たった2日間で250万人もの観客が沿道に詰めかけ、文字通り「熱狂」だったツール・ド・フランス通過の翌年、英国に、新たな名物が誕生した。5月最初の月曜日、つまりアーリー・メイ・バンクホリデー(国民の休日)の、直前の週末を利用した3日間の自転車ステージレースである。2017年も4月28日から30日まで、イングランド北部のヨークシャー地方で、美しく過酷な戦いが繰り広げられる。

エミリー・ブロンテの小説「嵐が丘」でも有名なこの土地は、つまり、風がめっぽう強く、丘が多い。しかも牧歌的な耕作地や荒野の間を駆け巡る道は、いずれも極めて細く、勾配は軒並み平均8%を超える。すなわち、全ての起伏が、クラシックの「勝負坂」レベルなのだ!

だからこそツール・ド・ヨークシャーでは、いついかなる瞬間も、油断することは許されない。1日目に早くも、総合争いが決まってしまうかもしれないから。なにしろ2015年に創設されたツール・ド・ヨークシャーの、第1回大会は、初日を制したラーシュペッテル・ヌールハウがそのまま初代タイトルをもさらい取った。昨年こそ最終3日目にトマ・ヴォクレールが区間と総合を一挙に制したが、実はこの2人がステージ優勝を飾った地は、奇しくも同じスカーブラ。そして北海沿いのこの町に、2017年大会の初日フィニッシュは引かれる。

お知らせ

ツール・ド・ヨークシャー

サイクルシーズン本格始動!
■ツール・ド・ヨークシャー
4月28日 (金) 午後11:00〜 生中継&LIVE配信 »詳しくはこちら

その他レースの放送情報も続々公開!今年も珠玉のドラマに酔いしれよう! »詳しくはこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ