陣内貴美子の気まぐれシャトル便

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プロフィール

陣内貴美子陣内貴美子
(YONEX所属)
生年月日:
1964年
3月12日
出身地:
熊本県八代市

1981年から12年間日本を代表するバドミントン選手として世界を舞台に活躍。とりわけ、91年の全英選手権女子ダブルスでは、バルセロナ五輪優勝の鄭素英(チェン・ソーヤン)/黄恵英(ハン・ヒー・ヤン)組に惜敗したものの接戦を演じるなど、文字通り世界のトッププレーヤーとして、高く評価された。92年、バルセロナ五輪引退後も、全国でのバドミントン講習会・講演会など競技の普及に務めている。

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その他のスポーツの記事一覧

 

さあ、注目の女子フィギュア。結果は?

2010年02月26日

オリンピックもいよいよ大詰め。準決勝進出はなりませんでしたが、カーリング日本代表もよくやってくれました!前回のトリノ以上に、この競技のおもしろさをアピールしてくれましたよね。

さてこのブログ、金曜の午前中に更新するんですが、時差があってちょっとタイミングが悪い。バンクーバーではちょうどいま、女子フィギュアのフリーが行われているところです。SP(ショートプログラム)で11位の鈴木明子選手は、4位の安藤美姫選手は、そしてキムヨナ選手から5点弱の差で2位の浅田真央選手は……ドキドキですね!

それにしてもSPは、上位3人が70点台という超ハイレベルな戦いでした。躍動感と美しさを兼ね備え、しかもノーミスで自分の持つ世界最高得点を塗り替えたキム選手。浅田選手も、オリンピックのSPでは史上初めてのトリプルアクセルを決め、今季前半の不振がウソのような会心の演技。ロシェット選手も、直前の母の死というショックをむしろ、エネルギーに変えていたようでした。これぞオリンピックですよね。

今日のフリーは、SPとは逆で、キム選手の滑走直後が浅田選手。SPでは、浅田選手への賞賛で騒然とする館内を、リンクに立っただけで自らの世界に引き込んだキム選手の精神の強さを感じたものです。ただ浅田選手も、持ち前の伸びやかな性格で、五輪を楽しんでいるようです。2人が、いや、出場した全選手がミスをせず、高い次元の優勝争いを見られれば、メダルの色はいいじゃないですか。繰り返しますが、これぞオリンピック――というドラマに期待しましょう。

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ニッポン!CHACHACHA

2010年02月19日

バンクーバーの日本勢、頑張っていますね。大会4日目には早くも、スピードケート500メートルの長島圭一郎選手と加藤条治選手が銀・銅フィニッシュを決めてくれました!

今日はフィギュア男子のフリーなどが行われる予定で、ショートプログラムでは高橋大輔選手が3位!と好位置につけています。トップのプルシェンコ選手とは0.6点、2位のライサチェク選手とは0.05点という僅差。織田信成選手と小塚崇彦選手も4位、8位と健闘しています。4回転がカギを握るフリーですが、織田選手と高橋選手の滑走順は2位のライサチェクよりあと。結果を見ながら演技できるのは有利ですよ。フィギュア男子では五輪史上初めてのメダリストが誕生するか、楽しみです。

モーグルで4位に入った上村愛子選手もいい滑りでした。「なんで一段一段なんだろう」(長野オリンピックで7位、ソルトレークが6位、トリノが5位)という泣き笑いのコメントも印象的でしたね。私としては、自分が取材した98年の長野五輪から出ている選手に、すごく思い入れがあるんです。モーグルなら上村選手、里谷多英選手は長野の金メダリストで、今回は転倒はしたけれど、攻めの滑りでメダリストの意地を見せてくれました。

ほかにもジャンプの葛西紀明選手と岡部孝信選手。岡部さんは、団体のメンバーに入れるでしょうか。長野のときは、実際にジャンプ会場であの金メダル獲得を見ていましたが、異様な緊張感のなかでトップとしてすばらしいジャンプを見せてくれました。岡部選手のあの大舞台での勝負強さは、貴重ですよ~。

昔に比べて、アスリートの選手寿命は着実に延びています。体のケアの技術や、科学的トレーニングが充実してきたからでしょう。日本時間の今朝行われたスピードスケート1000メートルには、やはり長野組の岡崎朋美選手が登場しました!38歳かぁ……結果は34位でしたが、同じ種目では15歳の高木美帆選手が35位。吉井小百合選手が15位、そして小平奈緒選手がメダルに100分の8秒差の5位と、頑張ってくれました。

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バンクーバー五輪開幕!

2010年02月12日

さあ、いよいよ今日(日本時間では13日)、バンクーバー五輪が開幕します。モーグルの上村愛子選手、浅田真央選手はじめ男女のフィギュア、15歳の高木美帆選手……見どころはたくさんありますが、前回のトリノ五輪で記憶に残る活躍を見せたカーリングも、そのひとつですね。実は私がマカオから帰国した2月1日、日本代表のチーム青森(愛称クリスタル・ジャパン)が、『かねいし』にきてくれたんですよ~。都内での記者会見のあとで立ち寄ってくれ、陣内も急いで成田から駆けつけました。
 
なにしろアスリートのあいだでは「ゲンがいい」と評判(そう思ってもらえるなんて、うれしいですね)の『かねいし』です。それにしても、きゃしゃに見えてもさすがはアスリート、いやあ食べる食べる!「カチメシ、カチメシ」などといいつつ、今度はお肉、今度はお好み焼き……というように、ハシが止まりませんでした。

食事の合間に「いまチームは絶好調なんです」という話。「そういうときこそ、気をつけなきゃ」と、私は心の中で叫んでいました。なにしろ、完璧な調子で臨んだ全日本総合で、優勝候補といわれながら1回戦負けした経歴の持ち主ですから。

クリスタル・ジャパンは翌日バンクーバーへと出発し、現地で調整に励んでいます。出発前の取材に、目黒萌絵主将は「前夜はみんなで鉄板焼きを食べました」と話していましたが、なにをかくそう、そのお店こそ『かねいし』ですっ!

オリンピックは開会式の翌日、まずは女子モーグル、ジャンプノーマルヒルなどが早くも決勝。上村選手のメダル獲得なれば、日本に勢いがつくのではないでしょうか。そしてカーリングの初戦は、日本時間の17日です。

クリスタル・ジャパンのメンバー

左から石崎琴美、本橋麻里、山浦麻葉、近江谷杏菜、目黒萌絵の各選手です。

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暖かいマカオから帰ると雪、そして……

2010年02月05日

撮影のお仕事でマカオに行っていたんですが、マカオの土産話は別の機会にするとして、それにしても、横綱・朝青龍の引退にはビックリ!でしたね。今週の私は、びっくりの連続でした。成田に着いたら雪が降っていてびっくり。もっとびっくりはこの日、日本相撲協会の理事選挙で、貴乃花親方が当選したことです。だって選挙前は、不利が伝えられていたじゃないですか。相撲でいえば、土俵際のうっちゃりというところでしょうか。ダンナの知り合いなので、早速「おめでとうございます!」と連絡を入れました。

これまでの相撲協会の理事というのは、一門の力関係や年功序列の持ち回りによって、なあなあで決まる傾向だったんですってね。相撲界のことはよくわかりませんが、そういう閉鎖的なシステムでも、これまでは運営が円滑だったのでしょう。だけど弟子の死亡事故など、長年のしきたりだけではコントロールできない問題が続発しています。貴乃花親方に、一門以外からも賛同者がいたのは、危機意識の現れでしょう。そもそもこれまでの理事選で、誰が誰に入れたか厳しくチェックされていたことなどは、時代錯誤もいいところです。

貴乃花親方というと、とにかくすごくマジメで、曲がったことがきらいな性分です。自分の信念と異なれば、たとえ衝突覚悟ででも主張する。だから誤解もされやすいのですが、私は現役時代の四股の美しさが人格を象徴していると思います。脚がまっすぐに伸び、ピーンと高くはね上がり、しかも片足で支える体が微動だにしない。四股を軽視し、適当に足を上げてお茶を濁す関取が多いなかで、親方の四股の美しさは感動的でした。よほどの鍛練と、相撲に対しての敬意がないと、あれほど絵になる四股は踏めるものじゃありません。

理解者だけじゃないし、しかもタテ社会の角界にあって、理事のうち最年少。改革への前途は多難でしょう。そこへ、よくも悪くも人気者だった横綱の引退という大激震。ただ貴乃花親方なら、横綱になったときの口上「不借身命」の精神で、まっすぐにぶつかってくれると期待しています。

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WBC、といっても野球じゃないですよ~

2009年12月18日

今日は、ボクシング・長谷川穂積選手のWBC世界バンタム級タイトルマッチ。もし10度目の防衛に成功すれば、日本人としては、具志堅用高さんの13回に次ぐ2位になります。相手は、世界10位のアルバロ・ペレス(ニカラグア)。9度目の前回は1ラウンドで秒殺という長谷川選手の強さは圧倒的で、対戦相手が「パンチが違う、階級を上げてくれなきゃ」というほど。今日も期待です!

私も縁があって、過去9回の防衛戦のうち、4回くらい見に行きました。最強チャンプなどといわれますが、本人、ものすごく庶民的で謙虚なんですよ。前回の防衛戦は、ジムから会場の神戸ワールド記念ホールまで徒歩3分の距離を、トコトコと歩いて会場入りしたんです。ただでさえ緊張するタイトルマッチなので、ポートアイランド選手権みたいな、日常的な感覚でいきたかったんですって。その試合私は、長谷川選手のお母さんと見ていたんですが、実はお母さんはガンで闘病中なんです。治療費はかなり高額で「母親のためにも勝ち続けて医療費を稼ぎたい」(長谷川選手)。人間的にも、すごくいい男です。

現役時代に一度、ボクシングの練習を見学に行ったことがありました。競技特性はもちろん違いますが、フットワークとか、動態視力の大切さなど、バドミントンと似ている部分があると思いましたね。ただボクシングもそうですが、フィギュアスケートや体操競技など、ジャッジ制のスポーツは大変だなぁ。一瞬のミスが命取り。バドミントンなら、ミスをしても、試合の流れのなかで取り戻すことは十分可能です。しかも見る人の判断基準ではなく、客観的にポイントが動いていく。これがボクシングとなると、そこまでがいかに完璧でも、ガードがほんの少し甘くなればKOもある。まったく気を抜くことはできません……というわけでこれから、長谷川選手の応援に、神戸に行ってきます!

長谷川穂積選手長谷川穂積選手

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下柳投手の超レア写真

2009年12月11日
下柳投手と

仲のいい桜庭和志さんの道場で、トレーニングの合間に

全日本総合、残念ながらスエマエの初優勝はなりませんでした。……陣内の予言が、悪いほうに的中してしまいましたね。ただ、松尾静香/内藤真実ペアが完璧でした。また楽しみなダブルスが登場しましたね。

さて、気を取り直して、今回は超レアな写真をご紹介。阪神タイガース・下柳剛投手とのツーショットです。なにがレアって、照れ屋で無口なことで知られる下柳さんのこの笑顔ですよ。

知り合ったのは、下柳さんがダイエーから日本ハムにトレードになった96年ごろかな。取材の縁から、同じ九州出身(下柳さんは長崎県)ということで仲良くなりました。確かにシャイで、インタビュー嫌いだけど、知り合うとよくしゃべるし、茶目っ気もあるんですよ。また、すごく男気のある人。金石の日本ハム時代、なかなか調子が上がらず、中継ぎや敗戦処理に降格といわれたことがあったんですね。そのとき、同僚だった下柳さんが憤慨し「負け試合に、金石さんが行く必要ないですよ。僕が行きます」と、かわりに投げてくれたそうなんですよ。

今シーズンは8勝に終わりましたが、08年には史上2人目の40代で2ケタ勝利をあげています。ですから、体の手入れは大変なもの。筋肉の使い方を学んだり、加圧トレーニング、断食などなど、自分の体に投資していますし、41歳のいまでも「昔よりも体が若いといわれる」ほどです。そして「来年も、2ケタ勝利が目標。最年長記録を、どんどん更新していきたい」のだとか。バドミントンの選手も、アスリートとして、そういうプロ意識や姿勢を見習えたらいいと思いますね。

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フィギュアスケートも盛り上がってます

2009年11月27日

バンクーバー五輪まで80日を切り、フィギュアスケートのグランプリシリーズも、あとは12月3日から日本で開かれるグランプリファイナルを残すのみ。シリーズの上位6人だけが出場でき、日本選手では男子の織田信成さん、高橋大輔さん、女子が安藤美姫さん、鈴木明子さん。ここで3位以内に入った日本選手のうち最上位が、オリンピック代表に内定します。シングルの代表枠は男女とも3人ですが、気になるのは、ファイナルに進めなかった浅田真央さんです。

先日たまたま、トリノ五輪のフィギュア金メダリスト・荒川静香さんと食事する機会がありました。彼女がいうには、「浅田さんはスロースターター。シリーズの序盤があまりよくなかったとしても、それだけ伸びしろがあるということです」。なるほどなるほど、韓国のキムヨナさんのようなタイプは、波がないかわりに爆発力もないということね。やはり、五輪イヤーのグランプリシリーズというのはすごくむずかしく、ここにピークを持ってくるのか、オリンピックまでの通過点ととらえるのかで戦い方がまるで違ってくるといいます。

そういえば4年前の荒川さんも、浅田さん同様、グランプリシリーズでは結果が出ず、「ファイナルには進出できませんでした」。そこから全日本選手権で代表の座を勝ち取り、プログラムを変更して臨んだオリンピックで日本史上初の金に輝いたのでした。ちょっと結果がよくないと、すぐに「真央ちゃんは大丈夫か」と騒ぐのはマスコミの悪いクセですね。年末の全日本選手権で代表入りを目ざすことになりますが、ここはひとつ、温かく見守ってほしいものです。

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バンクーバー五輪まで、あと3カ月!

2009年11月13日

先週お伝えしたカーリングのバンクーバー五輪代表決定戦は、チーム青森が勝利を収め、見事に代表権を手に入れました!08年の世界選手権4位、日本選手権2年連続優勝のチーム青森には、2勝のアドバンテージが与えられており、チャレンジマッチの勝者・チーム長野との対戦に連勝して代表の座を手に入れたんです。

9月、カナダ遠征のワールドツアーでは、バーノン大会で優勝するなど好調のチーム青森。優勢が伝えられてはいましたが、スポーツの世界ですから、なにが起こるかわかりません。ましてカーリングは、氷の上に髪の毛が1本落ちていれば、それでコースが変わってしまうというデリケートな競技です。長野というライバルの存在もあり、青森も最後まで気を抜けなかったのではないでしょうか。

私も一度体験したことがあるんですが、滑って怖いし、いやあ、むずかしかったですね。激しい動きがないように見えても、ストーンを安定して投げるには、よっぽど体幹がしっかりしていなければいけないんです。しかも試合は長期戦。氷上のチェスといわれるように、頭脳もフル回転しなければいけませんから、試合が終わるとクタクタになるんではないでしょうか。

第2試合の第2エンド、3点につなげるショットを決めたのは、近江谷杏菜選手でした。9月まではリザーブも、急成長してカナダ遠征中にサードに抜擢された選手。父・好幸さんも日本代表として長野五輪で5位に入賞しており、親子2代の代表というわけです。「父はメダルに届きませんでした。だから私が、リベ
ンジしたい」と、ようやく代表に決定して、ホッとした様子でした。7位だったトリノ五輪とメンバーは替わっていますが、チーム青森にとっては、2大会連続の出場となるバンクーバー五輪は、来年2月12日から。大会まで3カ月となり、各競技の代表争いもいよいよ佳境を迎えます!

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