リヴァプールvs.ミドルズブラ

ディルク・カイトが現役引退を発表した。2015年から古巣フェイエノールトに戻ってプレーしていた元レッズのカルトヒーローは、エールディヴィジ最終節でハットトリックを達成し、 チームを見事18年ぶりのリーグ優勝へと導いた。その3日後、36歳の英雄は現役引退を表明。最高の形でキャリアの幕を引いた。

時を同じくして、プレミアリーグ最終節が行なわれる前日、つまり今週の土曜日には、シャビ・アロンソもバイエルンで現役ラストゲームを戦う。思えば、アロンソやカイトの盟友だったジェラードも、ひと足早くスパイクを脱いで、来季からはリヴァプールのU18チームで監督を務めることが決まっている。目をつむれば、彼らの躍動が昨日のことのように思い出せる。そんなファンも多いのではないだろうか。だが、時代は確実に変わっている。リヴァプールは、彼らがいた頃を超える魅力的で強いチームを、これから作っていかなければいけないのだ。

ユルゲン・クロップが率いる新生リヴァプールが、今季序盤戦で見せたパフォーマンスは鮮烈そのものだった。アーセナルとの撃ち合いを4-3で制した開幕戦を皮切りに、フィルミーノ、コウチーニョ、マネ、ララーナの“ファンタスティック・フォー”が織りなすコンビネーションアタックと、破壊力満点のカウンタープレスがとにかく冴え渡った。11月には1節限りだったものの、実に916日ぶりとなるプレミアリーグの首位にも立った。

しかし、年が明けるとまったく別のチームになってしまった。それまでが嘘のように点を取ることに苦戦し、スウォンジーやハルにあっさり敗れ、まるで手から砂がこぼれ落ちるように大事な勝ち点を取りこぼしていった。

ビッグ6直接対決で無敗だったことが示すように、間違いなくポテンシャルは高い。ところが、欧州カップ戦がなかった今季でさえ、ちょっとケガや疲労に蝕まれただけでそんな有様だったのだ。リヴァプールの戦力は「リーグ6番目」。辛口OBのジェイミー・カラガーがよく使う表現だが、さもありなん、といったところか。

お知らせ

16/17 イングランド プレミアリーグ

第38節 16/17イングランドプレミアリーグ
5月22日(月)午後5時00分〜J SPORTS 2
リヴァプールvs.ミドルズブラ
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