リリーフへの配置転換をきっかけに、前田健太(ドジャース)が自身の姿を取り戻そうとしている。

救援登板では短いイニングに専念できるため、4シームが投球割合とともに球速を増した。

6月9日のレッズ戦では、6回からの3イニングスをすべて3者凡退に抑え、9回にはソロアーチを浴びたものの、失点はその1点だけで、4イニングスのロングリリーフでプロ入り初セーブをマーク。

6つ奪った三振の内訳は、今流行りの高め4シームと決め球スライダーが3つずつで、躍動感たっぷりのフォームと堂々とした振る舞いは、上原浩治(カブス)を彷彿させるものだった。

続く18日の登板はスポットの先発で、レッズ打線相手に5イニングスを投げて3安打1失点の内容。

この日は2シームとカッターをうまく交えるスターター仕様の投球でテンポよく投げ、四球を1つしか出さずに5つ目の白星を挙げている。23日のロッキーズ戦は再び救援登板で、1イニングを3者凡退で片付けた。

前田に復調の兆しが見え始めた現在、所属するドジャースは現在10連勝の快進撃を見せている。20連戦の始まった7日からは、6連勝→敗戦→10連勝で、今はナ・リーグ西地区首位に立って首位固めといきたい状況だ。

その間も先発ローテーションは安定していたが、ブランドン・マッカーシーがヒザの炎症で故障者リストに入った。デーブ・ロバーツ監督は、前田の次回と次々回の登板が先発になることを明言している。

リリーフを経験したことで開き直れたかもしれないが、先発を生業とする前田にとっては本意でなかっただろう。そして、7月はオールスター期間を挟むこともあり、日程は比較的穏やかになる。

先発の枠は減り、マッカーシーの復帰後はどのような起用となるか分からない。だからこそ、前田は次の2先発で、自身の力を証明する必要がある。

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