勝負師モウリーニョの面目躍如 現実を直視した大胆なプラン

5月24日、マンチェスター・ユナイテッドはアヤックス・アムステルダムを破り、ヨーロッパリーグを勝ち取った。この結果、来シーズンのチャンピオンズリーグにストレートイン。出場権を獲得できなかったアーセナル、予備戦にまわったリバプールに比べると、今夏の補強でも優位に立ったといって差し支えない。ちなみに、ジョゼ・モウリーニョ監督のカップファイナル(FAカップ、リーグカップなども含む)は、FCポルト、チェルシー、インテル・ミラノ、レアル・マドリーを率いていた当時のデータも合わせると12勝2敗。勝率は8割5分7厘という驚異の好成績である。さすが勝負師!

しかし、終わり良ければすべて良し──と片づけるのは乱暴だ。「彼らのフットボールは楽しいのだろうか」とティエリ・アンリ氏が首を傾げ、「かつてのオーラがなくなった」とマーティン・キーオン氏が全否定したように、2016-17シーズンのユナイテッドは攻撃面で精彩を欠いていた。楽しさの尺度は十人十色であり、現役当時にオーラのオの字も感じられなかったキーオン氏の指摘が余計なお世話だったとしても、多くのサポーターも16-17シーズンのパフォーマンスには満足していないはずだ。

では、ここでデータをチェックしてみよう。総得点54はライバルの5チームだけでなく、エヴァートンとボーンマスをも下まわった。引分けはリーグ最多の15試合。勝ちきれなかったホームゲームが10試合もあり、トップ5とのアウェーゲームではわずか1点しか取れなかった。攻撃面の低調が、次から次へと明らかになる。

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