「DUARIG Fリーグ2017/2018」と呼び名を新たにした、国内最高峰のフットサルリーグ、Fリーグが開幕。6月10日、11日に国立代々木競技場第一体育館(東京都)で開幕節6試合が行われた。
 参加12チームが一堂に会するセントラル開催は、各チームの状態がうかがえる格好の場だ。昨シーズンは、シュライカー大阪が初優勝し、 それまでリーグを9連覇していた名古屋オーシャンズの牙城が崩れた。
11年目の今シーズンはどんな展開が待っているのだろうか? 各試合を追っていこう。

シュライカー大阪 4−3 エスポラーダ北海道

 オープニングゲームは、昨シーズン優勝のシュライカー大阪が登場。相手チームを震撼させた圧倒的な攻撃力は今シーズンも健在で、 4分にチアゴが先制ゴールを挙げると、7分にはFKから相井忍、アルトゥールと2連続ゴールを決めて、一気に3−0とリードした。
対するエスポラーダ北海道も、持ち前の鋭いカウンターやセットプレーからゴールを襲い、今季キャプテンに抜てきされた酒井遼太郎が 2ゴールを挙げるなど活躍。前半を4−3と食い下がった。「これから(シーズンを)戦えるというスイッチが入ったゲームだった」(小野寺隆彦監督)。 しかし、後半は大阪がこのスコアを維持して勝利。
 1点差の苦しいゲームだった大阪だが、それでも「先に3−0としたのは、僕たちのメリット」と木暮賢一郎監督。鋭い縦パスを供給するアルトゥールと、 それを前線で受けるチアゴのラインは、相変わらずの強さ。昨季MVPの小曽戸允哉や得点王ヴィニシウスのプレーも鋭く、 デウソン神戸から新加入の昨季日本人得点王・相井忍もフィットしている。プレーの充実度は、今シーズンもリーグナンバーワンと感じられた。

ペスカドーラ町田 4−1 デウソン神戸

 昨シーズンと同じ開幕カードとなった対決は、昨季プレーオフ決勝まで進出して準優勝したペスカドーラ町田が、力の差を見せて勝利した。
町田は攻守の要の滝田学がケガで長期離脱。それだけに「攻めの森岡薫、守りのイゴール」の形は鮮明で、森岡は得意のドリブルシュートを含む2ゴールを挙げ、 ゴールも神戸のパワープレーからの1失点のみに抑えた形だった。しかし森岡は「滝田が抜けた穴を埋めるように、僕もディフェンスで貢献できるようにしたい」とコメント。
大車輪で頑張ることを誓ったエースに加え、周囲の選手がチームの力を底上げしつつ、勝ち点を積み上げられるかが注目点となりそうだ。
「差を感じさせられたゲームだった」(鈴村拓也監督)というデウソン神戸は、今シーズンは走ることをテーマに臨んでいるが、 町田の充実したプレーぶりに攻守に失速されられた感があった。ただ若い選手が多いだけに「しっかり経験を力に変えて、プレーオフに行けるようにしたい」 (稲田瑞穂)と巻き返しを誓った。

バルドラール浦安 0−1 アグレミーナ浜松

 アグレミーナ浜松が6分に挙げた萩原洪拓のゴールを守りきり、 リーグ加入6年目にしてうれしい開幕戦初勝利。名古屋オーシャンズから前鈍内マティアス エルナンや中村友亮が加わり、 徐々に戦力が充実してきているところをうかがわせた。毎シーズン下位が定位置のチームは、 「勝てないことに責任を感じているが、勝てない時間が長いのを変えるのが本当に難しい」(萩原)という。この勝利をきっかけに、今シーズン負け癖を勝ち癖に変えられるかに注目したい。
 一方、「見てのとおり、点を取っていないのは力不足」(星翔太)というバルドラール浦安。バサジィ大分から新加入のディドゥダのFKや星のシュートがゴールポストをたたく場面もあり、チャンスはあったがゴールを決められなかった。「自分たちが主導権を握っているときに相手の脅威になる攻撃ができるようにしたい」と高橋健介監督。  たしかにボールは回っているが、なかなか攻めきれていないシーンも目立ち、浜松を最後まで頑張らせてしまった面もあった。充実したパスワークに加えて、相手ゴールに迫っていく縦方向への迫力を、このチームから見たいところではある。

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