4月9日のロッキーズ戦で、ドジャースの前田健太が日本人投手で今シーズン一番乗りの初白星をマークした。

打線からの援護を得られなかった前回の登板とは対照的に、この日はドジャース打線が序盤から機能する。

初回にジャスティン・ターナーの適時二塁打で2点を先制すると、2回には昨年の新人王コリー・シーガーに2ランが飛び出して一気に4点のリードを奪う。

マウンドに上がった前田は昨季、ロッキーズを相手に4試合を投げて2勝2敗ながら、防御率1.90と苦にはしていなかった。

だが、場所は打者天国として知られるクアーズ・フィールド、相手はどこからでも一発が飛び出す打線とあって、終始厳しい表情を崩さない。

援護を受けた初回と2回は3者凡退に仕留めたが、続く3回には昨季もリードオフを務めて打率.324、29本塁打を記録しているチャーリー・ブラックモンに、初球を2ランとされてしまう。

ドジャースは直後の4回にローガン・フォーサイスのタイムリーで1点を加点して盛り立てるが、前田は5回に先頭打者へ四球を与えると、ブラックモンに今度は単打を打たれて一死1・3塁のピンチを招く。

すると、続くヘラルド・パーラには低めの速球をうまく流し打たれて1点を失い、次のカルロス・ゴンザレスには犠牲フライを打ち上げられてこの回も2点を失った。

結局、前田はこの回限りで降板となり、5回で83球を投げて4失点。全体的にピリッとしない内容ではあったが、相手打線の主軸であるノーラン・アレナードを3打席とも抑えたのは好材料だった。

ともに先頭打者として迎えた2回と4回の対戦ではそれぞれ三振、ファーストゴロに仕留め、5回の勝負は2点を失った直後だったが、右飛に打ち取っている。

味方のリードを守り切り、勝ち投手の権利は得たのは先発として最低限の仕事だったとも言えるだろう。昨季同様、決して試合を壊さない投球ができるのは前田の最大の強みだ。

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