最初に訃報です。数多いフィンランド出身の名ドライバーの一人、ティモ・マキネン氏が亡くなりました。私がラリーに関わり始めた1960年代後半から70年代中盤が最盛期でしたがミニ・クーパーやフォードそれにプジョーの乗り手でした。私と同じ年齢なので特に寂しく思います。RIP(Rest in Peace)と申し上げておきます。

写真は昨年のラリー・ポルトガル。

さて、VW撤退後の本シーズンですが、予想通りの混戦です。最初の4ラリーの勝者が4人、5戦目には誰が抜け出すかと注目していたところヒュンダイのヌーヴィルでした。しかしヌーヴィルはシーズン開幕の2戦で失敗をしていますのでポイント累計はラトバラに次いで3位です。ラトバラは開幕2戦で好成績、大いに期待されていますが孤軍奮闘でリタイアを避けた安全運転で堅実に走っており上位がリタイアしない限り第3戦以降ポディウム・フニッシュができません。その隙間を縫ってシトロエンのミークが“all or nothing”(イチかバチか)スタイルで暴れまくっています。ミークは彼自身が語っているように”自分はいつも優勝を競うタイプのドライバーではない“と言っていますがポイント累計が低いのでグラベルで有利な初日のスタート順に恵まれて良いタイムが出てしまうのです。そしてリードを広げるためマージンのない全力走行の結果リスクを犯すことが多いのです。でも、見ている方はその方が面白いと言えます。
シーズン開幕前の私のシーズン予想・展望は以下のような物でした。
メーカータイトルは3台体制のフォードとヒュンダイの一騎打ち。ドライバー構成はオジェに頼り切っているフォードよりも、ヌーヴィル、パッドン、ソルドのヒュンダイの方に厚みがある。トヨタとシトロエンはメーカータイトルを激しく争うつもりはない。
ドライバータイトルはフォードのオジェとヒュンダイのヌーヴィルの一騎打ちだがフォードの車両信頼性が疑問。ヌーヴィルはドライバーとしての安定性に若干の心配あります。トヨタのラトバラは後半に入って完走狙いから勝利狙いに行く過程でもう一段階の車両のチューンと精神力の強化が必要でしょう。

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