今季のヤンキースは、何かやってくれそうな予感がする。シーズンは始まったばかりだが、目下4連勝。その“勝ち方”が逞しいのだ。

エース田中将大が、開幕から2試合続けてピリッとしないうえ、攻守でチームの柱だったゲイリー・サンチェス捕手が、負傷離脱(1カ月ほどかかるらしい)。1勝4敗と沈んだ翌日から、チームは巻き返して4連勝を収めた。

11日のホーム開幕戦を任された先発のマイケル・ピネダは、7回途中まではパーフェクト。地元ファンも沸き立つ勝利劇の立役者となり、アーロン・ジャッジとアーロン・ヒックスという「Wアーロン」が、ここぞの場面でホームランを連発。ピンチをものともしない爽快な勝ち方をみせている。

ヤンキースは昨季、シーズン途中に高額年俸の主力を放出し、「再建中」とレッテルを貼られそうになったところで、サンチェスら若手が驚異の活躍を見せ、プレーオフ戦線にしぶとく食らいついた。

トッププロスペクトが居並ぶ今のチームは、“計算ができない”要素が多いながら、マイナスをプラスで補う底力を秘めている。

まずは、“計算できる”はずの、エース田中の復調が待たれる。明日のカージナルス戦は、インターリーグ開幕戦。

田中は本拠地ヤンキースタジアムで今季初登板。今度こそは仕切り直しの好投をみせ、チーム沸き立つ5連勝へと導きたい。

◆WBCプエルトリコ代表モリーナが正捕手、クローザーは元阪神オ・スンファン

カージナルスの正捕手は、先のWBCでプエルトリコ代表を率いたヤディア・モリーナ。メジャー13年目の34歳は、百戦錬磨でチームの要。

6日のカブス戦では、プロテクターのお腹の部分にボールがくっつく“珍事”が起こり、日本でも話題になったが、「何が起こったかわからない」とモリーナに処分は下されなかった。

4月8日からは3試合連続ヒットに、10日から2試合連続で打点をあげるなど、バッティングにも影響はない。名捕手がリードするカージナルスの投手陣を、ヤンキース打線は攻略できるか。

もし、カージナルスが勝ち越して9回を迎えれば、クローザーにはオ・スンファンが登場する。

2015年まで阪神タイガースで守護神を務めたスンファンの“石直球”は、メジャーでも健在。「ストーン・ブッダ」「ファイナル・ボス」とのニックネームで、チームからも“崇拝”されているようだ。

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