2017年上半期ワールドツアーの掉尾を飾るグランプリ・フフホト大会がいよいよ今週末(6月30日〜7月2日)に迫った。この様子はJSPORTSで生中継される。

フフホト市でのワールドツアー開催はこれが初。昨年までこの時期に開催されていたグランプリ・ウランバートル(モンゴル)と、冬の東アジアシリーズの重要大会であったグランプリ・青島(中国)がともに廃止。これを統合した形で、この中国・内モンゴル自治区の省都がツアーの開催地に選ばれることとなった。

今年度最大のイベントである世界選手権(8月28日〜9月3日)の前に行われるワールドツアーはこれが最後。ここ2大会一線級の参加がほとんどなかったが、世界選手権前の最後の実戦の機会とあって今大会は各階級とも軸になる強豪がしっかりエントリー。なかなか見どころ豊かな大会となっている。

ひときわ注目されるトピックは、リオデジャネイロ五輪で活躍した一線級選手の復帰。具体的には100kg級の羽賀龍之介、63kg級の田代未来、70kg級のキム・ポリング(オランダ)の3名に注目が集まる。

3人はともにこれが五輪以来初の国際大会。リオで銅メダル獲得の羽賀は4月の全日本選抜体重別でウルフアロンに敗れて2位、6月初旬に行われた全日本実業団体対抗優勝大会でも大人しいパフォーマンスに甘んじていまだ全開には至らない印象だが、その実績と実力は今回の出場選手の中では圧倒的。今大会の優勝はほぼ確実視されるが、国内でウルフや大学1年生の飯田健太郎の突き上げにあう中にあって世界選手権に向けてどれだけ勢いを得られるか、その内容を注視したい。今後のキャリアのベクトルを決める大会になるはずだ。

リオ五輪以来初めての国際大会に挑む羽賀龍之介。8月には連覇を狙う世界選手 権が控える。

田代未来はリオ五輪で5位入賞。その後古傷の手首を手術し、予選出場を回避するという形で今年度の世界選手権出場は見送った。しかし先日の実業団体でついに畳に復帰し、ハイコンディション時を想起させる溌剌としたパフォーマンスを見せてチームの優勝に貢献したばかり。世界選手権に代表を送り込まず混迷する日本の63kg級の光明となり得るか、その出来に注目。

お知らせ

IJF 柔道ワールドツアー2017
注目大会を生中継中心に放送!


= 放送予定 =
フフホト大会 7月1日 (土) 午後5:00〜
フフホト大会 7月2日 (日) 午後5:55〜
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