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シングルス国内ランキング1位、日本代表としても活躍する、三洋電機バドミントンチームの森かおり選手にインタビュー。バドミントンへの想いや、タイトな試合スケジュールをこなした06年を振り返って、そして今季の目標などをうかがいました。
――バドミントンを始めたきっかけは?
母がやっていて、小学2年生から連れて行ってもらい、そのときは遊びがほとんどでしたけれど、バトミントンを始めました。
今まで少し離れたいと思ったことはありましたが、バドミントンをやめたいと思ったことはありません。
自分にとっては、たくさんの出会い、経験や人との繋がりとか、ほとんどがバドミントンのおかげで繋がっていますね。生活の一部、中心にバドミントンがあって、今の自分が作られている感じです。
――アピールポイントは?
フットワークやスピードですね。
自分の身長がない分、それをカバーできる動きでないと思っています。
今後自分に足りないものを補うとしたら、身長。というのは無理ですけど、駆け引きとかいろんな状況に変化できることでしょうか(笑)。実際考えすぎちゃったなというときもありましたから、そこを変えたいですね。
――今季に向けて準備・課題とすることはありますか?
今現在は決意の言葉ははっきりとは自分の中には感じていないのですが、今年は北京オリンピックへのレースがあるので、昨年以上に体調にも気をつけて、チャレンジしたいですね。
去年一年はラリーポイント制になって、初めはなにも考えずということではないですが、自然にうまくそれに、ルールに乗れることが出来たんですけれど、それは周りが慣れていなかったこともあった様に思います。
自分のピークを新ルールに一番合わせられたのはユーバー杯でした。ユーバー杯、アジア選手権ではそのラリーポイント制にうまく乗れたと思うんです。
21点に慣れるために1試合でも多くでて、あとは合宿によってピークを持ってこられたのが自信につながっていますね。
また後半は新ルールになってから自分の中でリズムがつかみきれてなかった部分や、色々なこと(課題)が見えてきたと思います。
――06年納得の出来た試合は?出来なかった試合は?
結局は納得が出来た大会は、優勝した試合しかないと思うんです。でも海外ではチャイナオープンでベスト3には入れたのは自分の中でいいほうに予想外だったし、ジャパンオープンも今までより違う感じでいいプレーが出来たとは思います。負けてしまったことに対しては満足は出来ないけれど、精神論的にはいいプレーが出来ました。
――06年全日本の総合で負けた直後の会見で「負けても強くなれる」とコメントしていましたが。
それまでも、ある程度の結果が出せていたし、自分でも優勝を狙っていたんです。ラリーポイント制ではちょっとした隙が負けに現れてしまったりすることもあます。私の場合、ファイナルゲームが多くて、もちろん相手も、自分もきつくて、そこでのちょっとしたツメが甘くて、決勝戦でもリードしてても逆転されたりというのは、自分がまだそこまでいけてないのと思いました。
でもそのときの、負けたときの試合も意味があると、少し落ち着いたときに思ったんでしょうね、半分は自分を励ますつもりで言ったかもしれないですけど。(笑)
――チームの印象は?
自分は去年日本リーグでは1回しか勝つことが出来なくて、みんなの応援することが多かったんですけれど、そばで見ていてもみんな凄いなと思います。
日本最強のチームの中でバドミントンが出来るのは環境はいいですね。ひとり暮らしで寮にはいないのですが、たまに一緒にご飯食べに行ったり、仲はいいです。
――国内と海外の試合で意識などは変わりますか。
国内では(会場に)風が無い。海外に行くと風が無い試合は無いという状況で、あとは日本選手は粘り強いし、海外の選手はフッと気持ちが切れてしまったりする選手もいますからそこが違いますね。
――試合前のジンクスとかありますか?
特に無いですね。普通がいいかなと思っていて。でも試合会場とかのトイレは一番左の一番手前に入ります。決めとくと、試合前に迷わないからって(笑)。大事な試合のときは待って入ったりしますね。普段はあまりこだわってませんけど。
――ツアーのときに何か持って行きますか?
寝つきが悪くて寝られないときがあって、そのとき読んいでる1冊しか持って行かないんですけれど、リラックスするために漫画を1冊持っていきます。読んでいるとリラックスできて眠くなるんですよ。
――遠征先では試合以外で特にすることはありますか?
遊ぶ時間はあまり無いんですね。
以前は一時期、海外の遠征のときはエアメールというか、絵葉書をよく出していました。
いつもだったらオーストラリアとか南アフリカとかはあまり大きな大会じゃないので行かせてもらえないんですけど、バドミントンでなかったら行かないかもというような所に行かせてもらえたりしたので。
――生まれ変わったら
バドミントンやりますね。やってきてほんとに良かったと思うんですね。でも、やってなかった自分も見てみたいし、半々ですね。(笑)
――ひとつ夢がかなうとしたら
友達と旅行に行きたい。ちょっとちっちゃいですね。正直今現実的なところはちょっとブレイクしたい。
バトミントンの部分をちょっとチョキッときて、少し離してというのが今は本音かな。
結構この2ヶ月スケジュール的にもタイトでしたから。ホントの夢は別にあるんですけれどね(笑)。
――目標は?
もう一度大きな舞台に立ちたい。自分を支えてくれている人、応援してくれいている人に恩返しもしたいということもあって。一番高いところ目指して頑張りたいです。
4年に1回の大会だし、そのときにしか感じられないこともありますから。小さいときからの憧れでもあるので頑張ります。
そのために、レースを最後まで戦いぬける体と気持ちをもっていきたい。日本リーグでも連覇をしたいし、自分の納得のいく試合、「勝ちたい」ですね。
(2007.1.5 大東スポーツセンターにて)


■森かおり選手 プロフィール
8歳からバドミントンを始める。06年ユーバー杯ベスト8。チャイナオープン3位。
現在国内ランキング女子シングルス1位・BWF世界ランキング12位。(2006.12.8現在)
三洋電機バドミントンチーム公式サイト
(http://www.sanyo.co.jp/social/badminton/)