終盤に独走したワレン・バルギル

終盤に独走したワレン・バルギル

山地ではマシューズを助け、平地では逆に助けられたのがワレン・バルギルだった。第8ステージの逃げで7ptを手に入れたフレンチクライマーは、2日連続で大逃げに乗り出した。

「前日に稼いだポイントを無駄にするのはもったいないと考えた。だから今日、再びトライした。地形は最高に僕向きだったしね!今日は賢く走った。昨日みたいに馬鹿な動きは繰り返さなかった。それに3級、4級の小さな峠では動かなかった。ただ大きな峠だけに、ひたすら集中したんだ」(バルギル、ミックスゾーンインタビューより)

こうして超級首位通過2回を合わせた53ptを積み重ねると、計60ptで堂々たる山岳賞首位に立った。「大会の終わりまで守っていく」との力強い宣言も飛び出した。

しかもバルギルは、エスケープを企てた大量40選手の中で、最後まで逃げ切った唯一の選手である。ラスト32km、超級モン・デュ・シャの上りで、独走態勢に突入した。残り12kmでロメン・バルデに一旦追い抜かれるも、フィニッシュでは5人の総合トップ集団とスプリントを争った。

メイン集団を5人にまで小さく絞り込んだのは、アージェードゥゼール・ラ・モンディアル(Ag2)の猛攻がきっかけだった。フィニッシュ地シャンベリーに本拠地を置く同チームは、今大会1つ目の超級峠、ビッシュからの下りをどうやら攻撃開始地点に定めていた。逃げに潜り込んでいたAg2rトリオが、下りでエスケープをバラバラに切り裂くと、後方でもやはり、バルデ親衛隊がすさまじい加速を畳みかけた。総合ライバルたちに強烈な圧力をかけ、落車を誘発し、なによりアルベルト・コンタドールを一旦後方へ置き去りにした。

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