アストロズの青木宣親外野手の今季1号となる右越え本塁打は文字通り、目の覚めるような一発だった。

4月14日のアスレチックス戦。青木は前日まで敵地オークランド・コロシアム(別名リッキー・ヘンダーソン・フィールド)で打率3割6分4厘(107打数39安打)。先発のケンドール・グレイブマンとは対戦打率5割(14打数7安打)と相性が良かった。

0−1と1点を追う五回の第二打席、青木は先頭打者として虎視眈々と「そのボールを狙ってはいた」と打席に入った。

青木が言う「そのボール」とは、ヤンキースから広島に“男気”で復帰し、去年限りで現役引退した黒田博樹が投げることで日本でも有名になった「フロント・ドア」の2シーム・ファストボール=シンカーである(「フロントドア」と日本人 参照)。

グレイブマンは時速90マイル代半ばの2シームをインサイドに投げて、打者の腰を引かせ、見逃しのストライクを取るのを得意としていた。

その「フロント・ドア」2シームを、青木は狙っていた。

「あのシンカーを得意球としていて、フロント・ドアが多いというのは分っていた」

と試合後の青木。彼は三回の第一打席で、その「フロント・ドア」をしっかり捉えたが、やや腰が引けた感じですくい上げるようにバットを出して、一塁ゴロに倒れていた。

グレイブマンの思うつぼだった。

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