宮崎泰史

2021年、スパークルおおいたレーシングチームでプロデビュー。翌年宇都宮ブリッツェンに移籍して頭角を現し、2022年ツアー・オブ・ジャパン（UCI2.2）の富士山ステージでは並み居る強豪選手に混じって7位に入り、新人賞を獲得した。当時の宇都宮ブリッツェンのエース・増田成幸（現JCL TEAM UKYO）と同じく、ヒルクライムとタイムトライアルを得意とすることから、「第2の増田成幸」を期待する声もあった。

2023年はキナンレーシングチームに移籍するが、環境の変化もあってレースに向けての調整がうまくいかず、結果につなげることが出来ずにいた。しかし2024年の全日本選手権個人タイムトライアルで2位となって復調をアピール。その影には、チームの大先輩であるトマ・ルバによるコンディショニングの指導があったと言う。

ジャパンカップは宇都宮ブリッツェンに所属した経験から強い意気込みを見せる。宮崎の「真価」と「進化」を発揮する場となるか。