日米通算二千安打を達成した青木宣親外野手が、出場機会を減らしている。

四月は6試合に欠場。五月は11試合に欠場。六月は欠場こそ9試合だったが、出場した2試合は代打での登場である。前半戦の61試合(50試合に先発)出場、197打席はいずれも大リーグ最少である。

なぜか? それは今季のアストロズが球団史上、最強だからだ。

球団広報によると、前半戦で60勝(29敗)に到達したチームは、ア・リーグ史上4球団目だった。リーグ最多は1969年に65勝(31敗)したオリオールズ、同2位はイチローのメジャー・デビュー年にあたる2001年に63勝(21敗)したマリナーズ、同3位はデレク・ジーターが中心選手となってワールドシリーズに三連覇する最初の年でもある1998年に61勝(20敗)したヤンキースである。

オリオールズは1969年、109勝を挙げてワールドシリーズに進出した。ヤンキースは1998年、114勝を挙げてワールドシリーズを制した。マリナーズは2001年、ア・リーグ優勝決定シリーズまで勝ち上がった。

そう、アストロズの目標はもはや「ポストシーズンに進出すること」ではなく、「ポストシーズンでどう戦うか?」にシフトしていると言っていい。

前半終了時のチームの527得点、898安打、197二塁打、148本塁打、打率.289、出塁率.355、長打率.500、はすべて、今季のメジャー最高を記録。投手陣も頑張りがかすむほどの強力打線だ。アストロズは一昨年の2015年、ワイルドカードながら2005年以来のポストシーズン進出を成し遂げたが、たとえばスラッシュ・ナンバー=打率/出塁率/長打率に関しては、DH=指名打者以外のすべてのポジションで2005年のチームより2017年戦半のチームの方が上である。

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