石原悠希

宇都宮市に近い市貝町出身。順天堂大学在学時から頭角を現し、並行してUCIコンチネンタルチームにも所属してヨーロッパのレースにも出場。U23の日本代表チームの一員としてレースに出場するなど、若くして海外レース経験も豊富だ。近年では2022年にスペインのUCIコンチネンタルチームに所属して活動。それらの経験を活かし、2023年からはシマノレーシングに加入して国内外のレースに出場する。アップダウンの厳しいコースで強さを発揮する一方、平坦コースのスプリント勝負で優勝するなど、オールラウンドな力を見せる。

今年3月に行われたJプロツアー「真岡芳賀ロードレース」では、コースの一部が高校時代の通学路だったというレースで優勝まであと一歩の2位。2020年にはジャパンカップのコースの一部を使用して行われたJプロツアー「宇都宮ロードレース」で2位となっており、地元開催のレースで結果を残してきた。次は宇都宮の大舞台で更なる活躍が期待される。