アンソニー・リゾ
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アンソニー・リゾ
Anthony RIizzo
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所属
ニューヨーク・ヤンキース
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ポジション
内野手
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生年月日
1989年8月8日
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身長/体重
191cm/109kg
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投打
左投左打
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出身
フロリダ州
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プロ入り
2007年ドラフト6巡目
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年俸
1700万ドル(約26億円)
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主なタイトル・表彰
シルバースラッガー賞(2016年)
ゴールドグラブ賞:4回(2016・18~20年)
プラチナ・ゴールド・グラブ賞(2016年) -
2023年成績
- 打率
- .244
- 本塁打
- 12
- 打点
- 41
- 盗塁
- 0
不運に見舞われたMLBを代表する一塁手
カブスの2016年ワールドシリーズ制覇の中心メンバーとして知られる。2007年にドラフトでレッドソックスに指名されプロ入りすると、2011年にトレードで移籍したパドレスでMLBデビューを果した。
2012年、トレードでカブスへ移籍すると、翌2013年にレギュラーの一塁手として定着。パワーを活かした打撃センスを開花させ、オールスターに3度選出されるなど、主砲としてノースサイダース(カブスの愛称)を牽引する存在へ。
カブスでは欠かせない打線の主軸として活躍し、前述の通り2016年のワールドシリーズ制覇に貢献したほか、守備では巨体を活かした一塁のフィールディングで、これまでゴールドグラブ賞を4度受賞している。また、自ら設立したアンソニー・リゾ家族財団を通じてチャリティ活動を積極的に行うなど、篤志家の一面も。
カブスでの契約最終年だった2021年は、開幕前に球団から最終的に5年7000万ドル(当時約77億円)の契約延長を提示されるも、契約せずに開幕を迎え、結局夏場にトレードでヤンキースに入団。2021年終了後、FAとなり、その動向に注目が集まったが、最終的にはヤンキースと2年3200万ドル(当時約35億円)で再契約。
2022年は32本塁打、75打点をマークするも、打率は.224と、100試合以上出場したシーズンではキャリアワーストとなった。しかし、ハードヒットしたゴロで討ち取られることが多かったことから、2023年より導入される内野シフト禁止の恩恵を受けそうな選手の1人として注目された。
実際に2023シーズンは序盤から好調を維持し、5月28日の試合で守備時に相手選手と衝突するまで打率.304、11本塁打とするも、この試合を境に調子を落とし、8月3日に負傷者リスト入りすると、最終的には脳しんとう後遺症群でそのままシーズン終了となる不運に見舞われた。
なお、現地スポーツメディアのザ・アスレチックは、2023年末の時点で、ヤンキースのアーロン・ブーン監督が「リゾはスプリングトレーニングには間に合う」と述べたと伝えている。
※データは2024年2月29日時点
※1ドル=150円で換算