結果に終わったものの、「少しずつ厳しくやれるようになってきたし、基本的な技術も徐々に上がってきている」とその倉又監督も言及するなど、復権を目指す体制作りは着々と進行中。今シーズンは開幕3連勝と最高のスタートダッシュを切りながら、以降はやや足踏みが続いた格好で、現在は4勝2分け2敗の5位。こちらも後期の巻き返しに繋げる意味でも、落とせない90分間に挑みます。この日は集中応援日ということもあって、立教は140人近い部員が大集結。賑やかな雰囲気の中、立教のキックオフでゲームはスタートしました。


立ち上がりから積極的にシュートを繰り出したのは山学。2分に飯田昂大(4年・北陸)がミドルレンジからクロスバーの上へファーストシュートを打ち込むと、4分にも小野龍弥(3年・山梨学院大附属)のパスを受けた樋口竜也(3年・山梨学院大附属)が枠の右へ外れるミドルにトライ。6分には立教も左サイドでボールを持った浅見貫太(2年・JFAアカデミー福島)がカットインしながら、枠の上にミドルを外しますが、8分は再び山学。左から右足で上げた塚田士文(1年・山梨学院大附属)のクロスに、ファーで合わせた名嘉真朝季(4年・山梨学院大附属)のヘディングはわずかにクロスバーの上へ。「前半の立ち上がりはそんなに悪くなかったと思う」と塚田監督も話したように、まずは山学が攻勢を仕掛けます。
さて、10分過ぎからは「自分たちでやみくもに追いかけ回すのではなくて、自分たちの取りどころをハッキリしながらという所」(塚田監督)でそれほど前から来なくなった山学を尻目に、千葉滉一朗(4年・東北)、加藤陽介(2年・仙台育英)、齋藤慎太郎(1年・横浜F・マリノスユース)の3バックでゆっくりボールを動かしながら、立教が狙う前へのテンポアップ。10分には原純平(2年・神戸国際大付属)が右へ振り分け、角度のない位置から吉澤泰成(2年・都立駒場)がクロス気味に放ったミドルはクロスバーの上へ。13分にも右サイドで粘った関根陸(3年・桐光学園)が中央へ折り返し、走り込んだ吉澤のシュートはここも枠の上へ。20分には齋藤がクサビを打ち込み、最後は吉澤がわずかに枠の右へ外れるミドルまで。「泰成がしっかりキープできるようになってきたので、そこをまず攻撃の基点としてやっていこうという感じ」と指揮官も言及した吉澤が積極的にシュートを狙うも、先制とは行きません。
とはいえ、山学もセットプレーとショートカウンターから窺う一太刀。22分に左から飯田が蹴ったFKは、立教のGK宮園栄人(3年・JFAアカデミー福島)のフィスティングに遭い、直後にやはり右から飯田が蹴ったCKはニアで戸澤千空(2年・正智深谷)にクリアされたものの、23分にも樋口が左へ展開したボールを小野が繋ぎ、飯田のミドルは宮園が何とかキャッチ。ここからは少し膠着した時間が続く中で、「要所要所では攻撃をチャレンジしてやり切る部分もありましたけど、持たされていたのかなという部分もありました」とは立教のキャプテンを託されている森田晶彦(4年・市立千葉)。大きくは傾かないゲームリズムの天秤。
そんな中で均衡を破ったのは「シーズンの初めの方は守備も強いので3バックの右もやらせていた」と倉又監督も語るポリバレントなファイター。3分間の給水タイムを挟んだ34分。左サイドから入ってきたボールをエリア内で収めた関根は、寄せるマーカーに一度はボールを失い掛けましたが、ルーズボールに食らい付きながら強引にフィニッシュ。枠内へ向かったボールはGKも弾き切れず、ゆっくりとゴールネットへ転がり込みます。まさに執念と言うべきゴールをねじ込んだ関根が走り出した先には、紫に彩られた応援団の大きな輪が。立教がスコアを動かしました。
俄然勢いの出た立教のラッシュ。37分に浅見のパスを引き出した森田のミドルはゴール左へ。38分にも左サイドで粘り強くキープした浅見が、少しカットインしながら打ち切ったミドルは山学のGK山田純平(4年・山梨学院大附属)が冷静にキャッチ。42分にも左からエリア内へ侵入した森田の枠内シュートは、山田が何とかファインセーブで応酬。43分にも宮園のキックを森田が繋ぐと、吉澤のシュートは山田にキャッチされたものの、追加点への意欲を前面に。44分には山学も細かいパスワークから飯田がシュートまで持ち込むも、ここは立教の左ウイングバック藤田健吾(2年・清水東)が果敢なタックルで確実にブロック。守備陣もキープする高い集中力。
輝いたのは「彼はここまでほとんど出ていなかった選手」と倉又監督が明かした4年生。前半終了間際の45+2分に右サイドで立教が獲得したFK。セットした原純平が丁寧に蹴り込んだキックは山田がパンチングで弾き出すも、いち早くこぼれ球に反応した千葉は躊躇なく右足一閃。少しDFを掠めたボールはそのままゴールネットへと一直線に吸い込まれます。「こぼれを良い形で拾った良いシュートだったね。今まで溜まっていたものが爆発してというか、良い方向に行ってくれてたのかなと思います」と指揮官も称賛した千葉の一撃が飛び出し、立教が2点のリードを手にして最初の45分間は終了しました。


「あまり普段はやっていないけど、点を取られて『何か自分たちで変えるんだぞ』というメッセージを伝える意味で」塚田監督がハーフタイムに施したのは何と3枚替え。右サイドバックの小俣優人(2年・白根)を小澤凌也(2年・かえつ有明)、左サイドハーフの飯田を高橋建也(2年・山梨学院大附属)、前線の小野を原拓人(2年・山梨学院大附属)にそれぞれ入れ替え、中盤は右サイドハーフの名嘉真が左へスライドし、レフティの高橋を右サイドに置いて、「選手にもやることを徹底させて」(塚田監督)残された45分間に向かいます。
すると、後半最初の決定機は山学。52分に高橋が柔らかくディフェンスラインの背後に落としたボールから、原拓人はフリーで抜け出してGKとの1対1を迎えますが、左足で狙ったシュートはクロスバーを越えてしまい、思わず頭を抱える原拓人とベンチと応援団。「ああいう立ち上がりに点を取れる決定的ななヤツを入れないと」と嘆いたのは塚田監督。後半から投入された2人で決定的なチャンスを創出したものの、追撃弾を奪えません。
「自分としてはチームの一番上に立つ人間という認識でキャプテンを任されてやっている中で、ピッチの中で弱音を吐くことはできないですし、一番先頭に立ってやっていかなきゃという想いはあります」と語ったキャプテンのゴラッソ。54分に戸澤からパスをもらった森田は「右足も左足も結構狙って蹴るというよりは、思い切って振るというのが得点パターンの1つ」と左足を思い切って振り抜くと、ボールは「ポストを叩いた時は入ってくれと祈りました(笑)」という本人の祈りが通じ、枠に当たりながらもゴールネットへ吸い込まれます。ピンチの直後に生まれた森田の追加点。立教のリードは3点に変わりました。
小さくないビハインドを追い掛ける山学は58分に4人目の交替。ボランチで奮闘した佐藤開(1年・東海大甲府)に替えて、田中海帆(2年・柏日体)を送り込むと、61分にはその田中の浮き球を原拓人が頭で落とし、名嘉真が突っ込んだシーンは一瞬速く加藤がクリア。63分にも樋口のパスから1人外した高橋のシュートはわずかに枠の上へ。65分にも塚田、名嘉真、樋口とボールが回り、原拓人の落としを高橋が枠へ収めた高速シュートは、宮園が超ファインセーブで仁王立ち。67分にも高橋の仕掛けから、樋口のクロスに名嘉真がフリーで飛び込むも、シュートは枠の上へ。続けて決定機を掴むものの、肝心のゴールネットを揺らすことができません。
少し押し込まれ始めた立教も、給水タイムが明けた68分には右サイドから中央へ切れ込んだ森田がシュートまで持ち込むも、山学のセンターバックを務めるオ・ジョンハク(2年)が懸命にブロックすると、ようやく山学に訪れた歓喜の瞬間。70分にお互いのマイボールが数回入れ替わったタイミングで、こぼれを収めた左サイドバックの多田倫浩(2年・山梨学院大附属)はミドルレンジから思い切り良くシュート。ボールは綺麗な弾道のまま、左スミのゴールネットへ突き刺さります。残り20分。両者の点差は再び2点に縮まりました。
「ある意味3点取られてから、点こそなかなか取れなかったけど、自分たちの流れをああいう形で創れたのは良かった」と塚田監督も口にしたように、攻勢を強めたのは山学。71分には足の攣ったオ・ジョンハクをチョ・ウンガン(4年)と入れ替え、センターバックは西山雄介(4年・都立井草)との4年生コンビに。72分には田中が右へ付け、中に切れ込みながら4枚近くを剥がした高橋のシュートはヒットせずに枠の左へ。82分にもバイタルでボールを受けた原拓人が、1人外して打ったシュートは枠の右へ。点差は2点のままで、いよいよゲームは最終盤へ。
お互いに切り合うカード。82分は双方に交替。山学は塚田と渡辺雅樹(4年・甲府工業)を、立教は吉澤と植木隆之輔(3年・桐光学園)をそれぞれスイッチ。83分に替わったばかりの渡辺が宮園にキャッチを強いるミドルを放つと、87分には立教に2人目の交替が。浅見を下げて黒田佳吾(3年・正智深谷)をピッチヘ解き放ち、取り掛かるゲームクローズ。90分には立教も原純平の左CKへ、ニアに突っ込んだ植木のヘディングは左サイドネットの外側へ。アディショナルタイムは6分。最後の勝負は360秒間の攻防に。
90+1分は山学。田中が右へ振り分けたボールから、高橋が放ったミドルは宮園が何とかキャッチ。もはや最前線にセンターバックの西山を上げて、長いボールで押し込みたい山学は90+2分にもチャンスを迎えましたが、原拓人のシュートは藤田が、高橋のシュートは関根が続けて体でブロックする立教も気合十分。その直後に高橋が入れた左CKも立教ディフェンスが凌ぐと、96分を少し過ぎたタイミングで吹き鳴らされたファイナルホイッスル。「ウチのプラン通りのゲームが今日はできたんじゃないかなと思います」と倉又監督も納得の表情を浮かべた立教が勝ち点3を積み重ね、3位に浮上して前期を締めくくる結果となりました。


決定機は十分に創りながらも、終わってみれば2点差での敗戦に「後半の立ち上がりにあった連続したチャンスの中で、あれを決め切れるようになって来ないと、リーグ戦は『良いゲームをしたな』で終わってしまって、肝心な勝ち切るという所まで踏み込んでいけないですよ」と塚田監督。特に後半は高橋と原拓人の投入で流れを引き寄せ掛けただけに、悔しい黒星となってしまったのは間違いありません。試合後、附属高校も含めて全国から人材が集まってくる状況を塚田監督に問うと、「我々はサッカーが好きな学生を、"入口"として学校にどんどん引っ張る訳ですよね。じゃあ"出口"をどうするかと言った時に、当然サッカーを続ける選手もいる、あるいはサッカーに生涯スポーツとして関わっていく選手もいる、あるいはプロになる選手もいると。そうした中で我々は山梨に来た人間が『ああ、山梨に来て良かったな』と思える何かを植え付けて、地盤をしっかり築くというか、自分の地元に帰っても『もう1回サッカーをやりたいな』と思えるように、結局自分の帰る場所をしっかり作ってあげられるようにすることが一番大事なんです。そこには人づくりがあったり、環境づくりもあったり、地域振興があったり、やっぱり大学生という、一歩外に出たら社会と関わるという位置付けにいる中で、そういう彼らに学生生活の中で色々な経験をさせてあげると。それが今度は人間としての土台になって、最終的には『山梨学院を応援しよう』とか、『山梨を応援しよう』とか、あるいは『山梨に住もう』とか、色々なものが膨らんでくるようなことを我々は大学の中で考えようと思います。やっぱり"入口"と"出口"という所が非常に重要なんですよ」と素敵なお話を。「まずはチームの中で自主性というものを創ることを物凄く時間を掛けてやっています。自分たちが住んでいる寮、自分たちが使っているグラウンド、そういうものを自分たちが心地良く過ごすためにはどういうことが大事なんだと。そんなことも含めて大事にしていかないといけないと。それが一番時間が掛かるのかなと思いますね。そんなにすぐ成長できる訳でもないですし、今は結果も大事ですけど、結果と並行して人づくりを大事にしています」と指揮官が続けた山学の今後は要注目ですね。
「暑さがあった中でのゲームだったのでハードでした。1試合通してタフに戦わないといけないゲームだったので、押し込まれる時間もあって点差以上に苦労はしたと思います」とキャプテンの森田も話しながら、きっちり勝ち点3を手繰り寄せ、これで首位の日本大に勝ち点3差と迫った立教。「本当に基本練習は毎日欠かさずやっているし、『止める、蹴る』の部分は絶対に必要だと思うので、そんなに簡単に上手くなるはずがないけど、そこは継続してやらないといけないという部分もあるし、そこも含めて今は徐々にやっている段階です」という倉又監督の思惑も少しずつ浸透し始めている様子は、この日の90分からも十分に窺えました。前述したように昨シーズンからチームを率いている指揮官の印象を森田に尋ねてみると、「印象としてはプロを教えていた方だとは思うんですけど、自分たちに対しては教育的な面が大きいなと思っていて、選手のことを第一にという想いが本当に伝わってきて、それこそ出ている選手だけではなくて、応援の選手だったり、公式戦に関わりが薄いような選手でも、1人1人をしっかり見てくれるというのがあるので、チーム全体からの信頼が本当に厚いなと思います」とのこと。その部分に関して「大学生である以上、今後彼らが社会人になっていく中で、やっぱりピッチの中でもしっかり話ができて、自分たちで『こういう風にしようぜ』とか、『こういうことはやめようぜ』とか、そういうことをちゃんとできる選手を僕は育てたいというか、頭ごなしに何でも『あれやれ、これやれ』という風には、高校生と違って言いたくないという所があるんだよね」と話した倉又監督は続けて、「こういう立教の監督をできるという機会を与えてもらったというのはありがたいし、こういうチームやこういうカテゴリーがあるんだというのは来てみて初めてわかったことだし、例えばプロを指導していた時と同じようなことを言っていても、彼らは『俺たちとは関係ないよ』となってしまうかもしれないよね。でも、カテゴリーとかレベルがどこであろうと、契約した以上はその契約の中で自分の力を発揮できるようにしていかないといけないなと思っているので、それは相手が小学生であろうが中学生であろうが、高校生であろうが、指導の方針は変わらないよ。だから、その中で『こういう所を大事にしていこうぜ』とか、本当に大事な部分は絶対に言わないといけないと思っていて、あとはもう彼らも自分たちで話す機会も多いので、色々なことをしっかりやれるような人間になっていって欲しいと思う。もちろんピッチ外も含めてね」ときっぱり。「試合になれば誰よりも声を荒げて、審判にも色々と言ってくれたりして、どんな時でも自分たちの味方でいてくれるのは本当に心強いです」と森田も評する"クラさん"に率いられた立教が、これからさらなる変化をどういう形で辿っていくのかにも注視したいと思います。       土屋


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