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mas o menos

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上野運動公園競技場で行われた
インターハイ2回戦の
昌平高校×青森山田高校は
4-2で昌平高校が勝ちました。
以下、試合後の昌平・原田虹輝、関根浩平のコメントです。


(昌平・原田虹輝)
Q:こんな試合があるんですね。


A:ちょっと自分でもビックリです。相手は完全に自分たちより上で、チャレンジャー精神というのはみんなで話し合っていて、気持ちでは負けないということも話して、それが出し切れたので良かったと思います。


Q:とはいえ、あんな形で2失点したら、普通は心が折れるような気もするのですが。


A:こっちもチャンスは創れている中で決め切れなくて、相手は決め切れて、「こういう所が強いんだな」と思ったんですけど、1点取れてから流れが変わって、「自分たちもできるな」と思ったので、そこは自信を持って繋ぎにも関われましたし、チャンスもこっちの方が多くできていたので、「決める所を決めれば勝てるな」と思っていました。


Q:1失点目の三國(ケネディエブス)君に決められたゴールは「しょうがないな」という感じでした?


A:そうですね。もうみんな「切り替えろ」みたいな感じで、想定内だったので落ち着いていました。


Q:展開としては前半に1点返したのが大きかったですね。


A:アレは大きかったですね。1点取るだけで全然違いましたし、「あと1点行くぞ」「まず1点」という。「"あと2点"だと後半キツイかな」と思っていたので。


Q:2点目のスタートも原田君からでした。


A:確かフリーキックからで、「繋げ」って言われて。「蹴ってもキーパーが出てきてカウンター食らうから、繋ぎに掛かれ」って言われて、相手も対応ができていなかったので、そういう所は自分たちの得意な所でもあるし、相手の苦手な部分かなとも思っていたので、そこがマッチして良い所に出せたかなと思います。


Q:原田君が中盤でドリブルして突っかけたことで、相手の疲労を誘っていた感じもあったように見えました。


A:中盤は思っていた以上に空いていたので、距離感を縮めて細かく繋げば絶対できると思っていて、そこはみんな共通意識を持ってできたのが良かったと思います。ドリブルは自分の得意な所でもあるので、運ぶ所は意識しました。「当たられたら負けるな」と思っていたので、「とりあえずスペースへのスピードだったら行けるかな」と思って、そこで押し込むのが大事だったと思います。


Q:1人剥がしたら視界が開けるようなシーンも多かったですね。


A:それも意識していました。トラップした瞬間の周りの動きも最近は意識しています。


Q:途中からはだいぶ楽しくプレーできたんじゃないですか?


A:逆転してからは楽しかったですけど、最後の方はメチャメチャ怖かったですね。4点目を取ってちょっと安心しました。


Q:自分を出す所とチームのバランスを取る所の割合は、どう考えながらプレーしいていますか?


A:蹴り合いになった時とかは、1回自分がボールを落ち着かせないと、昌平の持ち味も出せないなと思ったので、そういう所は無理にでも繋ぎに掛かることも意識しています。


Q:ミドルは惜しかったですね。


A:「アレ入んないか」って(笑) ちょっと悔しかったです。「来た!」と思ったのに止められて、「ああ、マジか」って(笑) メチャメチャいいキーパーですね。


Q:ここからの戦いという意味ではどうですか?


A:目標はみんな日本一で、まだベスト16になっただけなので、次の一戦にすべてを懸けて戦いたいです。


(昌平・関根浩平)
Q:凄い勝ち方でしたね。


A:ちょっと2年前の東福岡戦を思い出したというか、序盤から自分たちのペースでできていて、ただ失点を食らってしまった感じで、全然やれない雰囲気はなくて、逆に「いつもで点取れるんじゃないか」ぐらいの雰囲気だったので、ちょっと「点は取られているけど2年前と似てるな」みたいに自分で思っていて、前半の内に1点返せたのが大きかったです。相手もプレッシャーは強いんですけど、自分たちのパスサッカーで相手を外すことはできていたので、「このまま行けるな」というのは自分でも思っていました。


Q:三國君のゴールは「しょうがないな」という感じでした?


A:そうですね。アレは誰が付いてもしょうがないと思うので。


Q:2失点してから気持ちが折れずに"昌平らしさ"を出したのは凄かったですね。


A:やっぱり入りはウチの方が良かったというのが大きかったと思います。入りで「オレたちのサッカーが通用するな」とわかったので、ビッグチャンスもありましたし、点は取られたんですけど、「取り返せる」とみんなが思ったはずなので、それは良かったと思います。


Q:こんな展開だと、さすがにちょっと興奮しましたか?


A:正直後ろは怖いというのがあって、2-1の時はまだ自分たちが打って出る感じで、1点取って2-2になった時とか、逆転した後は少し怖い気持ちはありましたけど、そこで受け身にならずに自分たちから盛り上げて、出て行けたのは良かったかなと思います。


Q:最後は三國君が上がってきた方が怖かったですか?


A:まあ大きい選手なんですけど、正直「行けるんじゃないかな」っていう。1人で勝てる訳ではないですけど、凄く喋れて連係も取れていたので、蹴ってきて自分がファーストで競って、うまく自由にやらせなければ大丈夫かなと思っていました。4点目が決まった時は凄く嬉しかったですし、「あとは絶対にオレたちが守ってやろう」と思っていました。


Q:キャプテンとしてこういう勝ち方を経験できたのは、個人としても大きいんじゃないですか?


A:そうですね。1年の時もこういう形でジャイアントキリングと言われたんですけど、その時の自分は出ていただけという感じだったので、自分がキャプテンとしてこういう勝ち方ができて、自分の学年というのも大きいと思うんですけど、中心となって自分たちより格上のチームを倒せたというのは凄く嬉しかったですね。


Q:やっぱり2年前の東福岡戦は思い出したんですね。


A:そうですね。2回戦というのもありましたし、みんなでそういうふうに言っていたのもありますし、昨日針谷(岳晃)君が来ていたというのもあって、ちょっと思い出したりもしましたね。


Q:シンプルに双方のレベルが凄く高くて、見ていても本当に面白かったんですけど、普段はなかなかこのレベルの相手と対戦する機会はないですよね。


A:逆に向こうのレベルが自分たちの質を引き上げてくれたというか、正直な話、県リーグの試合だったら勝てていないかなと。相手とこの雰囲気が自分たちにとっては力になったかなと思います。


Q:ここからの大会という意味では、どういう大会にしていきたいですか?


A:勝てたことは嬉しいんですけど、次に負けたら「なんだ、ハッタリか」と言われちゃいますし、明日の試合が凄く大事だと思っているので、ここから気を引き締めて明日の試合に向かいたいと思います。実力で勝ったということを証明するためにも、この後の試合が大事になってくるので、ここで満足せずに、目標は日本一ですから「次だ」ということをみんなにも伝えました。


以上です。


土屋

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上野運動公園競技場で行われた
インターハイ2回戦の
米子北高校×関東第一高校は
1-2で関東第一高校が勝ちました。
以下、試合後の関東第一・小野貴裕監督、田中大生のコメントです。


(関東第一・小野貴裕監督)
Q:田中(大生)君は良かったですね。


A:大生はもうあんな感じです。最後に攻め込まれたらボランチを2枚にしようと思ったので、類家(暁)を下げて2枚にしたんですけど、最初の並びは大生の前に小関(陽星)と類家でした。前半もたぶん類家が2シャドー気味に斜めに抜け出たと思うんですけど、あれでディフェンスラインを2シャドーで下げて、池田(健太)の所にボールを入れたかったんです。池田はボールの収まりは割合頑張っていましたね。


Q:田中君はもう中盤で欠かせない選手ですね。


A:たぶん僕の理解ではチームでも一番良くなってきたと思うので、まだ表現力は足りないですけど、サッカーの上手な子だと思います。感覚の良い子なので、周りに上手い子を付けてあげると、もっと良くなるタイプですね。


Q:久々に出場した安原(宝)君が点を取ったのも大きかったんじゃないですか?


A:安原も急遽スタートにしたんです。もともとは貝瀬(敦)と池田の2トップだったんですけど、組み替える時に貝瀬はサイドハーフもあるので、後ろを4枚にした時に安原は1トップだけになっちゃうので、最初に安原で行っておいて、状況に合わせようと思っていました。ヤスのあの1点は絶対ある1点なんです。アレは大好きな形なので、キーパーが寝て、絶対浮かすだろうなと思っていて。あの形は持っているんです。


Q:大会自体のメンバー構成は少し意外でした。


A:今回も連れてこられなかったヤツらが3年生も含めていっぱいいるので、そいつらは僕の前で涙を流したんです。ウチはそんなに偉そうにしているチームじゃないから、出た大会、出た大会を全力でやって、それしかないなと思ったんです。だから、試合前も「とにかく今日はやれることをちゃんとやってくれ」って。実は僕は昨日も相手のスカウティングに行っていて練習も見なかったので、「あとはオマエらでやれ」ってコーチに任せました。正直、あまりこうやって言うのもアレですけど、「全国に来て何位になろう」とか「全国優勝しましょう」とか、というプランを持ってここには来ていないので、日々の所の中で戦って、都内でまず立ち位置を確立して、ちゃんと良い選手に来てもらってと。ただ、何となくですけど、都内でトーナメントをやる時に、「ウチに対しての苦手意識を大事なゲームで相手が持ち始めているかもしれないな」とは思うんですよ。それがないと代表決定の時に落ち着いて戦えないかなと。その手前で勝ちをこぼすのが一番怖いので、そこでは勝てるということではなくて、代表決定の所まで行けばどっしり構えられるんじゃないかなとは思っていて、そこには居続けないととは思いますよね。そういう意味では今日は勝たせてもらって、明日もう1回試合ができるのも大きくて、"全国"って試合をこなさないと"全国"ではないんですよ。日帰りみたいになっちゃうと意味がなくて。逆に選手権は都内で開催されますし、泊まりもさせていないので、ウチにとってはあまり全国っぽい雰囲気がないんです。だから、この時期じゃないと全国の空気を味わえないので、なるべく長い時間味わいたいなとは思いますよね。


(関東第一・田中大生)
Q:今日は個人としてのパフォーマンスも相当良かったんじゃないですか?


A:セカンドを拾うことは試合前からも言われていて、最近ボランチになってからは、結構走れるようになってきて、守備で貢献できればいいかなと思っていたので、そこはセカンドもしっかり拾えたんじゃないかなと思います。


Q:今日は小関君と類家君と中盤のトライアングルを構成していましたが、そこのバランスで一番意識していることはどういう所ですか?


A:なるべくその2人を下げないように、後ろで自分が全部拾うことで、その2人に前でプレーしてもらうことを意識していました。でも、今日は2人にも結構セカンドを拾ってもらったので、3人で協力してできたかなと思います。


Q:1失点はしたものの、あまりやられそうな感じのないゲームだったんじゃないですか?


A:そうですね。ディフェンスラインがしっかり跳ね返せていたので、自分たちはそれを拾うだけでした。


Q:今日のシステムは結構このチームでは珍しい形でしたね。


A:前にもこのフォーメーションでやっていて、そこで感覚は掴んでいたので大丈夫でした。


Q:以前はサイドバックで出ることが多かったですけど、もうすっかり中盤の選手ですね。


A:最初の方は動き方とかがまったくわからなくて、ボールもあまり受けられなかったんですけど、インターハイの予選ぐらいから少し落ち着いてプレーできるようになって、少し安定してきたかなと思います。「サイドバックの方がいいかな」と思った時期もありましたけど、慣れてくれば楽しくなってきました(笑)


Q:攻撃面への関わりはどう考えていますか?


A:最後の方は2ボランチになったので、1枚残してこぼれ球を自分が行くようにしました。


Q:2,3本はミドルも打っていましたね。


A:そうですね。決めたかったです(笑)


Q:1試合全国で戦ってみての手応えはどうですか?


A:やれなくはないなと感じました。もっと「自分たちのサッカーができないのかな」と思っていたんですけど、悪いゲームではなかったと思います。ここに来るまで、あまり東京では調子が上がらなかったんですけど、ここに来てみんなモチベーションも上がってきて、声も出せているので、継続してやっていきたいと思います。


以上です。


土屋

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上野運動公園競技場で行われた
インターハイ2回戦の
市立船橋高校×山梨学院高校は
0-1で山梨学院高校が勝ちました。
以下、試合後の山梨学院・安部一雄監督、大石悠介のコメントです。


(山梨学院・安部一雄監督)
Q:センターバックの2枚は相当安定感がありましたね。


A:やっと安定してきましたね。だからヘディングも今日はほとんど行けていたし、非常に良かったと思っています。


Q:あれだけバリエーションの豊富な市船のアタッカー陣相手に、70分プラスアディショナルタイムを集中し続けるのは難しいですよね。


A:良くやってくれました。今日は市船さんの方が力があるから、あそこで休み(クーリングブレイク)を入れてくれると、そこでもう1回仕切り直しができたので。アレが逆の立場で、リズムが良い時にアレをやられちゃうとね。だから、向こうは嫌だったと思いますよ。イケイケの時にそういった形になるから。


Q:サイドで持たせて、上げさせるのはOKみたいな感じでしたか?


A:ダメ!(笑) 上げさせないようにはしていたんだけど、やっぱりやられるね。


Q:相手は2番と3番のサイドバックがポイントだったと思います。


A:もうあそこは来るのはわかっていたから、今日はあそこに中盤が行っちゃうと下がっちゃうから、「サイドバックが行けよ」と。「相手のサイドバックとのマッチアップだよ」と。そういう話はずっとしていて、それがある程度はきちっとできたかな。畑(大雅)は前に来るので、「とにかく縦を切れ」と。山土井(拓海)も遅い訳じゃないんだけど、「縦を切って中に行かせて、そこで挟み込め」というのは言ってましたね。


Q:市立船橋という名前も実績もあるチームが相手でしたが、勝てる手応えを持って臨んだゲームでしたか?


A:いや、そんなことないですよ(笑) こっちはもう150パーセントくらいの力を出さないと勝てないですよ。立ち上がりの向こうのビッグチャンスが入っちゃたら、ドドドと向こうが行ったね。でも、あそこを何とか凌げたことによって、ウチにとって良い流れになったかなって感じですね。


Q:守備が安定してきた手応えはありますか?


A:何とかね。だって、ウチが2番目に失点が多いんだもん、プリンスでは。だから、全員で守るという意識がどうしてもなかったかなと。後は連動とか、僕の伝え方も良くなかったのかもしれないけど、そこでズレが生じる部分が多かったですよね。


Q:市船を倒したことで、次戦以降の見られ方も変わってくるんじゃないですか?


A:どうですかねえ(笑)


Q:普段やってらっしゃることも当然おありだと思いますが、このゲームではその普段はどのくらい出せたのでしょうか?


A:さすがに後ろからビルドアップして、という部分で言えば、まだまだそこの精度が低いので、ある程度そこのリスクは今回消しました。ただ、「取ったボールをまず前に付けろ」と。「前に付けて出て行くんだぞ」ということはずっとやってきたので、プリンスでもヴェルディ戦はそれを実践できて5点取れてるし、そういう意味ではそこは出ましたね。あとは繋いだ時に、どこで受けて、どこで攻めてというのはまだまだ技術がないからね。今日なんか見ていても、最後のラストパスが通るか通らないかで、シュートまで行けるのかという部分が大きな所なんだけども、やっぱりああいうミスをしちゃうからね。


Q:試合が終わった瞬間は、そんなにベンチも爆発的に喜んでいる感じではなかったように見えましたが。


A:内心はスゲー喜んでますよ(笑) そりゃそうですよ。アレね、意外とあっけなく笛を吹いたんだよね。俺はもうちょっと審判が粘るかなと思って、(宮崎)純真が倒れていたから、「またそこでロスタイムを取られるかな」という気もあったんだけど、なんかあっけなくね。逆に良かったかもしれないですけどね。


Q:ただ、これだけの守備の強度もあって、市船のサイドバック対策も含めて、もちろん勝算もあって臨まれたゲームですよね?


A:もちろん。もちろん。もちろん。勝ちに行っていますよ。それは勝ちに行っています。守備の部分は良くやったと思います。前からね。純真も安田(正太郎)もそうだし、そのへんは本当によくみんな頑張ってくれたと思います。


(山梨学院・大石悠介)
Q:会心の勝利だったんじゃないですか?


A:相手が市船だったので、自分たちは「チャレンジャーで行こう」という感じで挑みました。空中戦とか対人とか球際とかが自分のストロングポイントなので、そこは全国でも負けない自信がありました。


Q:相手のいろいろなタイプのアタッカーに対応する中で、集中力を途切らせないのは大変でしたか?


A:プリンスで前半は2-0で勝っていて、後半で3点返されたりとか、守備がプリンスの前期は課題で、プリンスが終わってから、僕らは結構な"走り"をやったんですけど、そこを乗り切ったことも大きかったです。集中力だったり、気持ちを切らさないとか、走り切るとか、そういう面でしかウチは強いチームに勝てないので、「そういう面で勝とう」と言っていました。大会前には毎回走るので、県予選の前とか全国の前とか絶対走るんですけど、今回は距離が長くて(笑) でも、「みんなで走り切ろう」というふうになったのが大きいですよね。


Q:ある程度体力とか、やり切る力には自信を持っているんですよね?


A:はい。プリンスではやり切れなくて負けたりしていたので、今日の試合でだいぶ自信が付いたというか、これで明日に向けて勢いに乗れるかなと思います。


Q:後半のアディショナルタイムが8分と掲示された時はどう思いました?


A:キツかったんですけど、勝ちたい気持ちの方が強かったですね。もう全身が攣りそうでしたけど頑張りました。


Q:試合終了のホイッスルが鳴った瞬間はどうでしたか?


A:まだ優勝していないので、優勝が目標なので何とも言えないんですけど、人生で一番を争うくらいの嬉しさがありました。でも、まだまだ課題もたくさんあるので、やれていない分もチームとしてありますし。そこをもっと改善できたらいいなと思います。


Q:逆に課題というのはどういう所ですか?


A:やっぱり繋げる所を繋げないと、今日みたいに勢いだけじゃ今後は勝っていけないですし、苦しくなってくるので、カウンターの質も上げられたらいいなと思います。


Q:実際に市船に勝つ自信はどのくらいありました?


A:練習試合で2回勝っていて、「強いな」という想いはあったんですけど、勝てる自信はあったので、みんなで「勝てるぞ」という話はしていました。でも、後半は何もやらせてもらえなかったので、「純真行ってこい」みたいになっちゃいましたし、そこで純真1人に頼るんじゃなくて、チームで粘り強い守備を継続して、攻撃できるかという所が今後の課題なので、そこも改善できたらいいかなと思います。


Q:これで次から周囲の目も変わるかもしれないですけど、次戦以降についてはどうですか?


A:粘り強い守備を継続して、失点ゼロを意識して、攻撃の質ももっと高めて、強いチームになれるように頑張ります。


以上です。


土屋

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三重交通G スポーツの杜 鈴鹿(メイン)で行われた
インターハイ1回戦の
神戸弘陵学園高校×國學院久我山高校は
0-3で國學院久我山高校が勝ちました。
以下、試合後の國學院久我山・清水恭孝監督、井上翔太、宮本稜大、高橋黎、福井寿俊のコメントです。


(國學院久我山・清水恭孝監督)
良かったんじゃないですか。良くやってくれたと思います。まず1つは相手のディフェンスラインや中盤のラインの背中に侵入していったと思いますし、それは最近ずっとやっていたことなので、そこは良くやっていたんじゃないかなと。1点目の井上もたぶん中盤のラインを割って入ってのワンツーだと思いますし、あとはサイドバックの裏も、インサイドの人間もアウトサイドの人間も取っていたと思うので。


Q:井上君はミドルシュートを持っている感じなんですか?


A:絶対持っていないです(笑) ただ、あの1点目は大きかったと思います。


Q:宮本君の推進力は全国でもかなり通用しそうですね。


A:そうですね。ただ、本当は途中からにしようかと思ったんですよ。彼は出力が強過ぎるので、70分でも最後はヘロヘロでしたね。彼の出力は1試合持つタイプのストライカーではないと思うので、逆に言えば相手の足が止まった後の方がいいのかなとか、そういう戦い方もやらしていこうかなと思ったんですけど、ウチのエースなので、やっぱりスタートでと思いました。


Q:彼らは高校に入って初めての全国大会でしたが、そういう緊張感は感じられましたか?


A:1つは私もそうですし、彼らもそうですし、試合までの「早く大会が始まらないかな」というワクワク感みたいなのはあったんです。だから、緊張感よりもゲームに対するワクワク感があったかなと思います。全国は初めてなんですけど、やっぱり去年は全部決定戦での負けは経験していますし、西が丘や駒沢でもやらせてもらっているので、そういった意味ではその舞台に対して思い切って、というのは出ていたと思うので、それは良かった所ですよね。


Q:高橋君の所もターンからの攻撃はやっぱり良かったですね。


A:そうですね。中盤がああいうのをやってこないと、(渡辺)夏彦や名倉(巧)に比べると、オフェンス面はまだまだですけど、久我山的に言えばああいうのはやっていかないと、そこはこの2年間で僕自身もそうですし、チームも「久我山は久我山だ」と。もう1回"久我山の100パーセント"というのを意識してやってきたので、それが出ていたんじゃないかなと。全国に出た方が"らしさ"を出したんじゃないかと思います。


(國學院久我山・井上翔太)
Q:ゴールシーンは気持ち良かったでしょ?


A:いやあ、気持ち良かったですね(笑) 点を決めるのですら久しぶりで、この舞台で決められて最高でした。自分は1月ぐらいにヒザを手術して、ずっとプレーしていなくて。でも、その前も全然決めてなくて、新チームになっては初めてのゴールでした。


Q:完璧に抜け出しましたよね。


A:良い落としが来ました。凄く自分たちの形で、パスで崩して、シュートを打つだけだったので最高でした。


Q:清水監督は「アイツはシュート持ってない」って言ってましたけど?(笑)


A:そうなんですよね。自分はシュートがメチャクチャ下手で、いつも監督からも「オマエのシュートはない」みたいに言われていたので、やってやりました(笑) 応援してくれる人もいましたし、東京から何時間も掛けてバスで来てくれて、本当に力になりましたし、そのおかげだと思います。


Q:久我山ではサイドバックが重要ですよね。


A:ゲームメイクもサイドバックはしないといけないし、あとはオーバーラップで攻撃参加して、ウイングをうまく使ったりしますね。自分もオーバーラップが得意なので。


Q:もともとは前目のポジションでしたよね?


A:自分が2年だった頃のチームでは、インターハイの東京予選でもウイングをやっていたんですけど、全然ダメだったんです(笑) シュートが下手だし、ドリブルも上手くなくて全然抜けないし、ウイングとしては最悪でした(笑) でも、中学ではサイドバックもやっていたので。


Q:今日のシュートは良かったですけどね。


A:まあ"奇跡的"にです(笑)


Q:しっかり3-0で勝てたことに関してはいかがですか?


A:自分たちも自信になりましたし、本当に自分たちがどれだけやれるか楽しみにしてきたので、今日は3-0で勝てて最高でした。


Q:井上君にとってインターハイというのはどういう舞台でしょうか?


A:1,2年生と全然ダメで、予選で負けちゃって、ようやく3年で出られた舞台で、本当に最後の舞台ですし、自分としても強い気持ちがあるので、明日も勝って優勝したいです。


(國學院久我山・宮本稜大)
Q:個人としてもチームとしても、良いスタートが切れたんじゃないですか?


A:一応切れたとは思うんですけど、個人もチームも後半はあまり良くなかったので、前半の流れを星稜戦に繋げていきたいです。


Q:前半はどういう所が良かったですか?


A:久我山自体がボールを持ってずっとサッカーしていたので、神戸弘陵にリズムを掴ませないで、自分たちのリズムで攻撃して、なおかつ点もしっかり取れたことが良かったかなと思います。逆に後半は点が取れなかったので、相手にも押されてしまいました。


Q:ゴールは宮本君らしかったですね。


A:まあ、そうですね(笑) あそこは(戸坂)隼人に出してもらっただけで、そのボールに走った形で、最近全然ゴールを決めていなかったんですけど、決められて良かったです。


Q:個人では後半のチャンスを決めていれば、ハットトリックもできたゲームでしたね。


A:そうですね。あそこで決めていれば、自分の点どうこうというより、チームがメチャクチャ楽になっていたので、押されている展開の中で1点持って来れるフォワードになりたいなと思います。それこそ決定戦でハットトリックをしてから全然良いプレーができていなくて、スタメンも外れたりして、ちょっと自分でも迷う時期があったんですけど、大会前最後の紅白戦で監督に呼ばれて、「オマエらしくない」って言われたんです。「オマエらしいプレーを期待しているのに、それができなかったらオマエを出す意味がない」と結構喝を入れられて、それでこのインターハイに乗り込む時には、「自分らしいプレーをしよう」と思っていました。


Q:その紅白戦が良かったんですか?


A:その紅白戦がダメで監督に呼ばれたんです(笑) 今日の試合に出してくれた監督には感謝したいです。


Q:ようやく辿り着いた全国大会はどうでしたか?


A:凄く楽しかったです。自分もそうですけど、チーム全体として全国大会を凄く楽しみにしていて、一昨日こっちに入ってきたんですけど、昨日の夜とか「早く試合やりたい!」という雰囲気だったので、その雰囲気をチーム全体で出せたことが、今日の勝利に繋がったかなと思います。久我山としては何回も出ていますけど、自分たちは初めての全国大会なので、「チャレンジャーとして恐れないでやろう」という話は監督としていましたし、それが出せたからこういう結果になったと思っています。個人としては、この舞台でも自分が"勝たせられる選手"になりたいですし、苦しい時に自分が点を取って、チームを楽にさせたい気持ちが強いです。


(國學院久我山・高橋黎)
Q:井上君のあのシュートはどうでした?


A:正直「マジか!」と思いました(笑) 「良いシュート打つじゃん!」って(笑) 「アイツ持ってるな」と思いました。


Q:実際にずっと出たくて、出られなかった全国大会だったと思いますが、実際にやってみて普段と違いました?


A:最初は会場の雰囲気とかに圧倒されて、緊張しちゃったんですけど、翔太が1点取ってくれて、そこから自分も緊張がどんどんほぐれて、いつものプレーができたので、プレーしている時はあまりいつもと変わらなかったです。


Q:チーム自体の雰囲気はどうでした?


A:アップの時からみんな盛り上げていて、「今回の雰囲気はいいんじゃないかな」と思っていたので、みんな笑ってましたしね。あとは真ん中の福井(寿俊)と大窟(陽平)は2年と1年なんですけど、アイツらが今日はメッチャボールを引き出してくれて、オレもやりやすくて、「自分が触らなくてもアイツら2人だけでも何とかできるな」と思いました。大窟はターンが上手いし、福井はボール捌きが上手いので、「アイツらにオレが自由にやらせてあげるという感じで行こうかな」と思っていました。


Q:個人の守備面はどうでした?


A:自分はどっちかと言うとボールを奪うというより、インターセプトで取っちゃう方が得意なので、今日はそれも何回か出せましたし、自分のプレーは出せたかなと思います。


Q:しかし、あんなに前半がうまく行くと思ってました?


A:いや、思っていませんでした(笑) 井上が決めて、宮本がすぐに2点目を決めたじゃないですか。アレは大きかったですし、福井も全然ゴールを決めるキャラじゃないんですけど、この頃は前を向いてシュートを打つようになってきて、オフェンシブっぽくなってきたので、アイツはこの頃伸びてます(笑)


Q:そうすると初めての全国は楽しかったみたいですね。


A:楽しかったです。自分たちがボールを持てる時間もあったので、神戸弘陵も結構ボールを大事にするじゃないですか。だから、結構真ん中でも持たれたりしたんですけど、自分たちも負けたくない気持ちがあったので、全国でどれくらい自分たちがボールを持てるかというのも楽しみでしたし、自分たちの時間も多かったので楽しかったです。


(國學院久我山・福井寿俊)
Q:全国の舞台はどうでしたか?


A:高校では初めてだったんですけど、少し緊張しました。でも、前半は意外と自分の所が空いていたので、あそこでボールを受けたら結構チャンスになったと思います。


Q:前半は久我山らしさがかなり出ましたね。


A:そうですね。テンポ良くボールは回っていたんですけど、ロングボールもあって、それも良かったですね。相手が4-4-2なので、中盤の1枚が空くことはわかっていて、そこに良い感じでボールを入れられたことで、うまく回ったのかなと思います。


Q:ゴールシーンはどうでした?


A:いつも「思い切り振れ」と言われているので、とりあえず思い切り振ったら、良い感じに相手の股の下を抜けて、良い感じにニアを抜けたので、「入っちゃった!」って感じでした(笑) あまりゴールは取ったことがないので、結構嬉しかったです。公式戦でも全然取ったことがなかったんですけど、最近は自分でもよくゴールを意識していて、1回どこかの試合で点を取った所から、だんだん手応えが出てきました。


Q:高橋先輩も「最近アイツの攻撃がいいんです」と話してましたよ(笑)


A:いや、黎くんが支えてくれているので、後ろを気にしないで前に出て行けますし、そこは本当に助かっています。1年の大窟も上手いですし、黎くんが後ろでバランスを取ってくれているので、自分は本当にやりやすいです。


Q:ゲーム全体は楽しめました?


A:楽しいです!応援も東京を夜に出て来てくれたので、凄く大変な中であんな応援をされると、凄くテンションも上がってしまって(笑)、楽しかったです。


Q:次のゲームに向けてはどうですか?


A:やっぱり1つ1つ勝っていかないといけないですし、目の前の1試合が大事だと思うので、チーム一丸となって星稜相手にも頑張っていきたいと思います。


以上です。


土屋


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DSC_1109.JPG勝ち点10の7位と勝ち点8の9位が、ここからの浮上を期して激突するサタデーナイトマッチ。東京武蔵野シティFC U-18と関東第一の一戦は横河電機グラウンドです。
クラブユース選手権の関東予選は浦和ユースと好ゲームを演じながら、0-1で惜敗を喫すると、続く東京ヴェルディユースには完敗を突き付けられ、夏の全国には一歩届かなかった東京武蔵野シティFC U-18。「クラブユースで一区切り付いた時に、3-4-3の一辺倒じゃない所で、夏場も含めて自分たちでゲームを意図的に停滞させる意味で、4-4-2を採り入れたりしてきた」とは杉浦史浩監督。再開後のT1では国士舘に1-1で引き分け、帝京に3-1と勝利を収めて、勝ち点4をきっちり上積み。「今年はプリンス昇格を目標にしているので、ここから負けなしで行くという所はチーム全体で意識している所」とキャプテンの小川開世(3年・横河武蔵野FC JY)が話したように、負けられない90分間に向かいます。
新チーム初のトーナメントとなる関東大会予選で連覇を達成すると、迎えたインターハイ予選でも成立学園、東京朝鮮を相次いで下して、4年連続となる全国切符を掴み取り、さらに決勝でも國學院久我山に3-2で競り勝って、都内のトーナメントは7大会連続で頂点に立ちつつ、連勝も29まで伸ばしてきた関東第一。8月上旬に開幕するインターハイの本大会に向けて、「今まで最高がベスト4なので、それは越えたいですし、あとは3年連続で市船に負けているので、次は絶対に負けられないです」と意気込むのはキャプテンマークを託された関口聖人(3年・フレンドリー)。リーグ戦では都立東久留米総合戦、駒澤大学高戦とスコアレスドローが続いているだけに、きっちり白星を引き寄せたいゲームへ臨みます。会場の横河電機グラウンドは、気温こそ下がったものの高い湿気は変わらず。楽しみなナイトゲームは19時ジャストにキックオフされました。


ファーストチャンスは5分の武蔵野。右からレフティの藤岡聡志(3年・横河武蔵野FC JY)が蹴ったCKへ、ファーに突っ込んだ高橋理人(3年・横河武蔵野FC JY)はわずかに届かなかったものの、まずはセットプレーから惜しいシーンを。11分は関東第一にチャンス。鹿又翼(1年・東急SレイエスFC)がシンプルに付けたパスから、ドリブルで中へ切れ込んだ佐藤誠也(2年・VIVAIO船橋)のシュートはDFに当たって枠の左へ逸れ、10番を背負う小関陽星(3年・町田JFC)が入れたCKを、貝瀬敦(2年・田口FA)はシュートまで持ち込めませんでしたが、お互いに相手ゴール前を窺います。
ただ、徐々にピッチ上で表出してきたのは武蔵野の「両ウイングバックを裏に走らせたいという狙い」(高橋)。「相手は最初からあまり掛けてこなかったので、シャドーの所を1人落として、枚数を増やして繋ぐということを意識してやっていました」と小川も話したボール保持をベースに、右から長澤シバタファリ(2年・東京武蔵野シティFC U-15)、牧野晋作(3年・三鷹F.A.)、島田陸大(3年・横河武蔵野FC JY)で組んだ3バックは、対角のサイドチェンジを頻発させ、とりわけ島田のフィードから右ウイングバックの大場小次郎(3年・横河武蔵野FC JY)が走る形は何度も。15分には長澤のサイドチェンジを、走った左ウイングバックの藤岡はダイレクトで折り返し、ここは関東第一のGK出口貴也(2年・葛飾青葉中)にキャッチされましたが、ハイサイドを取り始めた武蔵野が引き寄せるゲームリズム。
19分は武蔵野。右サイドに開いた小川がクロスを放り込み、こぼれに反応したボランチの山登一弥(3年・FC東京U-15むさし)が放ったミドルは、ゴール右へ外れたものの好トライ。24分も武蔵野。左サイドで得たFKを寺本剛瑠(3年・横河武蔵野FC JY)が蹴り込むと、走り込んだ島田がフリーで当てたヘディングは枠の右へ外れ、思わずピッチ内外で数人が頭を抱えるも、続く攻勢。漂うゴールの香り。
スーペルゴラッソはナンバーセブン。26分に「ああいうのが仕事って言えば仕事なので」と笑う高橋が、相手センターバックとの競り合いで獲得したFK。中央やや左、ゴールまで約25mの位置でスポットに立ったのは藤岡。「自分はどっちかと言うと中村俊輔みたいに巻くのが得意なんですけど、『遠い距離から無回転も狙えるようにしたいな』と思って練習していて、ファウルをもらった瞬間から『絶対蹴ってやろう』と思っていた」レフティが左足を振るうと、完璧なまでの無回転で運ばれたボールは、左スミのゴールネットへ突き刺さります。「あれはもう素晴らしいとしか言いようがないですね。驚きました(笑)」と小川が話せば、高橋は「『あそこでファウルもらったオレのおかげっしょ!』みたいな感じで駆け寄りました」と大きな笑顔。「マジで気持ち良かったです。無回転で決めたのは初めてで、自分のできることが増えた日になりました」という藤岡の直接FKで、武蔵野が均衡を破りました。
さて、センターバックの左右を変えつつ、攻守のバランスを整えながらも、ビハインドを追い掛ける展開となった関東第一は、関口、菅原涼太(1年・SCH)、田中大生(2年・横浜FC JY)が後ろでボールを動かすものの、縦へのスイッチを入れるタイミングがマッチせず。39分に左から小関が蹴ったCKも、ストーンの高橋がきっちりクリア。41分には佐藤が貝瀬とのワンツーから右ハイサイドへ侵入し、マイナスに折り返すもDFがクリア。早くもその直後には屋敷蒼(3年・三菱養和調布JY)と長野真大(3年・VIVAIO船橋)を入れ替え、形も少し変更しましたが、前半はそのまま終了。武蔵野が1点をリードしてハーフタイムに入りました。


後半はスタートから武蔵野が1人目の交替として西郷瑛(2年・東京武蔵野シティFC U-15)を投入しましたが、いきなりのビッグチャンスは47分の関東第一。右サイドアタックから貝瀬、横山慎也(2年・ブリオベッカ浦安JY)、小関と細かくボールが回り、佐藤のシュートは右スミを捉えるも、ここは武蔵野のGK渥美拓也(3年・横河武蔵野FC JY)がファインセーブで回避。直後の右CKを佐藤が放り込み、関口のヘディングはDFに当たってゴール左へ外れたものの、関東第一が明らかに踏み込んだ攻撃のアクセル。
54分は関東第一に2人目の交替。加藤陽介(3年・VIVAIO船橋)に替えて、類家暁(1年・東京ベイFC U-15)がピッチへ。56分には長野のパスから、小関が左へ流れながら打ち切ったシュートは渥美がキャッチ。直後の57分は決定的なシーン。佐藤が右サイドへ振り分け、貝瀬のクロスはピンポイントで類家に届くも、少し力んだのかダイレクトボレーはヒットせず、渥美が素早くキャッチ。「しっかり自分たちの流れじゃない所もしっかり認知して、実行するのもサッカーの局面の1つだと思う」とは杉浦監督。問われる武蔵野のゲームコントロール。
60分は武蔵野に2人目の交替。寺本を下げて、長身フォワードの花村勇太朗(3年・VERDY S.S.AJUNT)を送り込み、前線へさらなるパワーを。62分は関東第一に3人目の交替。貝瀬と宮林庸太(3年・FCトリプレッタJY)をスイッチして、中盤にフィルターを掛けつつ、攻撃に掛かる枚数とパワーの担保に着手。64分は武蔵野。相手のゴールキックを小川が頭で絶妙の位置へ跳ね返し、西川陸斗(3年・Forza'02)が抜け出し掛けるも、主審はハンドのジャッジ。66分は絶好の追加点機。大場が右へスルーパスを通すと、抜け出した高橋は「キーパーが出てきたので、ディフェンダーも届かないかなと思って」ループを選択。キーパーを抜いたボールはゴール方向へ弾み込むも、ここはライン上でDFがスーパークリア。「ああやってワンチャンスを決め切る所が課題ですね」とは9番のストライカー。点差を広げられません。
72分は関東第一。佐藤の左CKはDFが丁寧にクリア。直後は関東第一に4人目の交替。佐藤に替えて、古宇田旭(3年・横浜F・マリノスJY追浜)をピッチに解き放ち、最後の勝負へ。73分も関東第一。ルーズボールを回収した鹿又のミドルはゴール左へ逸れるも、1年生が果敢なチャレンジ。76分は武蔵野。藤岡の左FKから、小川のヘディングは出口がキャッチ。「後半は持たれる時間が多かったんですけど、『閉める所を閉めて守ればいいんでしょ』という所は、この1ヶ月間で構築できたのかなという印象はあります」と杉浦監督。点差は1点のままで、ゲームは残り10分間とアディショナルタイムへ。
武蔵野に訪れた再びの追加点機は82分。小川が入れた左CKはファーまで届き、花村が叩いたヘディングは右のゴールポストを直撃するも、デザインされたセットプレーを。85分も武蔵野のCK。ここも小川が左から蹴り入れ、ここもファーで合わせた花村のヘディングは出口ががっちりキャッチ。87分には関東第一も宮林がミドルを狙うも、渥美が確実にキャッチ。アディショナルの掲示は3分。180秒の攻防。勝ち点を巡るガチバトルもまさに最終盤。
そして、追加された3分では双方にシュートは生まれず。90+3分に原川昂大(2年・東京武蔵野シティFC U-15)と筑井諄(3年・横河武蔵野FC JY)を相次いで交替で投入し、ゲームクローズに着手した杉浦監督も「大人な対応を彼らはしてくれていると思うので、欲を言えば『自分たちがボールを持って、崩して』とやりたいですけど、『やれないんだからしょうがない』という所で行くと、それをしっかり理解してくれているのかなと思います」とチームに一定以上の評価を。「去年とか今までの僕たちって終盤でやられてたりしたので、1-0とかで最後まで守り切って勝つという試合は今シーズン増えてきている中で、こういう勝ち方ができるようになったのは大きいと思います」と藤岡も胸を張った武蔵野が勝ち点3を奪い取る結果となりました。


「みんなここのサッカーが好きなんです。ジュニアユースの頃から何百人もセレクションを受けて入ったチームで、そのジュニアユースの3年間もサッカーも充実していたので、僕たちの代は結構多く上がったんですけど、『ユースでもやりたいな』という気持ちはたぶんみんな強かったと思います」(小川)「ジュニアからユースにいるのは僕を含めて4人なんですけど、本当にジュニアユースやユースから入ってきたヤツらも関係なしにみんなスゲー仲良くて、今こうやってみんなとできていて本当に楽しいし、僕たちの中には勉強も頑張る人がいて大変だと思うんですけど、最後までみんなでサッカーして、みんなで卒業したいなと思っています」(藤岡)。もうこのメンバーでサッカーをできる日々は半年余り。「やっぱり彼らのチームへの想いは凄く強いと思います。だからこそ大人たちも、結果を伴わせたいというのは凄くありますから」と杉浦監督。それぞれの集大成へ。武蔵野が挑む最後のチャレンジは、いよいよ第4コーナーへ差し掛かっていきます。        土屋


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