写真は昨年のラリー・アルゼンティーナ。

シーズン早くも4戦終了。ここまで見えてきたのは混戦模様でした。4戦で参加4チームが1勝ずつ分け合いです。VW突然の撤退でトップクラスドライバーが分散、加えて車両規則の変更、新規参入など変化の係数が大きくなって、見ているファンには面白さが増してきました。3人ドライバー体制を組めたのがヒュンダイとフォードだけで特にヒュンダイが粒の揃った体制でしたが予想よりも苦戦しています。ヌーヴィルのモンテの失敗が効いている上にパッドンの不調もちょっと心配です。フォードは世界一のドライバーは流石に安定していますが車両の不具合が時々見られ苦労しています。トヨタはラトバラが今年はテストの年と割り切って無理をせず慎重な走りで得点稼ぎです。性能的には物足りない面はありますがラリーにはよくある終盤での上位者の脱落で順位を保っているのはひとつのやり方です。SSトップドライバーとキロ当たりコンマ5−3秒程度で追従すればチャンスはあります。ハンニネンはこれからのグラベル連戦で活路を開く必要が有りましょう。
シトロエンはミークが120パーセント操法で一人頑張っていますが自分でも言っているように自分は先頭を常に争うタイプではないと思いますが、初日のスタート順がランキングのためこのところ常に有利な位置にあり良いタイムが出てしまうのでその後競い合いに入って行き無理な戦いをしています。セカンドドライバーがもう少し頼れるなら別の戦い方ができると思いますが。
メーカーポイントは4戦終了後フォード129、ヒュンダイ105、トヨタ79、シトロエン71。
ドライバーポイントはオジェ88、ラトバラ75、ヌーヴィル54、タナック48、
ソルド47、ブリーン33、ミーク27、パッドン25となっています。

アルゼンチン・ラリーは今回で37回目の開催です。ヨーロッパから見れば遠隔の地でなんとなくエキゾチックなイメージがあります。欧州の箱庭的美しさと比較すると、無限に広がるパンパ(大草原)やエル・コンドルの月面状の奇岩など観光的な興味もあります。この地に惹かれて過去多くのドライバー達が参加しています。過去の記録を見るとシトロエンの監督をしていたギ・フレクランが現FIA会長のトッド氏と組んで1980年に優勝。シェカ・メッタ氏が奥さんのイヴォンヌと組んで2位に入っています。F1のカルロス・ロイテマンも2回参加。FIAの重鎮ミシェル・ムトン、地元の英雄ホルヘ・リカルド、ドイツのワルター・ロールなどベテランのラリーファンには忘れがたい面々の記録が残っています。伝統的にランチアが強く7勝を挙げており、シトロエンがロウブ時代に6勝しています。

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