アストロズの青木宣親外野手を取材することが多いため、どうしても「青木はどうして1番ではなく、9番を打っているのだろう?」と疑問を持ってしまうが、現場で取材し始めた初期段階で、ちょっとやそっとでは変わりようがない現実に突き当たった。

「アストロズのリードオフヒッターはジョージ・スプリンガーなのだ」という現実に。

27歳のスプリンガー外野手は、現地4月11日のマリナーズ戦で、今季4本目となる先頭打者本塁打を記録した。開幕からの9試合で4本の先頭打者本塁打を放ったのは史上初の出来事で、通算では13本目の先頭打者本塁打だった。それはアストロズでは1位で殿堂入り選手のクレイグ・ビッジオ(53本)に次いでテリー・プールと並ぶ2位タイの記録だった。

「塁に出るために、ハードに打とうとしているだけの話なんだ。誰が後ろを打っているのか分かっているし、塁に出るのが僕のプランなんだ」

と試合後、日米のメディアに囲まれたスプリンガー。身長は190センチ以上あり、体重も93キロある。とても典型的なリードオフヒッターに見えないが、なるほど、去年までの出塁率は3割5分を軽く超えている。ただし、今年はまだ打率も出塁率も例年より低く、過去4割5分程度だった長打率が6割を超えているため、「1番打者より中軸打者のほうが向いているのではないか?」という話題にもなる。

「彼(スプリンガー)を中軸に置いて、打点を稼ぐ役割にしたら? と問われることについては気にしてない」

とヒンチ監督。スタンフォード大学出身の秀才で、野球が正式種目だったアトランタ五輪では米国代表で出場して銅メダルを獲得している。メジャーでのキャリアは目立たないが、2005年に現役引退後はダイヤモンドバックスやパドレスの育成部門で手腕を磨き、専門誌などで「今後、注目すべき未来のジェネラル・マネージャー(GM)候補」と評された42歳の青年監督だ。

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