No.8 ARTA NSX-GT

富士スピードウェイで行われたスーパーGT第5戦では、とうとうトヨタ レクサスLC500の連勝にストップがかかり、新記録5連勝は達成できませんでしたね。記録をストップさせたのは、ポールポジションスタートのカーナンバー8、ARTAのホンダNSX。今季3回目のポールポジション獲得で三度目の正直のビッグプレッシャーの中で久々の優勝。何とGT300クラスでも同じARTAのBMW M6 GT3がポールtoウィン!ARTAの富士夏祭りで幕が閉じたのでした。

シリーズも後半戦のまっただ中。これから鈴鹿1000キロ。タイのブリーラム、そして最終戦のもてぎと続くわけです。
鈴鹿は、今年が最後の1000キロレースなので、盛り上がるでしょうね。

さて、第4戦の菅生で日産のGT-R勢が2基目のエンジンを投入してきました。今年から1台の車両につき1シーズンで使えるエンジンが2基なのです。だから、日産勢の2基目投入はチョビット早いのではないかと思わせたわけです。そして今回の第5戦ではホンダのNSX、100号車が、第4戦のアクシデントでエンジン周りにダメージがあったので2基目を投入してきました。当然ですが2基目は1基目の問題点を改善されているはずです。しかし、それがもの凄く良いかというと、思っていたほど良くなかったりしています。
やはり、エンジンだけではなくて、マシンセッティングとしての総合力が問題なのです。

まだ、2基目を投入していないメーカー、チームは何時それを実行するのか?残り3戦。しかし、鈴鹿は2戦分以上の苛酷さがある。これまで5戦消化して来たので、1000キロレースを3戦分と見積もっても、残りは同じだけのレース数になるので、ここで2基目投入でも良いのかな…。また、1基目で1000キロまで消化できれば、残りは2戦。その2レースでエンジンを思い切って回せるとなれば、かなりのメリット有りとも考えられます。

昨シーズンは3基のエンジンを使えて、最終戦でトヨタ勢が凄くパワフルな仕様を持ち込み、圧勝したのを思い出します。

さあ、2基目は何時投入されるのか?チャンピオン争いにかなり関わる、To be or not to beです。

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高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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