J1第14節 柏×浦和@国立

昨年のMVPポンテと99年のMVP三都主が復帰。ようやく本来のベストメンバーが揃った浦和をホーム扱いの国立競技場で迎え撃つのは柏。昨年も開幕から5戦負けなしで臨んだ国立の浦和戦に0-2と敗れてから調子を崩しただけに、リベンジも含めて負けたくないゲームです。「チームとして入り方が最悪だった」とポンテが振り返ったように序盤は連携に乏しく、ほとんど攻撃らしい攻撃ができなかった浦和。さらに15分には三都主が負傷退場してしまいます。替わって入った相馬もアップ不足は否めず、徐々に柏が右サイドを制圧。細かいパスも繋がり出して、20分過ぎからはゲームの流れを掌握します。26分には蔵川の25m近いミドルがクロスバーを直撃してゴール裏を湧かせると、3分後にはさらなる歓喜が。アレックスのパスを絶妙の駆け引きで抜け出した李が「結構焦ってたけど相手は見えていた」とGKまでかわしてのゴール。「小学生以来の」(李)カズダンスに柏サポーターも大いに熱狂しました。その後も31分と32分のピンチを切り抜けると、攻撃的にシフトしてきた「相手のDFラインの裏を突く」(柏・石崎信弘監督)ことで4度の決定機を創出。シュートミスや都築のファインセーブで追加点は阻まれますが、前半終了のホイッスルと同時にアウェイゴール裏を埋め尽くした浦和サポーターから凄まじいブーイングが出たように、45分は柏のゲームで推移しました。「前半はパスが少なかった」と分析した浦和のエンゲルス監督はハーフタイムに繋ぎを意識しろとの指示。するとやはりそこは浦和レッズ。46分に闘利王が惜しいシュートを放つと、一気に流れを引き寄せます。この時間帯、柏は「DFラインが下がってしまってクサビを簡単に入れられる」(石崎監督)中で何度かピンチを迎えてしまいます。それでもよく体を張って守っていましたが、63分にとうとう失点。ポンテのFKをファーサイドで合わせたのは阿部。スタメンの中で3番目に背の低いヘディングマスターの一撃でスコアはタイに戻りました。今日の注目の1つはフランサの戦列復帰。ナビスコには出場したものの先週水曜日の負傷で、本人も「20分か30分の出場がMAX」と語るコンディションのためベンチスタート。その王様を石崎監督は残り20分でピッチに送り込みます。やはり出てくるとその存在感は別格。77分には胸を使った柔らかいパスでポポの決定的なボレーを演出すると、直後にはCKの一連から太田のシュートがまたもやクロスバーを叩き、再び流れを引き戻します。そしてフランサがフランサたるゆえんを見せつけたのは終盤の84分。古賀のパスカットからハーフカウンター気味にボールを受けた10番は少し溜めながらドリブルしつつ、視界の右に太田を捉えると完璧なタイミングを測って右足アウトでスルーパス。受けた太田も冷静に流し込んで決勝ゴール。闘利王も最前線に上がってきた3分の追加タイムも凌ぎ切った柏が、ホーム国立で首位浦和を撃破しました。スコアは2-1でしたが組織的な守備、流れるような連携からの攻撃という面ではどちらも柏が上回る内容でした。エンゲルス監督も「試合自体は悪くないが相手のチャンスが多過ぎた。ピンチの内容が悪いし、もう少し賢くサッカーをやらなきゃならない」と語っています。決勝アシストを決めたフランサは、「チャンスを決めていれば3-0、4-0のゲーム。今日は素晴らしいサッカーをしていた」とヴィトンのバックを肩から掛けながら笑顔を見せていましたよ。 AD土屋
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コメント
comment # 1
東京対チバプールに行って参りました。
東京サポのユルネバをミラー監督が他の選手・スタッフよりも早くベンチに来て一人で聞いてたっぽかったです(遠くてよく見えませんでしたが・・・)。
リヴァプールファンの自分としては相当感動してしまいました・・・。
投稿者 玉砕人 : 2008年06月30日 19:52
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