ヤンキースが少し、気になる。

そんな風に思うのは随分と久しぶりだ。そして、それはきっと、25歳の主砲アーロン・ジャッジ外野手のせいだと思う。

ジャッジは現地6月18日の65試合を経過した現在、打率.335、23本塁打、53打点とすべてリーグ最高の「暫定的三冠王」である。身長2メートル7センチ、体重128キロと巨漢揃いのメジャーでも目立って大柄だが、巨漢選手にありがちな鈍重な感じがない。

そうかと思えば、現れては消えていく幾多の新人選手のようにただ単に来た球を打つという感じもない。現在の44四球、出塁率.445が示すように打席での我慢強さも新人離れしており、先頃、通算600本塁打を達成したアルバート・プホルスのように長く活躍する予感に満ちている。

何と言ってもその打撃が豪快だ。打球の飛距離、打球のスピードがまったく異質だ。打撃練習ではもはや柵越えするかしないのか、という問題ではなく、どれぐらい遠くまで飛んでいくのかというのがひとつの基準になっている。

そういう打球を見たのはバリー・ボンズやマーク・マグワイア以来かも知れない。両者はパフォーマンス向上薬品と関連付けて話される存在なので、たとえとしては良くないが、そのぐらいジャッジはすごいのだ……圧倒的に。

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