キャンプからオープン戦、注目を集めるドラフト2位ルーキーは見事に開幕1軍、そして開幕戦のスタメンを手に入れた。

「チームが走塁野球を掲げてくれたのも自分にとっては良かった」と謙遜するが、毎日の初体験をクリアしながら、目指す場所『開幕スタメン』にたどり着いた。

開幕戦、京田の身体には、初めて東京ドームの守備位置についた時の感覚がまだ残っている。

ショートから満員のスタンドを見渡した京田は、「初めて足が震えました。ボールに触ったら落ち着きましたが、しばらくは膝がガクガクしていました」と話す。

ここまで(4月10日時点)33打数6安打2打点 打率.182 盗塁1、堂々とした数字に見える。初安打初打点、そして武器でもある初盗塁も記録したが、京田は自ら切り出した。

「あと初エラーもです。あれは忘れられない」。『あれ』とは、4月8日ナゴヤドームのベイスターズ戦。1-1の緊迫した投手戦。延長に入っていた。

1点が勝負を分ける大事なイニング先頭打者。代打山下のなんでもないショート正面のゴロをまさかのトンネル。股の下を抜けた打球はレフトに転がっていった。結果、その回は0点に抑えたが、大ピンチを招いてしまった。

「僕はどちらかと言えば失策の多い選手ですが、トンネルしたのは何年ぶりだろう。記憶にないくらいです。僕のエラーでピッチャーの人生を変えてしまいかねないのが、プロ野球なんだと思いましたね」。プロの舞台で野球をする重圧や責任感を痛感した失策だった。

そして、大先輩の荒木からの言葉に救われた。「ミスを引きずってもこの先、何百試合も続く。落ち込んでも明日の試合は待ってくれない。切り替えろと言われました。引きずってまたミスを繰り返すのが一番ダメですから」。

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