WBCとは
「WBC」(ワールド・ベースボール・クラシック/World Baseball Classic)は「WBSC」(世界野球ソフトボール連盟)が公認する野球の世界一決定戦。第1回大会は2006年、第2回は2009年に行われ、これ以降は4年に1度の開催となった。だが、2021年の第5回大会は新型コロナウイルスの感染拡大で2023年に延期。次回は2026年に開催される予定となっている。
OUTLINE 第5回大会の概要

前回、本大会に出場した16カ国と予選を勝ち抜いた4カ国、計20カ国が本大会に出場する。1次ラウンドは5カ国が4つのプールに分かれ、リーグ戦を戦う。各プール上位2カ国が準々決勝に進出し、トーナメントで優勝国を決定する。
POOL A 予選プールA

POOL B 予選プールB

POOL C 予選プールC

POOL D 予選プールD

- プールA:台中インターコンチネンタル野球場(台湾)
- チャイニーズ・タイペイ オランダ キューバ イタリア パナマ
- プールB:東京ドーム(日本)
- 日本 韓国 オーストラリア 中国 チェコ共和国
- プールC:チェイス・フィールド(アメリカ/アリゾナ州)
- アメリカ メキシコ コロンビア カナダ イギリス
- プールD:ローンデポ・パーク(アメリカ/フロリダ州)
- プエルトリコ ベネズエラ ドミニカ共和国 イスラエル ニカラグア
- 準々決勝1:東京ドーム(日本)
- プールA 1位 - プールB 2位
プールA 2位 - プールB 1位 - 準々決勝2:ローンデポ・パーク(アメリカ/フロリダ州)
- プールC 2位 - プールD 1位
プールD 2位 - プールC 1位 - 準決勝:ローンデポ・パーク(アメリカ/フロリダ州)
- 準々決勝1 1位 - 準々決勝2 2位
準々決勝2 1位 - 準々決勝1 2位 - 決勝:ローンデポ・パーク(アメリカ/フロリダ州)
FORMAT 試合方式
- ロースターは少なくとも投手14人、捕手2人を含む30人
- 引き分けはなく、決着がつくまで延⾧戦を行う
- 延⾧10回からタイブレークを採用し、無死2塁から試合再開
- 指名打者制を採用
- 「大谷ルール」を採用(同じ選手が先発投手と指名打者を兼任可能)
LIMIT 投手の投球制限
- 第1ラウンドは65球まで
- 準々決勝では80球まで
- 準決勝以降は95球まで
- 50球以上を投げた場合は中4日以上の登板間隔を空ける
- 30球以上は中1日以上の登板間隔を空ける
- 2日連続で投球した場合は球数に関わらず、登板間隔を中1日空ける
QUALIFICATIONS 出場資格
各代表チームの選手は下記のいずれかに該当すること。
- 当該国の国籍を所持
- 当該国の永住資格を所持
- 当該国で出生
- 親のどちらかが当該国の国籍を所持
- 親のどちらかが当該国で出生
- 当該国の国籍または、パスポートの取得資格がある
- 過去のWBCで当該国の最終ロースターに登録された
RESULT 過去の大会結果
大会 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
---|---|---|---|
第1回 |
![]() 日本 |
![]() キューバ |
韓国 ドミニカ共和国 |
第2回 |
![]() 日本 |
![]() 韓国 |
アメリカ ベネズエラ |
第3回 |
![]() ドミニカ共和国 |
![]() プエルトリコ |
日本 オランダ |
第4回 |
![]() アメリカ |
![]() プエルトリコ |
日本 オランダ |
TEAM JAPAN 過去の侍ジャパン
第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | |
---|---|---|---|---|
2006年 | 2009年 | 2013年 | 2017年 | |
監督 | 王貞治 | 原辰徳 | 山本浩二 | 小久保裕紀 |
投手 |
清水直行 藤川球児 |
ダルビッシュ有 藤川球児 |
涌井秀章 森福允彦 |
松井裕樹 石川歩 |
捕手 |
里崎智也 |
城島健司 |
相川亮二 |
炭谷銀仁朗 |
内野手 |
岩村明憲 今江敏晃 |
栗原健太 小笠原道大 |
鳥谷敬 松井稼頭央 |
田中広輔 坂本勇人 |
外野手 |
和田一浩 福留孝介 |
福留孝介 亀井義行 |
糸井嘉男 ⾧野久義 |
内川聖一 筒香嘉智 |