チェルシーついに失速 疲労の色は隠せない

およそ二か月前まで、チェルシーには余裕があった。2位以下に10ポイント以上の大差をつけ、プレミアリーグを独走。早ければ4月下旬にも2シーズンぶりの優勝が決まる、と報じるメディアまで現れた。しかし、状況は急変する。

3-1の快勝を収めた24節のアーセナル戦を最後にパフォーマンスが低下し、13連勝を飾った昨年10〜12月の凄みは徐々に消え失せていった。そして4月16日のマンチェスター・ユナイテッド戦を迎える。枠内にシュートを一本も撃てず、0-2の完敗。コンディションの低下はだれの目にも明らかだった。ヴィクター・モーゼズは一対一であっさりバランスを崩し、ダヴィド・ルイスとガリー・ケイヒルはマーカス・ラシュフォードのスピードに対応できず、エデン・アザールはアンデル・エレーラに完封された。また、負傷のために長く戦列を離れていたクルト・ズーマは周囲との連携に不安があり、経験不足も露呈した。

さらに、ティボー・クルトワはプロモーションビデオの撮影中に足首を痛め、「風邪に似た症状」と伝えられるマルコス・アロンソも、ユナイテッド戦直前の練習中に、左足のハムストリングを抑えながらピッチを後にする姿が目撃されている。アントニオ・コンテ監督は、「トッテナムとのFAカップ準決勝(4月22日)には、両選手とも復帰するできるだろう」と語ったが、クルトワは全治2〜3週間との情報も飛び交いはじめた。代役はアスミール・ベゴヴィッチ。好GKではあるものの、彼が先発した場合の戦歴は4勝5分9敗だ。クルトワほどの信頼感、安定感はない。

いまこそ、チェルシーは結束しなければならない。気持ちを締め直し、さらなるハードワークが必要だ。しかし、だれがチームをまとめられるのだろうか。ゲームキャプテンのケイヒルは、常日ごろからリーダーシップが疑問視されていた。キャプテンのジョン・テリーは構想外で、なおかつ今シーズン限りでの退団をユナイテッド戦の翌日に発表するという間の悪さ。相変わらずの自己中心だ。

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