SUPER GT

 SUGOラウンドは雨に翻弄されたものの、TV観戦組にとっては展開が面白い内容だったかと思う。しかし現地取材組はあまりもの順位変動にモニターを追いかけて、さらにメディアセンターの窓越しにその時点の順位や位置関係を把握したりして、かなり体力を使うレースだった。特にGT500、GT300の両クラスを把握しておかねばならない自分にとっては、3回目のセーフティカーが解除されても、30周以上が残っており、すでにクタクタだった。

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 それでも終盤の本山哲の追い上げは見事で、さらに最終盤での平手晃平とのバトルは非常に見応えがあり、モニターを食い入るように見入った。今年はこのコラムで注目の若手ドライバーを押してはいるが、SUGOではGT500/300共にベテランの活躍が目立ったレースになった。それはそれでうれしいものだ!

 そしてわずか2週間のインターバルで開催される真夏の富士。レクサスは開幕から4連勝で、今回も軽量な#19 LC500が優勝を狙って来るだろう。それにストップをかけるのは日産かホンダか? ホンダは改良された新しいエンジンをいくつかのチームに搭載するのではないかと見られる。SUGOでもスタート直後にトップ4を独占したように、オートポリスから軽量になってようやくトップ争いに食い込む力を見せ始めている。日産もSUGOから投入したエンジンにはパワーもあるようで、ハイスピードコースの富士でも軽量な#12、#24あたりがトップ争いに食い込んで来れば面白くなる。

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 GT300では富士だけにパワーのあるFIA−GT3車両が有利。ピット数の都合もありSUGOに参戦できなかった#117 ベントレーや#22 メルセデスも今回は参戦し、参加台数は30台に。先週末J SPORTSでオンエアされたスパ24時間は、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、メルセデス、アウディとさまざまなFIA−GT3車両が入り乱れてのバトルが展開され、非常に面白かった。すでに50kg以上のハンディウェイトを搭載している車両には厳しいレース展開になるだろうが、ぜひ接戦を繰り広げスタンドを湧かせて欲しいもの。今季まだ優勝のないポルシェ、ランボルギーニ、BMW、そしてGT−Rに頑張ってもらいたい。

 気になる天候だが、どうやら雲が多く真夏の灼熱地獄とはならなさそう。降水確率も40%前後であり、またもや雨が展開を大きく左右するかもしれない。現地で観戦できないファンは、J SPORTSのLIVE中継をお楽しみに!

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皆越 和也
1961年熊本県出身。1980年代後半に富士スピードウェイで観戦した「WEC in JAPAN」で四輪モータースポーツに目覚め、モータースポーツ専門誌編集部等を経てフリーランスのフォトライターに。SUPER GTは全日本GT選手権がスタートした1993年より、ほとんどのレースを現場で取材している。

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