熊本地震の影響で昨年はレースが中止になったため、オートポリスでは2年ぶりの開催となるSUPER GT。そのオートポリスは、アップダウンに富んだテクニカルコースとして知られ、また阿蘇外輪山の西方、標高900mの高地に位置している。ただでさえ空気が薄い上に、シリーズも3戦目となると、ウエイトハンデが50kgを超えたGT500の3チームは、いよいよ燃料リストリクターが絞られることとなる。

となれば、エンジンパフォーマンスの圧倒的な低下は否めず、ポイントリーダーのKeePer TOM’S LC500を駆る平川亮/ニック・キャシディ組、2位のWAKO’S 4CR LC500を駆る大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組、そして3位のZENT CERUMO LC500を駆る立川祐路/石浦宏明組は優勝争いに食い込むのは、かなり至難の技と言えるだろう。我慢のレースの中で、どれだけ上位に食い込めるかが、タイトル争いの大きな鍵となりそうだ。

ホンダNSX-GTがミッドシップハンデの15kg軽減で、追い風が吹く?

したがって、第3戦はランキング4位以下のチームによって優勝が争われそうだが、4位でDENSO KOBELCO SARD LC500を駆る平手晃平/ヘイキ・コバライネン組でも30kgと、そう厳しくないため、ここをまず優勝候補として推したい。前回は激しいバトルの最中にエアロパーツを傷めるアクシデントがあり、この位置に留まっているが、スピードは十分にあり、なおかつ昨年のチェンピオンとして、そろそろ意地を見せたいところ。

さらに注目すべきポイントは、ホンダ勢に朗報があったこと。NSX-GTはミッドシップということでハンデを背負っていたが、これが15kg軽減されたのだ。前回の富士ではRAYBRIG NSX-GTの山本尚貴/伊沢拓也組の6位が最上位ながら、しっかりとバトルは繰り広げていたホンダ勢であっただけに、そろそろ大逆襲シーンが見られるかも。その一方で、ニッサン勢はMOTUL AUTECH GT-Rの松田次生/ロニー・クインタレッリ組が予選で2番手につけ、大いに話題を集めたが、かなりリスキーな作戦を採っていたのだろう、決勝では4位に。しかも、他のニッサン勢は入賞すら果たせていない。まだまだ苦戦を強いられるのではないだろうか。

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