秋山翔吾

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秋山 翔吾
Shogo Akiyama
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所属
シンシナティ・レッズ
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ポジション
外野手
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生年月日
1988年4月16日
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身長/体重
183cm/86kg
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投打
右投左打
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出身
神奈川県横須賀市
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プロ入り
2010年 NPBドラフト3位
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年俸
600万ドル(約6億4000万円)
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2019年成績
- 打率
- .303
- 本塁打
- 20
- 打点
- 62
- 盗塁
- 12
チーム初の日本人選手。リードオフマンとしてチームを牽引する
4度のベストナイン、6度のゴールデングラブ受賞、プロ野球シーズン最多安打記録の216本を保持する、日本が誇るヒットメーカーで守備の名手。最多安打記録を刻んだ2015年から、2019年までの5シーズンは全試合に出場。さらに2017年から3年連続リーグ最多安打を記録し、2017年には首位打者に。走力も抜群で5年連続2桁盗塁、リーグトップの三塁打10本(2015年)、二塁打38本(2017年)、39本(2018年)と走攻守で驚異の成績を携え、海外FAでメジャー移籍した。
秋山を射止めたレッズは、30球団のうち日本人が唯一メジャーでプレーをしたことのない球団。「歴史に名を残せることも励みになる」という本人の思いに呼応して、球団は日本語公式ツイッターを開設したり、本拠地の電光掲示板に日本語で「秋山翔吾選手 シンシナティ・レッズへようこそ!」のメッセージを掲げたり、州知事までもが「埼玉県はオハイオ州と姉妹提携を結んでいます。ショウゴ、オハイオ州へようこそ!」とツイートするなど熱烈歓迎ムードだ。
オープン戦から順応を見せ、10試合に出場して28打数9安打(2四球)、打率.321、出塁率.367との好成績に「屈指のコンタクト能力と出塁率は前評判どおり」とフロントも絶賛。今季チームは超本気モードで戦力を整えた。秋山をリードオフマンに据え、7年ぶりのプレーオフ進出なるか。
TEXT by 松山ようこ
※データは2020年7月20日現在
※1ドル=107円で計算
秋山は田中と前田と同じ「最強世代」と呼ばれる1988年生まれ。レッズの入団会見で対戦したい投手を聞かれると、2人の名前を挙げた。2011年から13年まで同じパ・リーグだった田中は、その後に大ブレイクした秋山を「日本で対戦した時と今とでは別人レベル」と警戒。前田も「秋山みたいなタイプの打者はメジャーにあまりいないし、先頭で対戦するのは嫌」と明かす。
西武で元チームメートの菊池も対戦を楽しみとしながら、「本音は守ってほしい」と、敵に回したくないと最高の賛辞を贈る。エウヘニオ・スアレスは、日米野球で面識があった唯一の現チームメート。スアレスは「彼の実力を目の当たりにした。チームにとって大きな戦力」と期待を寄せ、秋山の登場曲に合わせて日本でおなじみだった合いの手「ガンバレー!」をベンチの一番前から声援を送る。