田中将大の前回登板は「母の日」。この日、2014年に20年のキャリアをヤンキース一筋で終えた「ザ・キャプテン」こと、デレク・ジーターの背番号「2」を、永久欠番にするセレモニーが盛大に行われた。

ヤンキースは「母の日」用にピンクのアクセントが施されたユニフォームを着て、晴れやかに勝利を収めたかったところだが、田中はお祝いムードをかき消す乱調に苦しんだ。

立ち上がりから2者連続ソロ、四球と死球が絡んでの満塁弾を浴びて、一挙6失点。2回にも立て直すことができず、さらに2点を許し、キャリアワーストの2回途中8失点で降板した。

「調子自体は悪くなかった」と本人がコメントしているように、きっと立て直すだろう。

今季も開幕戦でいきなり、3回途中7失点と乱調し、徐々に上向きになったと思えば、4月27日には「マダックス」の称号となる100球未満の完封劇もみせたのだ。長いシーズン、そういう日もあると振り返りたい。

◆次回登板の対戦相手は開幕戦で打ち込まれたレイズ

ただ、少し気掛かりなのは、その乱調スタートを喫した開幕戦の相手が、明日の対戦相手レイズということ。

田中は今季、オープン戦で防御率0.38と絶大な信頼を得て3年連続の開幕投手に任命されるも、この開幕戦では初回からレイズ打線を止められず。3点、2点、3点と3回を持たずに、7失点で降板を余儀なくされている。

レイズは同地区ライバルでリーグ4位だが、首位ヤンキースとのゲーム差は4.5。この3連戦でも、初戦に勝利した。これでチームは3連勝中。明日も勝てば3カード連続の勝ち越しとなり、勢いに乗るだけに、田中はしっかりと抑えたい。

レイズに誰もが知るような大物スラッガーはいないが、チームホームラン数はリーグ2位の59本。リーグ1位のヤンキースが60本なので、その「ホームラン力」はほぼ互角だ。

その筆頭は、4番のローガン・モリソンで11本、続いて前夜1番のコリー・ディッカーソンが9本。

また3番には、チームの看板選手で田中が2被弾しているエヴァン・ロンゴリアが、初戦で5打数4安打と大当たりしていて、立ち上がりから気が抜けない。

ただし、レイズ打線はやや大味で三振も多い。ここまでチームの合計464三振は、両リーグ合わせても断トツのワーストだ。田中がキレとコントロールを取り戻せば、奪三振ショーがみられるかもしれない。

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