ARTA勢がGT500、GT300ともにポールポジションを獲得!

SUPER GT

 SUPER GT第5戦が今季2度目の開催となる富士スピードウェイで、8月5〜6日に開催され、土曜日に行われた予選ではQ2で野尻智紀がトップタイムを記録し、小林崇志とともにARTA NSX−GTを今季3度目のポールポジションに並べることとなった。

「走り出しの公式練習では苦戦して、今回は厳しいかなと思ったんですが、予選までのインターバルでしっかりクルマを仕上げてもらって、今の状態にはすごく満足しています」と野尻。2番手には松田次生/ロニー・クインタレッリ組のMOTUL AUTECH GT−Rがつけ、そして72kgのウエイトハンデを背負ってなお、速さを見せた中嶋一貴/ジェームス・ロシター組のau TOM’S LC500が3番手を獲得した。

 一方、GT300ではルーキーのショーン・ウォーキンショーが11番手でQ1を突破した、ARTA BMW M6の高木真一が12回目のポールポジションを獲得。もし決勝でも、このポジションを保てば、かつてのチームメイト新田守男の持つ最多勝記録「18」に並ぶこととなる。「SUGOでもいい追い上げができたのに、僕のミスでクラッシュしてしまって、2週間という短いインターバルでクルマを直してくれたメカニックに、ポールポジション獲得で、まずは恩返しできました。初めて履いたタイヤがジャストフィット。決勝でも逃げてショーンに楽させてあげたいですね」と高木。

 2番手はヨルグ・ミューラー/荒聖治組のStudie BMW M6が獲得し、BMW勢がフロントローを独占した。3番手は谷口信輝/片岡龍也組のグッドスマイル初音ミクAMGが獲得、谷口もまた、新田の持つ最多勝記録に並ぶ権利を持っている。

スタートから後続を一切寄せつけなかったARTA NSX−GTの野尻

 このレースウィークは絶えず上空に雲を浮かべていたものの、その切れ間からは強い日差しが注がれ、日曜日の決勝レースは暑さとも戦わなければならないのは、もはや必至だった。そんな状況の中、好スタートを切って1コーナーにトップで飛び込んでいったのは、ARTA NS−GTの野尻ながら、MOTUL AUTECH GT−Rのクインタレッリも食らいついて離れず。だが、それは束の間のことで、1周終えると野尻は確実なリードを築き上げていた。

 序盤のレースを盛り上げたのは、au TOM’S LC500のロシターを先頭とする、4台での3番手争いだ。2周目にフォーラムエンジニアリングADVAN GT−RのJ.P.デ・オリベイラが4番手に浮上、これに続いたのはKEIHIN NSX−GTの小暮卓史、そしてZENT CERUMO LC500の立川祐路。GT300勢が絡んだタイミングで、9周目に立川は小暮をかわして5番手に。勢いに乗る立川はオリベイラにもプレッシャーをかけ続けるも、ウエイトハンデが響いて逆転するまでには至らず。一方、GT300勢を完全に振り切ると、ロシターは単独走行となって、クインタレッリにも近づくようになっていた。

 その間にもARTA NSX−GTの野尻は逃げ続けて、MOTUL AUTECH GT−Rのクインタレッリに対し、15周目には6秒7ものリードを確保。その走りにはまったく隙はない。むしろ、クインタレッリが、au TOM’S LC500のロシターに迫られるようになってくる。一方、なおも続いていたフォーラムエンジニアリングADVAN GT−RのオリベイラとZENT CERUMO LC500の立川による4番手争いは、24周目の1コーナーでようやく逆転する。

 そんな中、5番手を走っていたKEIHIN NSX−GTが24周目に早めの交代を行い、塚越広大がコースに挑んでいく。そして、27周目の1コーナーではZENT CERUMO LC500の立川が、au TOM’S LC500のロシターをかわして3番手に浮上。2秒ほど前にいるMOTUL AUTECH GT−Rのクインタレッリにも迫らんばかりの勢いがなおも続く。抜かれたau TOM’S LC500は、30周目には中嶋に交代し、先に入ったKEIHIN NSX−GTの前でコースに復帰する。

 MOTUL AUTECH GT−R、ZENT CERUMO LC500のピットインは31周目。それぞれ松田、石浦宏明に交代し、ほぼ同時タイミングでコースインする。トップのARTA NSX−GTは32周目にピットイン。ほぼ10秒の差を野尻からプレゼントされた小林は、もちろんトップのままコースに戻ることとなった。

 32周目の最終コーナーでKEIHIN NSX−GTは、GT300車両と接触! 足まわりにダメージを負ってリタイア、序盤の力走も水の泡となってしまう。しかし、背後からプレッシャーをかけ続けられていたau TOM’S LC500の中嶋にしてみれば、かなりホッとしたことだろう。

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