氷上で「滑っている時に、一番良い場所にバランスがとれいている」事が良いスケーティングと言える。バランスが取れている事は、演技に滑らかさを出し、まるで氷に吸い付いて滑走しているように見える。良いスケーティングをしている場合、氷が切れてパリパリと言う音がする。スケーティングが上手くいっていない場合は、氷が削れてギシギシという音がする。ギシギシと言う音がするのは、無理にまっすぐに進もうと力がかかるためである。また、スケーティングの一歩が長いかにも注目。スピードに乗ってスーッと遠くまで進む事は、エッジがのびているという事である。
エッジのどこに身体を乗せ、いかにバランスを取れるかを見つける事で、ジャンプにも生かされる安定したスケーティングが発揮できる。スケートは、わずか 3〜4ミリのエッジのインサイドかアウトサイドに体重を乗せて片足で滑るものであり、さらにエッジの前後はカーブになっているため氷に接している部分はわずか3センチ程。次にどう動くか、どの方向に行くか、スピードを出すか出さないかで、エッジのどの位置に乗れば良いかが決まってくる。


ジャンプに移る前の体の進行方向が、ジャンプで回転する向きと同じ。
たいていの選手は左回りである。
ジャンプに移る前の準備段階で、体の進行方向が回転する向きと反対。
滑って体が回っていく方向は右だが、回転する方向が左である(高く遠くに跳ぶ必要があり、難しいとされている)。
進行方向と回転方向が同じ。
前向きで踏み切り、後ろ向きで着氷。(前向きからの踏み切りは、他のジャンプと比べて難度が高い)
他のジャンプより半回転多く回転。トリプルアクセルは三回転半のこと。
世界のトップ10入りを目指す男子は、「4回転トウループ」、あるいは「4回転サルコウ」、加えて「トリプルアクセル」が必要。何種類かの4回転ジャンプまたは、4回転から複雑なコンビネーションを成功させることが必要だ。一方女子は、「3回転+3回転のコンビネーション」が必要。トリプルアクセルや4回転が可能の女子は人数が少ないため、スピン、ステップ、表現力など他の要素が優れていれば大きな武器となってくる。

立った状態で回転
座った状態で回転
フリーレッグ(滑ってない方の足)を軸足に交差させた状態で回転
軸足一本で立ち、フリーレッグを後ろへ上げた(バレエのアラベスクのような)ポーズを取り、体全体をTの字に見せた状態で回転
軸足一本で、体を反らした上体で回転

さまざまな種類のあるステップ同士を組み合わせることによって、一連の動きにしたものをステップシークエンスという。ステップシークエンスには次の3パターンがある(シングルの場合)。
・ ストレートライン・ステップシークエンス
・ サーキュラー・ステップシークエンス
・ サーペンタイン・ステップシークエンス
ステップの種類は組合せにより無限。ストレートライン、サーキュラー、サーペンタインのいずれかのパターンを使用し、スパイラル(フリーレッグを腰の位置より高く上げた状態)で滑っていくものである。