トヨタがすごいっすね。
先週のゴールデンウイークまっただ中のスーパーGT第2戦、富士スピードウエイでGT500クラスの表彰台独占。そしてGT300クラスでもRS F GT3が初優勝。そして、世界耐久選手権(WEC)第2戦のスパ フランコルシャンで1-2フィニッシュ。J SPORTSをご覧の皆さんの中でトヨタファンの方は最高だったでしょう。

スーパーGTでは、立川祐路/石浦宏明組のZENT CERUMOは、予選から決勝を通じて全く危なげない盤石のポールtoウインでしたね。そして、例年荒れるレースである富士の500kmレースが一度のセイフティカーのコースインもなく終えたのには少し驚きでもあります。完走率もとても高くて、GT500は15台全車が完走。GT300は28台中27台完走。トータル約97.7%の完走率。この数字は、地味だけれど国内の最高峰ツーリングカーのレベルの高さをハッキリと示していると思います。最初にエンジニアリングのレベルの高さ。端的にいって壊れない。それは、マシン自体を作っているメーカー、コンストラクターとそれを実際に走らせているチーム、ガレージのメインテナンス技術力の高さですね。次にスピード差のある2クラスが混走する中でクラッシュや接触が少ないというドライバーのドライビングスキルの高さ。マシンのダメージでレースを続けられなかったことが極少なかったのですね。しかし、そのレース内容は、スリリングでオーバーテイクシーンが随所に展開されていて、観戦側からのエンターテイメント性も高いという素晴らしいシリーズであるのですね。ちょっと褒めすぎかも知れないけれど、こんなレースシリーズは、他の国を見ても無いのが現状でしょう。

さて、WECですが、トヨタの開幕2連勝は素晴らしかった。2014年以来の連勝。その年トヨタはマニュファクチャラーチャンピオンに輝いている。しかし、2017年トヨタの最大の目標はルマン24時間レースの優勝にある。皆さんもご存知の通り。

J SPORTSさんでは、これまでにない体制でルマン24時間レースを中継する計画だそうです。シルバーストーンとスパ・フランコルシャンに於いてはトヨタが優勢だったのですが、ポルシェも絶対反撃に転じてくるでしょうから接戦、激戦は必至となるでしょうね。そして今年のLMP2クラスの拮抗したレース展開は近年希に見るものがありますね。今からルマンが待ち遠しいですね。

photo

高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

お知らせ

【【モータースポーツが見放題!】】
J SPORTSオンデマンドなら
アンテナ不要!チューナー不要!

SUPER GT、WRC、スーパーバイク、
世界耐久選手権(WEC)など充実のラインアップ!
PC、スマホ、タブレットでご覧いただけます。

モータースポーツパック:月額1,800円(税抜)
※25歳以下の方は、U25割:月額900円(税抜)

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ