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プリンス座談会

2008年12月の記事一覧

全日本選手権の表彰台メンバーは誰?!

2008年12月23日

全日本選手権3連覇中の高橋大輔選手が不在の2008年師走――。

日本最強スケーターの称号を巡って、長野で熱い熱い戦いが繰り広げられます!


p_081209.jpg出場を予定している男子選手は27人。
日本男子最年長27歳の中庭健介選手から、
12月7日に14歳の誕生日を迎えたばかりの
羽生結弦選手まで、なんとも幅広い顔ぶれが揃います。

もちろん優勝争いの大本命は、今季グランプリファイナル2位の小塚崇彦選手と、
NHK杯で見事な復活優勝を果たした織田信成選手でしょう!


両選手共に、日本2位の座なら経験済み。
すると新チャンピオン昇格への鍵は、やっぱり4回転ジャンプ?

2人とも練習では着氷成功していますが、
公式戦では未だ完全無欠パーフェクトな成功4回転を披露できていません。
ならば4回転を組み込まずに安全に完璧なプログラムを滑るという手段もあるんですよね・・・
(グランプリファイナルで優勝したアーボットのように)。

でも小塚選手は「4回転をやめる選択肢なんて頭の中にない」
ときっぱり断言していますし、

織田選手も「4回転成功させて大会優勝」
という目標を高く掲げています。

それならば思う存分、4回転に挑戦してもらおうじゃありませんか!!
火花散るハイレベルな戦いを、
私たちファンもドキドキハラハラ見つめる覚悟は出来ています。


全日本選手権は、日本一決定戦であると同時に、
「2009年世界選手権大会最終選考会」でもあります。

今シーズン、世界戦へと挑むことの出来る日本男子は3選手。
日本スケート連盟の規定によれば、
3枠=全日本選手権1位&2位+連盟推薦選手1人。

ただしグランプリファイナルへ進出した小塚選手の出場が内定していますから、
もしも大方の予想通り小塚選手と織田選手が表彰台の上位2席を独占した場合・・・、
全日本選手権3位の選手が世界選への切符を手に入れる可能性が大。


表彰台のてっぺんを争うのが2人なら、
表彰台3番目の場所=世界選手権出場最後の1枠を争うのは3人、4人、
それとも、もっと多数になるかも。


実は優勝争いよりも熾烈な3位争い、
筆頭に名前が挙げられるのは南里康晴選手無良崇人選手の2人でしょう。

昨季全日本3位で見事ワールド初出場を果たした南里選手は、
今季も力強い滑りで表彰台を目指します。

地元福岡のめんたいこ製造販売会社所属らしく
胸と背中にめんたいこがドドーンと描かれたジャージを着て
公式の場に現れたかと思えば、エキシビションでは
“闘魂”刺繍ウェア&イノキ・ボンバイエでアントニオ猪木の精神を表現したり。
なんとも大らかで男らしい九州男児っぷり。

しかもフィギュア界の常識を覆すような選曲はさらにバージョンアップし、
今年のEXでは津軽海峡・冬景色(しっとりとしたバイオリンバージョン)
が用意されました!
全日本選手権表彰台選手だけに許される
エキシビション“メダリスト・オン・アイス”への出場権を勝ち取って、
この“ど演歌”プログラムを披露してもらいたいと思うのは邪道な願望ではないはずです。

そして、23歳南里選手の強力なライバルとなりそうなのが、
17歳の無良選手。

昨季の全日本ジュニアチャンピオンは、本格的なシニア挑戦を始めた今シーズン序盤、
フィンランディア杯で見事に優勝。

ノービス時代から名前をとどろかせ、昨季は全日本ジュニア制覇、
さらに先日のNHK杯でも5位に入りましたから、
きっと熱心なフィギュアファンにとってはすでにおなじみの選手に違いありません。
いや、むしろ甘いマスクのいわゆる“イケメン”としても熱い視線を集めているのかも。

身長もまだまだ伸び盛りのようですし、なにやらガタイもいいので、
将来的には肉体美スケーターに成長していってくれるかもしれない・・・
なんて期待を込めてみたりして。


また、無良選手より10歳年上の中庭選手にとっても、
今季は人生初めての世界選手権出場を狙う絶好のチャンスです。
シニア転向してから8シーズン目。
長い経験と4回転ジャンプを武器に、キャリア最高の仕事を成し遂げられるか。


一方、ジュニアからいきなり3位争いに殴り込みを掛けてきそうな予感を
大いに漂わせているのが、14歳になりたてほやほやの羽生選手
彼こそ、J SPORTSのWeb担当が熱烈にイチオシする選手でもあります。

本人が「憧れの選手はプルシェンコ」と断言しているせいか、それとも
プルシェンコと並んで男子としては珍しくビールマンスピンを習得しているせいなのか、
羽生選手は“和製プルシェンコ”などと呼ばれているそうです。

しかも、信じられないほど背中が反り返ったイナバウワーは
トリノ金メダリスト荒川静香選手顔負けだし、
ジョニー・ウィアを髣髴とさせる中性的で耽美な雰囲気は
14歳とは思えないほどの魅力をかもし出しています。
そんな羽生選手からは目が離せません!

大人顔負けの表現力と流れるようなスケーティングで全日本ジュニアを制した羽生選手は、
シニアの全日本選手権出場権に加えて、2月末にブルガリアで開催される
世界ジュニア選手権の出場権もすでに獲得しています。

さて、シニアの全日本選手権では、
本物の大人を相手にどれだけ魅惑的な世界を作り上げることが出来るかしら。


ちなみに2009年3月にロサンゼルスで開催される世界選手権は、
2010年バンクーバー五輪の「出場枠」を決定するとんでもなく重要な大会でもあります!

つまり今週末の全日本選手権は、世界選手権 → 五輪 へと日本代表を導く大会。
決して結果から目が離してはなりませぬ。


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みなさんが予想する、全日本選手権の表彰台争いをお聞かせください。

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いよいよGPファイナル、出場選手の前半戦を総ざらい

2008年12月09日

p_081209.jpgフィギュアスケートシーズンの前半戦を華麗に
締めくくる、グランプリファイナルが
12月10日から14日まで、韓国にて開催されます!

スケートアメリカから始まって、
スケートカナダ、中国杯、
エリック・ボンパール杯(フランス)、ロシア杯、
そして先日日本で行われたNHK杯(日本)の
グランプリシリーズ全6戦で好成績を挙げた男子6選手が、ファイナルへの切符を手に入れました。

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★★2008/09グランプリファイナル出場者★★

1. パトリック・チャン(カナダ)
カナダ杯優勝(15ポイント)、フランス杯優勝(15ポイント)、
計30ポイント

2. 小塚 崇彦(日本)
アメリカ杯優勝(15ポイント)、フランス杯2位(13ポイント)、
計28ポイント

3. ジョニー・ウィアー(アメリカ)
アメリカ杯2位(13ポイント)、NHK杯2位(13ポイント)、
計26ポイント

4. ブライアン・ジュベール(フランス)
フランス杯4位(9ポイント)、ロシア杯優勝(15ポイント)、
計24ポイント

5. ジェレミー・アボット(アメリカ)
中国杯優勝(15ポイント)、ロシア杯4位(9ポイント)、
計24ポイント

6. トマシュ・ベルネル(チェコ)
中国杯3位(11ポイント)、ロシア杯2位(13ポイント)、
計24ポイント


※交代選手(上記6人から欠場者が出た場合)

7. アルバン・プレオベール(フランス)
フランス杯3位、ロシア杯3位、
計22ポイント

8. エヴァン・ライサチェック(アメリカ)
アメリカ杯3位、カナダ杯3位、
計22ポイント

9. ヤニック・ポンセロ(フランス)
カナダ杯4位、NHK杯3位、
計20ポイント

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12月31日に18歳の誕生日を迎えるチャンと、19歳の小塚選手のティーンエイジャー2人が、
並み居る先輩たちを抑えてトップでファイナル進出を果たしました!

2人とも滑らかなスケーティングと切れのある動きを持ち、
そして時に10代とは思えないほどの表情を見せてくれます。

ショートプログラムではドラマチックに、そしてセクシーにタンゴを踊るチャン
ミニマリストでタイトな衣装を身にまとい、
テイクファイヴの乾いた音色に乗ってあくまでもクールに滑りきる小塚選手


それにしても小塚選手の衣装はショートもフリーも極めてシンプル。
おかげで大人っぽく神秘的な雰囲気が醸し出されているな~、と感じる一方で、
「スパンコールくらい付けたらいいのに!?」と思ったりもするほど。
なんだかフィギュア界の常識を覆すシンプルさ・・・。


シンプルの対極にある人といったら、やっぱりウィアー
スパンコールやラインストーン、レース、ベルベットなどを贅沢に散りばめた
ゴージャスな衣装に身を包み、まるで自らがひとつの稀有な芸術作品のよう。
今年も真っ赤に輝くハートが左胸に輝きます。

ところでNHK杯では体調不良にもかかわらず、
例年よりもなんだかちょっぴり“男度”の高いプログラムを披露してくれました。
同国のライバル、ライサチェックがスパンコールキラキラ衣装解禁で自己改革を図ったように、
中性的な佇まいが魅力だったウィアーも表現の幅をさらに広げて行くのでしょうか!


ウィアーがダイナミックさを増した代わりに、もう一人のアメリカ人、
アボットが今季は繊細で優美な演技をたっぷりと披露してくれていますね。
アメリカンたちがいかにもアメリカン(?)な滑りから脱却しつつある昨今、
ヨーロピアンたちだって負けずに独自の進化を遂げています。


ピンクシャツ+巨大黄緑リボンでまるでキャンディーのような甘さを振りまき、
さらに“勇名トラ”でお笑い路線に走ったベルネルでしたが、
今年は奇妙奇天烈路線から卒業することに決めたようです。

衣装ではなく演技で勝負?って元々コミカルでシニカルでショーマン的な演技力は抜群ですが、
さらに今季のフリーではピアソラのバンドネオンの音色と共に
甘く切ない情景を描き出すことにトライしています。


一方、ジュベールのショートは、
忍者アミアミルック+軽快かつスピード感たっぷり=どんぴしゃ“十八番”的プログラム。

彼の良い面が最大限に引き出された構成だな・・・と思っていたら、
フリーはガラリと雰囲気を変えてきました。
大胆にも鷲をモチーフとしたナチュラルな色合いのコスチュームのせいか、
それとも以前より引き締まった頬と少し伸びた髪の毛のせいでしょうか。

なんだか私たちの知っているジュベールではないような気がしてしまったり、
新たなジュベールの魅力を発見したような気がしたり。
これぞリンク脇でジュベールを熱い目で見つめるタラソワコーチの魔力?


1995/96シーズンに第1回グランプリファイナルが行われて以降、
13大会中8回、GPファイナル&世界戦(もしくはGPファイナル&五輪)の
同一年ダブル制覇が果たされました。

つまり年明けからの今シーズン後半戦の行方を占うためにも、
ファイナルの行方は見逃せません。


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今季前半戦のプログラムや衣装などで、好きなものや印象に残ったものは何ですか?

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完全復活! 復活延期? ・・・そして引退。

2008年12月02日

フィギュアスケートシーズン到来!
「プリンス座談会」が今年も始まりました。
今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします!!

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★織田信成、完全復活!

織田信成選手が見事にNHK杯で優勝を果たしました!

p_081202.jpg「優勝はボクだけの力じゃなくて、周りで支えてくれた方々や応援して下さったファンのおかげです」
と、試合後の織田選手は心からの感謝を述べました。

2007年7月にミニバイクの酒気帯び運転という過ちをおかしてから1年4ヶ月。
日本スケート連盟から3ヶ月間の国内大会出場停止、5ヶ月間の国際大会出場停止処分を受け、
織田選手は長い長い反省の時を過ごしてきたに違いありません。

悔恨の念に押しつぶされそうになった織田選手の心を、解放してくれたのは
4月から指導を担当しているニコライ・モロゾフ氏だったようです。
モロゾフ氏といえばおなじみ、安藤美姫選手や高橋大輔選手を
世界トップクラスの選手へと導いた名振付師。
早くも“モロゾフ効果”は表われましたね~。

完全復活、そしてさらに高みを目指す織田選手が、次に狙うのは全日本選手権優勝。
高橋選手が全大会欠場予定の今季、織田選手には日本フィギュア界のトップとして
世界選手権でも活躍してもらわねばなりません!

もちろんスケートアメリカ優勝の小塚崇彦選手と共に。

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★プルシェンコ、復活を1年延期

2008/09シーズンにて完全復帰!と宣言していたのに、
またしても帰ってこないエフゲニー・プルシェンコ・・・。
トリノ五輪金メダリストは一体、どうしちゃったんでしょうか。

実は復帰に向けて真夏のトレーニング中に負傷、8月には手術も受けました。
すでにアイスショーには復帰していますが、
未だ競技会出場レベルには調子は戻っていないとのこと。

「来シーズンに戻ってくる。五輪に出場するつもりだ。
五輪のリンクに立ち戻るためなら、どんなリスクも厭わないつもりだ」

11月末、プルシェンコはこんな風にロシアメディアに断言しています。
この力強い言葉をあと1年、信じましょう。

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★アーチストたちの引退

今季ついに、トリノ五輪メダリストがゼロに・・・。
そう、プルシェンコの復帰延期だけでなく、
銀メダリストのステファン・ランビエールと
銅メダリストのジェフリー・バトルの姿が競技会から消えました。

それぞれ10月と9月に競技人生の引退を発表。
表現力豊かなアーティスト2人の突然の幕引きは、
どんなにか世界中のファンたちを悲しませたことでしょう。

「ここ数週間、ボクは100%の状態でトレーニングが出来る状態ではありませんでした。
チャンピオンになるためには100%である必要があるんです。90%では足りません。
そしてボクの体では、もはや100%を取り戻すことは不可能です」

引退理由について、ランビエールは記者会見でこんな風に述べています。
先の世界選手権のときから違和感を感じていたという左内転筋の状態は、
ひと夏かけても好転することはありませんでした。23歳での早すぎる引退。

「1年間休養して、復帰してもいいのでは?」
との声も多いのですが、ランビエール自身は
「長い間考えた末の引退。決意を翻すことはありえません」

そもそもランビエールの気持ちは、すでに新しい夢に向かっています。
次の夢とは・・・演劇の舞台に立つこと!
フィギュアスケートの振付師の仕事にも着手するそうです。
「未来はボクの手の中にあるのさ!」とランビエールは笑顔です。

一方、この間のスケートカナダで、
バトルは早々とTVコメンテーターデビューを果たしました。
引退後はトロント大学で化学工学の研究を再開させる予定なんだそうですが、
どうやら引退の決意が遅すぎたせいで(?)、復学は来秋のよう。

8ヶ月前の世界選手権で優勝を果たした直後にリンクを去ろうと決めた、
とバトルは語っています。
しかし9月まで公表できなかった理由には、
2010年に迫った地元カナダ・バンクーバーで開催される冬季五輪の存在がありました。
揺らぐ気持ち。

「だから夏は“猶予期間”としてトレーニングを続け、
本当に引退するかどうか考え続けました。そして最終的に、
自分にとって最も大切な価値観はバンクーバーで金を獲ることではない、
という結論に至ったんです。
単純に、ボクの気持ちの中ではありえませんでした」

競技生活は終えても、五輪成功のために協力は惜しまないとバトルは断言しています。

ところでこの2人は、日本のファンたちとも“相思相愛”だったのではないでしょうか?

「日本のファンたちのおかげで、日本にいてもまるで自宅にいるような気持ちになるよ」
とバトルは常々語っていますし、
ランビエールは引退後のビデオインタビューにて
「今まで訪れた地で最も気に入っているのはニューヨークとトーキョー」
と述べています!


「東京ってステキな街だよ!しかもショッピングに最高。
原宿の小さな通りを色々見て歩くのが好き。もちろん大通りも楽しいよ!」

この2人の氷上のアーチストたちは、今後もアイスショー出演のために来日し続けるとのこと。
競技会のように規定に縛られることなく、溢れるような表現力で、
さらに我々ファンを魅了してくれるに違いありません!


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ランビ、バトル、あなたにとっての一番の思い出のシーンは?

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